御師。

グレートジャーニー
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グレートジャーニーの最終目的地に到着すると、その目的地と異国を結びつける証拠のような紋章があるので、それを写真に撮ってきてくださいと参加した皆さんに依頼。

その敷地内で探そうとすると見つからないので、外に出た結果、僕もその紋章を見つけて写真を撮り、少し周囲を歩いていました。

しばらくすると、牧さんとみずほっちがある家にお邪魔してお話をうかがっているっぽかったので、島田さんと洲嵜さんとその家にうかがい、観察することに。

家の前に出されていた看板のようなものを見て、どこかで見たことがあるなと思っていたら、その家は御師の家でした。

御師とは「おし」と読みまして、お伊勢参りをお世話する人たちです。お伺いした家は森家でして、なんでも伊雑宮御師の家系だとか。

お話を聞くことができた現在の森家のご主人は当然ながら御師をやっているわけではなく、しかし御師の存在を語り継いでいく語り部のような、そんな人なのかなと思います。

僕はほとんど聴き取れなかったのですが、島田さんが言うに、「小野さんが調べた御師について、詳しく話してくれましたよ」とのこと。

僕が調べた情報というのは二次情報や三次情報なわけですが、森家の方が語る情報も二次情報や三次情報かもしれないけれど、先祖から語り継がれてきた伝承というのは、より価値が在るように思います。

当事者の一家、というのはそれだけで重みがあるように感じます。

御師を「おんし」と読む場合は、外宮の御師だとか、無私でもてなすとか、僕がリサーチした御師とは異なる姿が登場し、つくづく様々な視点でモノを見ることは大切だと気付かされます。

神職がマーケティングをしたら御師になった、というふうに考えていた僕ではありますが、やはり様々な見方をしなければならないよな、と学びました。

そうそう。

伊雑宮では御田植祭が毎年6月24日に開催され、おお、長男の誕生日だ、、、コレは日本三大御田植祭なのだとか。

日本は「豊葦原の瑞穂の国」という美称がありますから、豊かに実るお米を神事と切り離して考えることはできません(私見です)。

神棚にお米を供えるように、ですね。

伊勢神宮に到着し、事あるごとにみずほっちに「稲が実っていますよ」とか「瑞穂の国ですよ」と伝えていたのですが、「グルメツアーでしたね」という感想がそうであるように、日本人のルーツを辿るというのは、そういうものなのかもしれません。

今回のジャーニーでいただいた食事も、これまでのジャーニーでいただいた食事も、基本的にはその土地のものを頂くようにプランニングをしていました。

行く先々でとれる食材、海のもの山のもの、土地の名前を冠した牛や馬たち。

石垣島、稚内、北九州、そして伊勢と味わいも表情も、特徴がありましたね。

豊かに稲が実るように、国が栄える。

そんな美称を持つ国で生きる僕たちが向かう先は、どんな未来でしょう。

自分を振り返る、いい機会になりました。

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