夕方から映画を観に行くぞというので、それなら仕事してくるわと先ほどスターバックスに移動してきました。
昼時になるとオフィス街というせいもあるのか人でごった返す通りにはありますが、その通りを抜けてビルに入ると、スターバックスの中は昼時だというのにエラい空いておりまして、屋台街はごはんを食べるところ、スターバックスは食後に甘いコーヒーを飲むところ、というような感じで棲み分けが進んでいると感じています。
日本のスターバックスのようにプリンもあるしサンドイッチもあるしで、種類は違えども、割と食べ物も充実しているように思えますが、
スターバックスのコーヒー価格で、むしろそれよりも安い価格で昼ごはんが食べられることを考えると、おやつ的なパン類を食べようとは思わないのかもしれません。
それも時が経つに連れて、日本のようになるのかもしれませんが。
ふと隣にやってきた女性と男性をみてみると、テーブルの上には屋台で買ってきたお弁当のようなものが。ああ、スターバックスは店外で買ってきたものを食べてもいいんでしたっけ・・・タイの場合は、割とどこでもそうですが。
ところで本日の注文時におもしろいことがありました。
「カフェアメリカーノ、グランデ・・・ホット」
といつものように注文したところ、グランデのカップを見せてくれたので「カップ」と頷き、お会計。
200バーツをわたして80バーツのお釣りを待っていたところ、あれ、5バーツコインが紛れている。
おかしいなと思ってお札を数えてみると、なんだか足りない。
値上げしたのかな、と一瞬思いましたが、一昨日買った時に120バーツだったものが、2日後に155バーツになるとは考えられないな、と感じまして、レシートを確認。
すると謎が解けて、キャラメルマキアートを注文しておりました。
なるほど。カフェアメリカーノがキャラメルマキアートに聴こえた、というわけですね。
これが個人的にはツボでして、確かに母音の数が8つと9つで聞きようによっては8つに聞こえるかもだし、実際に繰り返し発音してみても似ている(似ているかな?)。これは間違えてもムリはない。
でも、向こうはスターバックスでレジを担当しているのだし、僕みたいに聴き間違えるってそんなにないだろうな、と思ってみると(注文後に復唱しており、それを僕がキャラメルマキアートだと聴こえなかったのだから、こうなったわけでもあります)、
たぶん、タイにいてカフェアメリカーノを頼む人はいないだろうという思い込みが働いた、というのもあるんだと思います。
ご存じの方もいると思いますが、タイにおいて苦いものを頼む人はそういません。例外はビールとか程度でして、コーヒーをブラックでと頼んでも、真っ黒いコーヒーに砂糖がドカンなんて普通の話。
僕の妻を見ていても砂糖を二杯とかそんなレベルじゃなくて、五杯とか十杯とか、そんなレベル。
僕のようにアメリカーノを飲む人もいるでしょうが、多分それは少数派なんだと思います。
私見ではありますけれど、こう考えてみるとカフェアメリカーノをキャラメルマキアートと間違えるというのは、それはそうだろうと納得してしまった次第です。
そういえば以前から、カフェアメリカーノを注文すると、「ホントに?」という感じで怪訝そうな顔をされることを思い出しました。
人は自分の聞きたいように聞いているというのは、その通りなのだろうな、と思った先ほどの出来事でした。
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