早く書くためにはリサーチ量にこだわる。

License to beat
この記事は約4分で読めます。

早く書くことはある局面においては大事ですが、もっと大事なことは納品に足るものであるかどうか。

例えばクライアントが全くそれを見なかったとしても、WEB上にアップすることでクライアントが望む成果を得られるかどうか。

アクセスを集めるならキーワードの選択はもちろん、本文との整合性は必須ですし、滞在時間を延ばすならば読み手が求めている情報を書くことは必須。

僕はセールスライティングクラスにおいて、早く書くことを勧めていますが、精確に言うとクライアントの求める成果を約束する記事を、早く量を書くことを勧めているわけであり、単に早ければいいというわけではない。

書き続ける限り文章力は増しますからドンドン書き続けて欲しいのですが、お金をもらう立ち位置である以上、それにふさわしい細やかさは欲しいなぁ、と思います。

自分がクライアントなら、そのファイルを受け取るかどうか。

この問いかけってごまかすことはできないと思っていて、自分がそのファイルにお金を払うとなったら、誤字脱字が気になるかもしれませんし、文法のミスが気になるかもしれませんし、句読点の少なさが気になるかもしれません。

そういう視点を持って書けるかどうかが、結局のところ依頼され続けるかどうかを決めるのだと思います。もちろん、そういう箇所は評価せず、文章の独自性を見るクライアントさんもいるでしょう。クライアントに応じて、評価は違う。

だから、早く書けるようになるためにはリサーチ量にこだわる。これはクライアントそのもののリサーチも含めて、ですね。市場と商品のリサーチというと、どこかで聞いたことある話でしょうが、市場は二つあるというと「?」な人もいるでしょう。クライアントさんとクライアントさんのお客さん。どちらも、ライティング担当にとっては市場だと思いますよ。

なぜリサーチ量にこだわるかというと、

自分が好きなこと、夢中になっていることを文章にして書こうと思った場合、自分の言葉で表情豊かに書くことができるでしょうし、

書き言葉は得意でなくとも、話し言葉で語り続けることができるでしょう。自然に語ることができるようになるからです。

ライティングを行う場合、リサーチによってこれに近い状態を作り出すことが求められます。

ダイレクト出版の寺本さんがアプレンティスで、

「興味の湧かない商品なら、コピーを書くことをパスしてもいいですか」

と聞かれた時、

「パスしてもいいですが、リサーチすればするほどその商品に興味が湧くものです」

と返していました。

これには深く頷くところでして、例えば本のセールスレターを書く場合、僕はブレットを書きながらリサーチを進めていました。

最初は興味が湧かず、書き出せるブレットも本に書かれた特徴を書き写すだけ。

しかし、読み進めるうちに興味が湧いてくると、「ああ、こんなベネフィットがこの特徴から生まれてくるな」となり、さらに興味が湧いてきたんですよね。

だからその商品やサービスに夢中になるほどリサーチをする。

そのためには量をこなす必要があるでしょうし、広くリサーチすることも深くリサーチすることも必要でしょう。

結果として早く書けるようになるのであり、早く書くことは目的にならない。

目的はクライアントの要望に応えること。

そのために、アクセスを集め、滞在時間を延ばす記事を書く。セールスレターならば、レジを鳴らすレターを書く。

そのために、それを満たすリサーチなどインプットやライティングなどアウトプットが必要になる。

そのために、量にこだわる。

量は質に転化するとはよく言ったものですが、クライアントが求める結果をもたらすにふさわしい質は、量をこなすことで自然に、そして必然的に得られるのだと思います。

クライアントが支払う報酬に見合う価値を提供できているだろうか。

常に、問いかけて欲しい質問です。

答えは、クライアントが教えてくれるはずですが、その答えが望ましいものであるように、日々鍛錬してほしいなぁ、と思います。

セールスライティングスタートアップガイドの無料入手はココから↓




コメント

タイトルとURLをコピーしました