こんにちは。小野です。
セールスコピーを書いて報酬をもらうコピーライターには、大きなお金(たとえば着手金プラス売上からロイヤリティとか)を獲得できる人と、そうでない人がいるようです。
いるようです、と書いたのは厳密に誰がいくら獲得しているのかを私が把握していないからですが、
それでも自分自身が仕事をしてきた経験から、想像することはできます。
もしあなたがセールスコピーの技術を身につけ、そして大きな報酬を手にしたいと思っているなら、一つアドバイスがあります。それは
セールスを経験し、セールスプロセスとセールスマインドを獲得すること
です。
なぜコレが必要なのか?その秘密をお知らせすると・・・
□セールスレターを書けるだけだと価値がないから
ずばりこの一言で表現できてしまうのですが、セールスレターというものはスワイプファイルをマネすれば、誰でもそこそこのものは作れます(もちろんコツとか基本的な文章力は必要です)。
私がコレまで見てきた中には、まさにセールスレターもコンテンツもマネどころか盗んでいるような、倫理上これはどうなの?という方もいらっしゃいますが、
つまるところコレが意味することは、マネすることは簡単にできてしまうゆえ、あなたにセールスレターを発注しなくとも、セールスレターを依頼するようなクライアントならば、自分でもある程度書けたりできるはずですよ、ということです(なぜなら、自分でも書けないとセールスレターの良し悪しを判断できないからです)。
仮に自分で書けないならば、人に依頼するでしょうが・・・コレはコレで問題があり、
それは、セールスコピーの価値がわからないから、そもそも大きな報酬を払おうとはしないということです。
ダイヤモンドの価値がわからない人にダイヤモンドを売ることは難しいでしょう。コレと同じです。
もちろん、価値がわからない方に価値を理解してもらい、あなたにとってもそのお客さんにとっても良い取引をすることは可能ですが
コレは時間を必要としますし、これこそまさにセールス経験とセールスプロセス、そしてセールスマインドがないと実現することはできません。
なぜこれらの経験やスキルが高額報酬を得るのに必要かというと、
クライアントがあなたに支払う報酬を、経費としてではなく投資として支払うように、思考を切り替えさせる必要があるからです。
あなたにセールスレターを発注する場合、多くのクライアントにとってはセールスのプロセスが出来上がっていて、いうなれば営業マンの代わりにセールスレターを使ってみようか、という状態です。
つまり、あなたがダメでも他がいる、という状態です。代えがきいてしまうような、経費のような扱いをされるうちは高額報酬を得ることはできません。
ですから、セールスの経験をし、セールスプロセスを自分で組み上げることで、クライアントがどこで何にいつ困るのかを理解することが必要です。
たとえば、クライアントがダイレクトマーケティングで新規取引客を増やしたいと考えているなら、
彼らが求めるのはいかにしてWEBやDMから新規客のリストを獲得し、彼らにセールスする土壌を作り出すか、
でしょう。
つまりその提案ができる人、セールスプロセスも考えて提案し、実現できる人が欲しいわけです。
こういう人に対する支払いは投資になりますよね。なぜなら、お金を投じることで新たなお金を生み出し続けることができるからです。資産になるということですね(この場合、PPC広告を作成する技術とかステップメールで買いたくなるようにする技術が必要ですよね)。
セールスレターを書けるだけだとクライアントが作ったセールスプロセスの歯車の一つに過ぎませんから、
普通に考えれば、これで高額報酬を請求できるはずがないのです(もちろん、例外はありますし、請求できる場合も、できる人もいます)。
お客さんが困っていることを解決しようとすることこそセールスマインドの基本的なところだと、私の知人は話していましたが、
だからこそお客さんが何に困っているかを知り、それを解決するためにセールスプロセスを設計出来る技術が必要ということです。
セールスコピーのスキルをアップさせたいなら、そのスキルアップにフォーカスする必要がありますが、
覚えておいて欲しいのは、
セールスコピーのスキルとセールススキル、セールスマインドは切っても切れない関係にあるということ
コレを理解しないと、どんなにセールスコピーの勉強をしてもあなたが望む報酬を手にすることはできないと思います。
P.S.
セールスマインドの獲得はもちろん、お金を引きつける人生を歩むなら、この本は必読です。
http://beatthecontrol.net/l/u/dknobs26
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