お楽しみ様です。小野貴正です。
昨日、かなりドキッとしたことがありました。それは何かというと・・・
「セールスライターは食えない」
2016年2月15日の「ワイルドサイドを歩こうよ」ブログ。しかし、このタイトルを見てドキッとしたわけではなく。
なぜなら、僕自身、セールスライターを志望する動機として言われているような、時間と場所とお金の自由はそこにないんじゃないかな、と考えているからです。だから「セールスライターは食えない」。そしてそれを伝えたのがビーコンライブセミナー@名古屋でした。
ちなみにですが経験上、わかりやすいので金額換算すると、月収なら税引き前50万円とか100万円なら「セールスライターとして」報酬を得ることはできました。月収20万円から30万円ならなお現実的。オウンドメディアの記事だけでもつい先月、ビーコンコーチングのある1人がこれくらいの請求書を出してきたので。コレは他のクライアントさんに仕事を取りにいっても、同じくらいは現実的に得られるんじゃないかな、と思う。もちろん、相応の行動を伴ってこそ、ですが。
しかし、その代償は時間じゃないかな。場所も・・・どこにいてもライティングはできるかもしれないけれど、納期が迫ってきたらどこにいても同じっていうね・・・いや、ちょっとは違うかな、雰囲気が。スタバじゃなくてタリーズにしようかな、とか、海じゃなくて山のほうが書きやすいかな、とか。
コレはダイレクト出版の方も言っていたのですが、実態としてセールスライター志望の方で時間と場所の自由を求めている方ってそんなに多くはいなさそう、とのこと。コレは2015年の4月か5月に聞いた話ですから、今は変わってきているかもしれませんが。
たぶん、セールスライターを志望する人の中でも会社員や公務員からの転職を考えていたり、別の自営業からの転職を考えている人は、時間と場所の自由よりも「安定性」を求める人のほうが多いように思います。
だから安定性という尺度から、「セールスライターは食えるのか」を考えてみると・・・
セールスライティングの案件を受ける時の契約にもよりますが、都度請負だと安定性はかなり難しそうです。定期的に依頼をくれるお客さんはどこにいるんだよ、ということになりますし、今月依頼してくれたお客さんが来月はいなくなっている、ということもある。
会社からの依頼なら、担当者の変更により別のセールスライターに依頼されてしまったなんていうのもありますし(近いことを体験しました)、結果が出なくて契約解除なんてのもあります(コレも体験済み)。
だから月収のような瞬間最大風速を楽しめるような、そういう人ならば請負でのライティングでもいいのでしょうが、安定性を求めてのセールスライターならば、他の仕事をした方がいいように思えます。それこそ、転職とか、ね。会社専属のセールスライターでもいいわけです。セールスライターとして就職する。
あとは、契約方法を変えること。請負じゃなくて、成果報酬とか。
しかしココでまた躓くのが、「営業したくないのですが・・・」というもの。こう思っているならば、セールスライターはホントに難しいと思います。「セールス」を担当する人が営業したくない、というのは普通に考えれば理解し難い。セールスライターはセールスパーソンです。実際、セールスライターじゃないけれどもセールスパーソンにセールストークをさせてみたら、これだけでなかなか優れたセールスレターになるもの。
つまるところ、セールスライターという虚像に憧れて勉強をはじめる人ほど、本当に現実を知らないと思う。が、時間や場所の自由がなくても構わない、ただセールスライターになりたい、ということであれば経験上、食えなくはないかな、と。安定性は行動次第であることは、加えておきます。
さて、ここまで書いておいてなんですが、冒頭の「ドキッとした」ことをホントは書こうと思ったんですよね。
どこにドキッとしたのか?
長くなったので、続きは明日。
P.S.
セールスライティングスキルは、あったほうがいいと思いますよ。
コメント
[…] 前提となる小野さんの記事というのが、、、 ドキッとしたことは別にあるのだけど、とりあえず「セールスライターは食えない」、のか? ドキッとしたことを書く体力がなくなりまし […]