タムブンで年越し。

ちょうど日本では新年を迎えたあたりから、僕はタイのお寺でタムブンを開始していました。

妻が年越しをタムブンして過ごすとラッキーなの、というので、長男次男も一緒のタムブンです。

ああ、この場合タムブンは、お寺でお経を唱えて過ごす時間も含めています。

タイ時間で22時にお寺に入ると、まあ見事に白い服を着たタイの方々でいっぱいです。

お寺によってカラーが有るようですが、このお寺ではやってきた方々は椅子に座り、頭に白い糸を垂らしています。

それを見たときぱっと思い浮かんだのは、『蜘蛛の糸』でした。いや、実は「羅生門』に描かれていたと勘違いしておりまして、ああ、コレは短編集だから「羅生門』というタイトルの文庫に『蜘蛛の糸』が入っていたのだな、と。

なんでそういうふうに思ったのかはわかりませんが、人々の頭に蜘蛛の糸が垂れているかのような様子は、我を抜いているかのように思えまして、コレが微笑みの都、クルンテープの姿なんじゃないか、とひとりごちていたんですね。

それで僕も椅子に座り、次男の頭に糸を垂らしたあとは自分の頭にも糸を垂らしまして、聞こえてくるお経はわからないので、目をつぶって瞑想しておりました。

すると次男はウトウトしはじめて、しかし健気にも手を合わせているではありませんか。

そのまま1時間ほど次男は頑張っていたのですが、やがて見かねた妻が立ち上がり、帰ろうかと一言。

次男を抱き上げて、お経のなかを出口に向かい、お布施をしてタクシーに乗り込み、コンドミニアムへと向かいました。

部屋に到着するやいなや次男は寝てしまい、しかしパジャマに着替えさせねばと「着替えるよ」と声を掛けると、何やら次男はつぶやいています。

「お父さんと一緒に寝る」

なんて可愛いことを言っているので、仕方がないなぁーと次男を着替えさせたあとは一緒に眠り、気づいたらタイ時間でも年を越していました。

起き上がると長男と妻はリビングで寝ており、どうやら年末特番的なものとかLINEとかを楽しんでいた様子。

今日はこれから脳外科のお医者さんとランチミーティング。チュラロンゴーン大学で何かを教えている日本人の先生を紹介してくださるのだとか。

その後は昨晩できなかったタムブンをしに、ワットフアランポーンへ。

普段と変わらない一日です。

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