成果を出すには、正しいやり方を知る。どうやって?

ビート・ザ・コントロール
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その昔、父の高校時代の同級生が、家にやってきてくれまして、四国大会の決勝までいった、つまり甲子園の一歩手前までいった腕前ですから、野球の知識が豊富。

当時小学生だった僕はそのおじさんと一緒にお風呂に入り、「ここを毎日お風呂入ったときに揉むとな、身体が柔らかくなってうまくなるんだよ」のようなことを言われ、

実は今でもそれを続けているほど、習慣づけられています。もう33年程度やっています。この腰のマッサージと手首のトレーニングは毎日やっていました。実際、それで野球をやっていた頃はパカパカ打っていたので。ああ、父に言われて当時は毎日走っていた、足腰を鍛えていた、というのもありますが。

しかし・・・

そのおじさんに言われていたとおりに毎日「このへんかな・・・」と腰を揉んでいたのに、身体は柔らかくならないまま、だったんですよね。

いくら淡々とあることを繰り返し、グイグイと突破していきますよね、と言われる僕でさえコレは何かがおかしいのでは・・・と思ったものの、それでも淡々と繰り返してきたのには笑ってしまいますが。

コレ、ふとしたことがキッカケで、コレは間違った箇所を揉んでいたのだ、と気づきます。

先日、大阪の鈴木さんのもとに2回ほど通う機会があったのですが、そこで驚くべきアドバイスに直面しました。

「小野さんが喜んでやっているようでしたので、伝えていなかったのですが・・・小野さんは、おしりの筋膜リリース、控えめにした方がいいかもです。やったほうがいい人とそうでない人がいますので・・・」

こんなことを言われたわけです。

実は、おしりの筋膜リリースって個人的にはラクなので、どこでもボールをおしりの下に置き、グイグイエイエイと筋膜リリースに励み、確かにそれで寝起きに腰が痛まないようになったのですが、

まさか現在の腰痛はやり過ぎが原因だったとは・・・。

じゃあ鈴木さんはいったい僕のどこをみていたのかというと、例のおじさんに言われた腰のあたり。太ももから腰にかけての筋肉のあたりだと思うんですけれど、僕はそこが短くなっていると。だからそこをダイナミックストレッチをやって、筋膜リリースして・・・とアドバイスをくださいました。

実際、その教わったダイナミックストレッチをやると短くなっていると言われた箇所に引っ張られる感じで伸びにくい。

そして、筋膜リリースをしようとすると、今までにないほどの悶絶。まあ、痛い。

それで、気づいたわけです。この箇所をリリースすると可動域が広がるわけだから、柔らかくなる、ともいえるのだろうと。

あ!あの松江のおじさんは、ここを揉んで筋膜リリースしておきなさいよ、と33年前に教えてくれていたのか!

・・・となりました。僕は、おじさんに言われた位置は「骨」そのものだと思っており、周辺の筋肉だとは思っていなかったのです・・・骨を毎日揉めば柔らかくなるんだろうと・・・。

今思えば、当時から正しい場所を揉んでいたら、野球でエラい活躍ができたんじゃないかと想像力がたくましくなります。

成果を出すためには正しいやり方を知る必要もあると思いますが、それはその道の第一人者、プロフェッショナルですね、そういう人に師事したほうがいいんだなぁ、と思った出来事でした。

気合も大切ですが、気合の前に、ちゃんとはしごを掛けないとね、って話です。

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