再び世界一周を。今度は子どもを連れて。

ビート・ザ・コントロール
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「10日間でセールスレターやステップメールなど一式を書き上げられませんかね??」

こう相談された縁があり、依頼を考えていた人と会いに川崎へ。

かつて世界一周を奥さんとし、今度はお子さんも連れて2021年に世界一周の旅へ出ようと計画している起業家です。

なぜ、2021年なんですか?

そう聞いてみると、こんな言葉が返ってきました。

今、息子は3歳なんですけど、小学校に入ったらそう時間をとることができなくなると思います。

だから、小学校へ入る前に世界一周をしたいと考えました。

小学校へ行くと、本とかでいろいろなものを知るじゃないですか。都市とか出来事とかものとか。

先に世界に出て、いろいろなものに触れて体験してもらいたいと思ったんです。

それで、ああ、あの時どこどこで触れたものは、この本に書いてあることだったのか。

教育に関してコレだけは、大切にしたいんですよね。

ほぅ、と思いました。体験させて、本を読んだらより興味を持って、という流れ。

そういう流れも、ありますよね。体験してから、学ぶ。

身体で覚えたことというのは、記憶の奥深くに溶け込んでいて、その人の思考や行動に影響を与える、判断基準になる、そんなものだと僕は感じているのですが、この教育はいいな、と思いました。

話を聞いていて思い出したのは、シベリア鉄道の旅を長男次男と一緒にしようと考えていること。

まだ走っていれば、北京からモンゴルを抜ける列車に乗り、ロシアに入ってからシベリア鉄道と接続して、そのままモスクワへ。

途中の停車駅なのか駅周辺での停車なのかはわかりませんが、バケツをおたまでガンガンと鳴らしてやってくる、恰幅のいい女性たちから漂ういい香りに誘われて外に出ると、バケツの中には所狭しとピロシキの山。

具はあまり入ってないそうですが、それを3つ買ってアツアツのまま息子たちと頬張って。

やがて発車するシベリア鉄道まで走っていって飛び乗り、ピロシキをくれた女性を振り返り、手を降って車内に戻る。

車内に帰ると、同席したロシア人とモンゴル人とピロシキの話になり、「イクラってロシア語でもイクラーなんだよね」と話をする。コミュニケーションの幅が広がる。

ウォッカで乾杯して、息子たちもちょっと舐めてしまって、僕はお酒が苦手だから3人で眠り込む。

こんな体験ができるといいなぁ、なんて思っているのです。

タイの場合、3月後半から5月前半までの2ヶ月が休みになるので、1ヶ月使って中国・モンゴル・ロシアと列車で旅をし、エストニア・ラトビア・リトアニアを抜けてポーランド、そしてドイツ。

調べると北京からモスクワまでのシベリア鉄道は1週間の行程らしいので、うん、いけそう。2週間でロシアからポーランドまで。1週間でポーランドとドイツ。で、フランクフルトからバンコクへ。

広がりのある、いい話を聞くことができました。ありがとうございます。

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