ジャンボカツカレーの後はジンギスカンの食べ放題となりまして、一体オレは札幌まで何をしに来たんだろうと混乱するひとときを過ごしておりましたが、
その後にお会いしたワイルドサイド部員でもあるジーパンことイノックさんのおかげで、札幌ならではの経験をすることができました。
札幌ならではの経験。
それは、シメパフェ。
沖縄ではシメにステーキですが、札幌ではシメにパフェ。
これは初めて聞いたということで、あ、ジャンボカツカレーを前菜に、ジンギスカンがメインでデザートにパフェという、なんだかフルコースみたいな展開になりましたが、
その土地のものを食べるとか、その土地の文化に触れるというのは僕にとっては情熱が湧いてくることのようで、イノックさんの白玉は愛だエピソードをうかがいつつ、通常は1時間待ちもデフォルトという人気店「ペンギン堂」にて、シメパフェをいただいてきました。
このペンギン堂。
店のつくりはその場所を知らないと素通りしてしまうよな感じになっておりまして、お店の前に看板など無く、飴色の光がアンティーク調の木製ドアにはめ込まれたガラスから薄っすらと見え、そのドアには小さくペンギン堂と書かれた程度。
店に入ると、運良く2席空いておりまして、イノックさんが「並ばずに入れるとは」とビックリするほど。
店内はバーのようなつくり、というがバーですね、あれは、になっておりまして、カウンター席とテーブル席があり、カウンター席の上部にはマッカランなどのウイスキーがズラッと並ぶ。
そしてところどころに、店名にもあるペンギンの置物がちらほら。
シャンデリアなどの証明は全てアンティークというか、イノックさんがいうにヴィンテージもののようでして、木製の歴史を感じる店内の雰囲気とフィットして、暖かみがありました。
メニューを見るとお酒の他にはパフェ。このお店ではパルフェと呼ぶようですが、昨日は栗とメープルのパルフェを注文。
カウンター席に陣取り、パフェを食べながら白玉は愛だとか賢者舎の話とかビジネスの話をしていたのですが、食べる場所が異なればパフェもまたオトナの雰囲気漂うツールに変化するかのような、そんな感覚を覚えました。
イノックさんがいうに、シメパフェという言葉を考えた人はすばらしいと。わかっている人はいるんだ、というようなことを言っておりまして、
確かにパフェって北海道産の原材料が活躍しそうですから、僕もこれはうまいな、と思いました。
なんでも初音ミクを世に出した方々がシメパフェという言葉も生み出したのだとか。
沖縄にしても札幌にしても、独自のシメ食があるのは面白いと思いましたし、実際にそれを地元の人が食べているのですから、回転もあっていいなぁ、と。
プロモーションをするとき、どこに光を当てるかというのは大切ですが、そんなことを思い出させてくれる、シメパフェ体験でした。
しかしバーとしてみれば普通ですけれども、パフェを食べるお店が24時までやっているというのは、驚きでした。
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