城ドラに学ぶ仕事術。

ビート・ザ・コントロール
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強く、上手い人ほど基本がしっかりしている。

これは島田さんが主催した『城とドラゴン』、通称『城ドラ』ですね、このオフ会で感じたことですが、強くて上手い人ほど、初歩的な技術を大切にする。

その初歩的な技術の中でも、本当に城ドラをやり始めた人が今日から使える技術に、「重ね剣士」というワザがありまして(呼び方は人それぞれかもしれません)、これはどんなワザかというと、文字通り、剣士を重ねるというものです。

城ドラをやっている人なら「ああ、重ね剣士ね」と一度は聞いたことなりつぶやいたことなりあるかと思いますが、知らない人のほうがこのブログの読者さんは多いかと思いますので、

写真付きで解説します。

本記事冒頭で目に飛び込んでくる写真を再掲します。これが「重ね剣士」を成功させるための剣士配置図です。3人の剣士が並んでおりまして(ちなみに彼らにはベネマンという名前をつけています)、試合が始まると目の前にある「砦」を獲得しに向かいます。

そして二枚目の写真がこれ。一見ひとりの剣士に見えますが、これは「砦の上側に剣士が寄った」結果、3人の剣士が重なって見えるものです。ですから、ひとりに見えるのですが、本当は3人、ということですね。

こんな感じで、砦をえいえいと叩き、赤旗が立ったら自分の陣地として獲得、ということですね。

もしかしたらここまで読んでくださったなら、「そもそもなんで重ね剣士などする必要があるのか?」と思われるかもしれません。

確かに、重ね剣士をしようが、3人の剣士をそのまま直進させて砦をえいえいと叩こうが、ひとりひとりの攻撃力は同じですから、砦を叩いて自分のものにできる時間も同じなのです。

城ドラは、ある意味陣取りゲーム的な側面がありまして、試合の序盤、というか開始時点ですね、この時に勝敗を分けるポイントとして、

いかに砦を自陣のものにするか

が挙げられます。1回の試合で砦の数は、3つから4つ。多くの砦を獲得するほどに、砦よりも対戦相手側に自分のキャラクターを置くことができるわけです(剣士以外にも、ゴブリンとかレッドドラゴンとか、魔導騎兵とか、ロボとかいます)。

もちろん、単に序盤で獲得する砦の数が多ければいい、という単純なものではなくて、「召喚コスト」なるものをいかに少なくするか、も大きなポイントになります。基本的には、いかに相手よりも少ないコストで砦を多く獲得するか、ですね。

なぜなら、例えば剣士ひとりを試合に送り込むためには「1コスト」必要なのですが、序盤で砦を全て獲得しても、その時点で自分の残コストが「ゼロ」で、相手のコストが「20」も余っていれば、あっという間に砦を取り返されてしまうからです。

いかにエネルギーを余らせるか、ですね。

それで、重ね剣士。

城ドラの開幕時に打ってくる手のひとつに「大砲」というものがあります。なぜ開幕時に大砲を撃つのかというと(撃たない人もいますし、状況により撃つ撃たないを決めることもあります)、「剣士を吹き飛ばすことが可能」だからです。

ピンときた方もいるかと思いますが、3人の剣士をそのまま直進させてしまうと、3人共大砲イッパツで吹き飛ばされてしまうんですね。だから、砦をえいえいと叩くことができず、もしくは途中まで叩いても吹き飛ばされてしまうから、砦を獲得することができない。

そこで、「重ね剣士」の登場です。

重ね剣士(ただし3人の)になると、大砲を撃たれても全員はイッパツでは吹っ飛ばず(吹っ飛ばされることもあるそうですが、僕は未確認です)、重なっている2人が飛ばされても、最後のひとりが大砲に耐え、砦をえいえいと叩き続けてくれるんですね。だから、大砲を撃たれても砦が取りやすくなる(大砲連発されるとアレですが)。

これができると砦が取りやすくなることももちろんなのですが、相手に余計なコストを使わせやすくもなるんですね。

大砲の召喚コストはイッパツに付き「2」ですから、通常なら2コストで吹っ飛ばせたところ、4コスト、あるいは焦りを誘い6コストとか使わせることも可能になってくるわけです。

ここ2週間ほど、仙台の城ドラフェスや東京でのオフ会で、全国レベルの方々の開幕時を何回か見ていたところ、相手が重ね剣士をやるかどうかを見るのはもちろん(それで大砲を撃つかどうか決めるわけです)、自分たちは必ずといっていいほど、重ね剣士をやっていました。

上手い人というのは、基本に忠実というか、そんな印象です。

これ、仕事においても同じでして、我流でやる人ほど伸び悩むとか、あるいは伸びないとか、途中で失速するとかって聞くところではありますし、自分自身を振り返ってみても、そうだなぁ、と感じるところです。

だから自分が求められていることをやる、求められていることから卓越性を発揮して世の中に価値を生み出し続けるというのは、客観的に自分を眺め続けるためにも必要なことなんだと思いますし、仕事においても基本中の基本なんじゃないかなぁ、と。

城ドラにおいて上手い人は、割と我が強くてキャラが立っていて、という印象を受けましたが、それでも、基本的なところは忠実にやっているんですよね。

そして、コレはたぶんなんですけども、仕事やビジネスも上手い。ゆとり、余裕が漂っています。

誰に学ぶかは大切、とはよく言われることではありますが、その「誰」のやっていることを忠実にやってみる。

自分の考えはあってもいいけれど、その前に行動すべきはその「誰」のマネをする。

これが大切なんじゃないか、と僕は思います。重ね剣士をマスターするように(上側も下側も、ですね)。

城ドラの話メインになりましたが、副題はできるオトコの仕事術的な感じで、お楽しみくださると。

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コメント

  1. 読者の声を代弁しますと、、、

    「なんでここで写真付きでそんなに熱心に重ね剣士解説してるの!?
    そんなの知らねーし!」

    って感じかと(苦笑)

    読者を置いてきぼりにしてアツく語っていく感じが、どん滑りでステキです(笑)

    • ono takamasa より:

      ありがとうございます。

      うーん・・・力作なんですけど、、、

      「えいえい」

      あたりが特に。。。

      どん滑りでステキ、ありがとうございますー!

  2. より:

    便乗コメで。毎度どうも。別の視点から。
    小野くんは城ドラのいわゆる定石(重ね剣士)を基礎(基本技)と捉えて,玄人でも基本を大事にする,と考えたようですが,もし私がこのゲームから実社会への応用点を考えるとするならば,論理的思考力+状況判断力,の養成とかではないでしょうか。

    やったことはないですが,話を聞くに,どうも召喚コストとそれぞれのキャラの攻撃力?とキャラの相性とのリアルタイム的な組み合わせを相手のキャラ召喚に合わせて即時意思決定するところあたりが,実社会への応用として生かせそうではありますが,この手のゲームは組み合わせの数が実社会の状況に比べてごくごく限定的ですので脳トレ+リフレッシュにはいいかもしれないですが,城ドラを極めるための修行時間?を実際の仕事に当てたいところですね…正直なところ…。数学的にはおそらく組み合わせ最適化問題として計算することができます。リアルタイム性があるのでパパッとアルゴリズムは浮かびませんが,おそらくですが,最適解を求めるのは将棋ほど複雑ではないような気はします。ご参考までに。

  3. […] するメンバーは70名を超えているのかな、まあ結構な人数でして、そのオフ会でグループをつくり、グループ対抗で城ドラをやりましょうと(城ドラについては以前書いた記事を参照)。 […]

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