その視点は誰の視点なのか?
この視点というものがエラく大切だということは、毎日文章を書く度に思い出すわけですが、それでもふとした瞬間に、本来読み手の視点で書くべきものが、書き手の視点になってしまっていることってあります。
何かをお願いする文章であれば、書き手のお願いを書きつつも
、読み手の視点で書く必要がある。お願いするからには、お願いを聞いてもらうことが理想ですから、書きたいように書いているのではいわゆるアマチュアです。
僕らは手段としてセールスライティングを学び、身につけ、活用するわけですから、僕らが書いた文章を読んだ結果、読み手が動かなければ、プロフェッショナルとはいえない。
レジを鳴らして当然。僕はそう考えていますし、常にそう在るために、行動しているわけなんですけども、
今日、ビーコンマイレージサービスのサービス交換フォームを作成している時に、気づいたことがあったので、それを記しておこうかと。
もともと、ワイルドサイドを歩こうよのアニバーサリーコンテストをキッカケに、いわゆるお願いレターを書きまして、いくつかの映像の書き起こしをお願いしました。
当初はコンテストということもありまして、ブログでその書き起こし文章を公開しようと考えていたのですが、ちょっと思ったんですね。
この書き起こし文、ブログ読者の皆さんが望むものなのだろうか、と。
今思い出したのですが、このブログはセールスライティングのことを書くとページビューが伸びるのに対し、例えば僕のタイストーリーを書いたらページビューが伸びないというデータがあります。
僕のことに興味を持っているのであれば、きっとタイの話にも興味をもつはずだ、という感じでこれまでタイの話を書いてきましたが、コレは読み手である方々からすると、望んでいないことなんですよね。
だいたい、僕が勢い込んで「コレは読まれるに違いない」と思うことって、読まれなかったりします。
しかしながら、セールスライティングに関する記事は読まれる。
求められていることって確かにあるんですよね。
それで、この書き起こし文についてちょっと考えてみたのですが、そもそも難聴である僕だから音声を文字にしたいと思うのであって、音声を聴き取れるのであれば文字にしなくてもいいのではないかと。
いずれにせよ、人それぞれでほしいかどうかは違ってくる。
それで、島田さんのアドバイスも有りまして、マイルで交換というかたちで、提供しようと考えました。よかれと思ってオープンにしがちな僕にとって、コレはエラい気づきだったりします。
まあ・・・島田さんの音声コンテンツを文字起こしして不特定多数の方々に配布する、というのもどうかとも思いますからね。
いずれにしても、決めつけず、主観と客観という視点から、自分や自分の書く記事、セールスレターなどを眺めてみるといいですよ、ということで。
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