「主張」がないと、うまくいかない理由。

ビート・ザ・コントロール
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昨日の続きです。

昨日の最後に、

大切なのは、

一番大事なことを一番大事にしているかどうか

一番大事なことを一番に行うようにしているか

一番大事なことに一番時間もお金も投資しているか

だと僕は考えています。

上記はそのまま、誰かの目的や目標をそのまま自分に当てはめてもうまくいかない理由にもなるのですが、

と書きました。

誰かの目的や目標というのは例えば、

*タワーマンションや一軒家に住みたい
*年収1,000万円欲しい
*年商1億円の会社にしたい

などなど、どこかできいたようなモノを僕は指しています。

もちろん、これらの目的や目標もある条件を満たしていればうまくいく、すなわち必然的に達成できると考えておりまして、

それは何かというと、「主張」です。

何度かこのブログでも紹介しましたが、この「主張」という視点を木坂さんと島田さんから聞いた時、これはなるほどな、と思ったことを覚えています。

木坂さんは「そもそもほとんどの人が主張をしていない」のようなことを言われたのですが、「何々だと思っていたが、何々だった」という鉄板の方程式に当てはめて考えることで、その真意がわかります。この方程式に言葉を当て込める人は、そんなにいませんから(当て込めても、それって普通じゃないかな、ということがほとんどです)。

島田さんはピーター・ティールの言う「隠れた真実」から、「あなたが信じる『賛成する人のほとんどいない重要な真実』な何ですか?」をもって、「主張」とはこういうものだよね、ということを言われています。

主張そのものを辞書で引いてみても、「自分の意見や持論を他に認めさせようとして、強く言い張ること」のようなことが書かれていますから、

そもそも主張すべき対象は、「一般的には認められていないこと」を指すのだな、と。

となると、タワーマンションも一軒家も、年収1,000万円も年商1億円も、「主張」にならないことがわかります。

なぜなら、世の中を見た時にそういうのっていいよね、という空気がそこにあるからです(もちろん主張になっている場合もありますよね)。

賛成する人のほとんどいない重要な真実。

これを主張、すなわち誰かに認めさせようとするならば、よほどの切実さというか、真剣さというか、心の奥から希求するというか、

そんな強い動機が必要になると僕は考えています。

なぜなら、

コントロールを打ち破るということを、人は潜在的に望んでいないから

です。

言い換えると、恒常性とかホメオスタシスとか、そういったものが働くから。

今日も生きられるのだから明日も同じでいいじゃないか。

なぜ「主張」する必要があるんだ?

この脳からの問いかけに「主張する必要があるんだ」と返すことができるとするならば、

やっぱり誰かの借りモノの主張ではなく、賛成する人のほとんどいない重要な真実を持っているからだと思います。

やらなくてもいいことは、やらないですから、普通は。
(ただし本当はやらなければならないことから目を背けるために、それを正当化するために、やらなくてもいいことをやるって結構普通にあります。今日こそは宿題をやるぞ!と決めても、まずは片付けから・・・とか思い出しませんか?)

だから意識的にセルフコントロールして現状を変えようとする場合、主張がないとうまくいかない、と僕は考えています。

行動し続ける動機がないと、やっぱり動けないと思うので。

ただし、習慣化されたのであれば、話は別ですが。

三島由紀夫氏だったと思いますが、

「精神を凌駕することができるのは、習慣という怪物だけなのだ」

と語っています。

明日はこの続きを書いてみます。

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コメント

  1. […] 昨日の続きを書こうとしたところ、個人的にインドの洗礼を受けましたので、その話題を絡まて(絡められるのかな・・・)。 […]

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