仕事帰りにケーキを買って帰る父、というものをやってみたかったと思うのですが、エンパイアタワーのPAULというお店でケーキを4つ購入。
妻が喜びそうなイチゴのパイと、長男が喜びそうなバニラのケーキと、次男が喜びそうなチョコレートのケーキ。
僕はというと酸っぱいレモンのタルトを選びまして、お会計するとタイムセールで2つ買えば1つ無料のオマケ付き。
この流れにホクホクしつつ、家に帰ってケーキを披露すると、どうも長男はタイ的なケーキの方が好きなようで、次男はお腹いっぱいだからと手もつけない。。。
かろうじて妻はおいしいと食べてくれたものの、大人のケーキだよねと意味深な一言を。
まあ、僕がおいしいと思ってもそれは独りよがりだよね、と考えつつ、ケーキといっても見ているものが違うんだな、と気づきます。
タイでは屋台的なところでもケーキを売っていますが、ひとつ80円しない程度で買うこともできます(僕からすると、ケーキのようなもの、です。たぶんバタークリームを使っているケーキです)。
一方で日本のケーキ屋さんに代表されるような、生クリームのケーキも400円から800円程度で買うことができます。
同じケーキと括ってしまうと、今回の僕のような独りよがりに陥るかもしれないんだな、と気づきました。
イチゴのショートケーキやベイクドチーズケーキ、ミルフィーユなどケーキの種類によって好みがあるように、売られている価格帯によっても好みが分かれます。厳密には、価格帯というより素材ですね。バタークリームか生クリームかなどなど。
ケーキもそうですが、日本食なんかもそうでしょう。同じ日本食と括ってしまうと「日本食が好きかどうか」で語られがちですが、天ぷらかお寿司かとなると、好みは分かれます。
スーツもそう。既製服と誂えたオーダーが同じものだと見えていたら、ペルソナだって見えてこないでしょう。
事業を興すとき、プロデュースのプロジェクトを興すとき、プロモーションを設計するとき、セールスコピーを書くときなどなど、どれだけ細やかに、ペルソナを描き出せるかで、ビジネスチャンスは広がると考えています。
だからこそ、発送は移動距離に比例するといわれているし、経験が大切なんだよなぁ、と思うライティング明けのカフェでした。
しかしセールスライティング、コピーライティング、クリエイティブライティングは、奥が深いですね。
自分の経験値がもろに文章として反映されるので、同じ文章をつくることは二度とできないんだろうなぁ、と一期一会を感じています。
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