こんにちは。小野貴正です。
その昔、予備校に通っていた頃。英語の先生だったと記憶しているのですが、ある先生が1月か2月の受験前最後の授業で、とても詩的な表現で僕たちの合格を願ってくれたのですが、その詩的な表現とはこんな感じ。
「また春が来ます。桜の花が咲く頃、君たちの顔も笑顔であふれていることを願っています」
・・・もうちょっと上手い表現だったような気がしますが。たしか予備校に入る時期って4月なので、前回の4月はあまりうれしくなかっただろうけど、今度の4月はうれしいといいですね〜みたいな、そんな感じです。
春というとはじまりとか出会いの季節という人は多いと思いますが、一方で別れの季節でもありますよね。
小学校1年生と別れて2年生へ。小学校から中学校へ。高校や大学から進学や就職。会社では異動や転職。
日本は3月が年度末であることが多いせいか、桜を見ると僕はどちらかと言うと別れを思い出し、気分がリフレッシュされる感じです。
別れってどことなく切ないというか寂しい印象があるものですが、この先にある世界が実はエライ面白いってことを僕は体験してきたので、
はじまりというよりかは別れがあるから広がりがあるというか、そんな印象です。
ちなみに、広がりを見出すには別れって必須だと僕は考えていて、言い方を変えると捨てるということは必要、かなと。
捨てるから新しいものが自分の中に入ってくるのであり、その新しいものが広がりを生み出せるというか。
でも往々にして、なかなか捨てられなかったりします。「きっと持っているとそのうち使うだろう」とか思い込もうとしたり、固執したり。しかし、
捨ててみると脳と気持ちがスッキリするんですよね。そう気付いたのは、着なくなったスーツを全部捨てた時とか、日経ビジネスとかの雑誌を全部捨てた時とか、携帯電話の電話帳を消した時とか。
実際捨ててみるとわかりますが、捨てたからといって生活しづらいなんてことは全くなく、むしろ脳が軽くなって自分が求めていることを取り入れやすくなる。
特に人の関係が変わります。断ち切る分、求める人が入ってくる感じ。コレ、スゴく大事なんですけど、コレばかりはやってみてくださいとしか言いようがなくて・・・もどかしい。
何度かブログでも書いていますが、自分の動きが停滞しているとか感じたら、まず人間関係を振り返ってみるといいです。名前を書き出してみるんですね。それで、その人の発言とか行動を思い出してみる。もしネガティブなことを感じるなら、付き合うかどうかを決めた方がいい。
ネガティブってスゴく厄介で、どんなに気をつけても知らず知らずに脳に侵入してくるもの。だから目標は設定していて行動もしているのに達成できないなら、人との繋がりを疑ってみることです。あとは価値観、かな。
たとえば今の自分と3ヶ月前の自分。比べてみて変わってないなと思い、変えたいなと思うなら、今が絶好の季節です。
ぜひ桜の花が散るころには不要なものを捨て、望むものを手に入れられると、いいですね。
P.S.
ちなみに・・・実家付近の桜はまだ咲いていません。名古屋はすでに咲いていたんですけどね・・・もう少し、かな。
コメント
わたしが昔から読んでいた本に小林 正観さんってかたがいます。
今はもう亡くなっていますが、その方の本に人は35歳を過ぎたあたりから、いろんなモノを捨てていくと
人生がすごく楽になり、自分に追い風になるそうです。
振り返ってみてもそうですが、20代は頑張っている人ほど周りも応援してくれます。
30代からはガムシャラに頑張っている人より、欲とかいろんなモノに捕らわれていない人ほど周りが応援
してくれると感じています。
求められたら、それに応えてあげる。
それだけで人生は上手く回っていくんでしょうね。
横谷さん
こんにちは。小野貴正です。
存じ上げていなかったので、少しアマゾンでリサーチしました。
なんとなくですが、原理原則を教えてくださる方なのかな、と思いました。
原理原則といえばコヴィー博士やナポレオン・ヒル博士、
そしてダン・ケネディやロバート・コリアー、ジョン・カールトンに、
リッチ・シェフレンやマイケル・マスターソンですので、
きっと小林さんの本は素晴らしいのでは、と想像しています。
僕はそう感じています。
最近セルフイメージ先生の小坂さんと行動していたら、
豊かさマインドの話をされたのですが、
まず誰かのために突っ走ると自然とうまくいくというか、
コレが原則中心の豊かさマインドか〜としみじみした記憶があります。
そういえば、バリの兄貴(でしたっけ?)も
そんな感じらしいですね。
コメント、ありがとうございます!