ストーリーボードの役割

コピーライティング
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小野貴正です。

ちょうど現在、あるプロモーションのセールスレター一式を手がけていて、それはオプトイン用のランディングページからステップメール、そしてセールスレターまでをライティングするというもの。

ビーコンコーチングのミスターアルケミストがランディングページとセールスレターを担当し、僕がステップメールを担当。全体の目的と流れに理解違いがあるといいものができないので、一連の全体設計から打ち合わせをし、ランディングページやセールスレターという「パーツ」の「全体設計」も打ち合わせをしていく。

普段1時間のスカイプコーチングを大幅にオーバーしながらも、ここは大事なポイントと打ち合わせをしていき、ストーリーボードを書いて、セールスレターの骨格を作りました。

ストーリーボードは一般的に、流れを書きだしていくもの、その論理構成を書き出していくことで骨格を作るものだと考えられていると思います。しかし、僕自身がそうだったのですが、どんな状態のストーリーボードが「正解」なのかについては、曖昧な理解でした。

ヘッドラインがあってオープニングがある。ボディコピーがあって、ブレットがあって・・・。それぞれに書いていくべきアイデアや文章を書き出していく。自分が見たら分かる程度のレベルでいいのかな、と考えていました。

しかし今回気づいたのは、ストーリーボードとは、「自分以外の誰が見てもコピーを書ける設計図」なんじゃないかな、ということ。見込み客視点から見たら、「うれしい自分になるシナリオ」かな。

コピーを書く前の段階で、ストーリーボードで構成だけを見て、欲しくなる。ストーリーボードを見るだけでコピーを誰もが書ける。

こういうストーリーボードが正解なんじゃないか、と思った次第です。

このストーリーボードのイメージについて、チームですり合わせる必要があったので、思いのほか時間を要しました。3時間中2時間はストーリーボードのレビューというか、ブラッシュアップに使う。しかしイメージが合致してくると、相互理解が早くなります。あうんの呼吸になってくる。

今後はプロジェクトごとに、また通常のライティングでも、チームで書くことが増えていきます。そのためにもライテイングの質をどう高めるのか。誰が書いても一定の質にするにはどうすればいいのか。これを解決する1つの方法が、ストーリーボード、というわけです。

スワイプファイルを決めて書き出すほうがエライラクですが、独りよがりなコピーになりがちで、つまるところレジを鳴らせるコピーになるかどうかも博打になりがちです。

レジを鳴らしてこそのライティングスキルですから、ここは丁寧に確度を上げていきたい。

ライティング一つとっても、ステージによって見えてくるものが違うものですね。

P.S.
写真は上海の小籠包屋さん。12月に上海に行くよと言ったら、ミスターマーリンズが来る模様。ほかに来たい人、いるかな・・・。

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コメント

  1. おっさん より:

    大変、高次の知見について拝読できたことを有難く存じます。

    まだ、駆け出しなので本当に勉強させていただいております。

    有難うございます。

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