3月21日、2時45分AM

コピーライティング
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その瞬間、ふと目が開いた。目だけを動かして周囲を確認すると、私の右上方向、つまり仰向けに寝ている場所・・・ベッドの右側上部に気配を感じる。暗くてボンヤリとしか見えないが、大柄な男性のような雰囲気だ。覆いかぶさるような威圧感を感じる。どうも私を見下ろしているらしい。一体誰だ?そしていったいココは、どこだ?

記憶を辿ろうとすると不意に右側のこめかみがズキっと痛んだ。どうも何かで殴られたような痛みだ・・・オレは、殴られたのか?

だんだんと暗闇に目が慣れてきたせいか、さっきよりは目が利くようになった。男はまだオレの頭上にいる。オレが目覚めたことに、気付いているのだろうか・・・

あれ?と思った。手と足を動かそうにも、感覚がない。こめかみは痛むのだからコレは夢ではないはずだ。でもなぜ、手と足を動かせないのだろう?

その時、携帯電話が鳴った。頭上で何かが動く気配がした。男の携帯のようだ。男は電話に出て、何かを喋り始めた。

「・・・目が覚めたようだが・・・動けないことに気づいていない・・・ああ、こっちは大丈夫だ・・・片付ける準備をしておくから、早くスーツケースを持ってきてくれ・・・そうだ、一番大きなサイズと・・・あと、ナイフと・・・注射器・・・いつものやつだ・・・」

いったいこの男は何を喋っているのだろう?断片的にしか聞こえなかったけれど、ナイフと注射器?そんなものいったい、何に使うんだ?

まさかな・・・と思いながらも、恐怖を感じ始めた。相変わらず、手足の感覚がない。というよりも、手足がないみたいだ・・・

どれだけ時間が経っただろう・・・やがてガチャリと音がした。ドアが開いた音のようだ・・・何かを転がす音も聞こえる・・・ああ、そうか・・・スーツケースだ・・・

スーツケースを持ってきた人物がオレのちょうど左側に立ち、頭上にいる男と話し始めた。

「・・・ココに来るまでにちょっと気になることがあった。急いだほうがいいかもしれない。五体満足のまま帰してやったほうがいいだろう・・・そろそろ、いいんじゃないか?たぶんすでに、感覚はないはずだ・・・さぁ、コレを持ってくれ。片付けよう・・・」

心臓の鼓動が早くなるのを感じた。こいつらはいったい何を言っているんだ?五体満足のまま帰す?どういうことだ?

オレは恐怖のあまり目を見開き、首を左右に振った。その瞬間、手足が見え・・・そして気になるものが見えた。それは、水、だ。2本の手と2本の脚が、4つの水槽に入れられ、水に浸かってる。よく見ると水槽には大量の氷が浮かんでいる。手足の感覚がない理由は、コレだ。

やがて男たちはオレの左右に立った。手には何かを握っている。心臓はバクバクと破裂しそうな音を立てはじめた。ココから逃げ出さないとヤバイ!そう脳から電気が流れて目をカッと見開き、身体を動かそうとした。しかし動かない。声も、出ない。

男たちは目配せして私の両手を押さえた。その刹那、全身の毛穴がドッと広がり汗が吹き出す。彼らは手に握った何かを私の手にピタリとつけ、そして勢いよく・・・

・・・続く、、、のか、、、?

コメント

  1. 横谷 より:

    え?マジっすか?
    すごい気になるんですけどww

    • ono takamasa より:

      横谷さん

      こんにちは。小野貴正です。

      マジすか〜

      いきなり別の話題でスミマセン、、、m(_ _)m

      引き続きお楽しみください^ ^

      いつもありがとうございます!

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