いつも仕事は夜に向かうに従って、過激さを増していく傾向にありますが、
今日に関しては別の意味で過激な感じになりそうなので、今京王線に乗っているのですが、iPhoneでこれを書いています。
これから向かう先は前回初めて参加した、オーダースーツの受注会。
ダンコレを書いていながらハッとしたのですが、オーダーのことをス・ミズーラとイタリアでは呼ぶようでして、
これまでファッションには無頓着だった僕もス・ミズーラなんて言えるようになるとは、これも経験の賜物ですし、ワイルドサイドの島田さんのおかげです。
今日の受注会を終えたら、明日は講座にスタッフ参加、明後日もそのランチ会にスタッフ参加するということで、
本来ならば、今日は早めに帰って眠りたいところなのですが、日々マッチョに仕事もスキルも存在も鍛錬し続けることに喜びを感じる僕にしてみたら、
早めに帰るなど能動的にはもってのほか。
前回同様、朝7時までの受注会になることを想定し、明日の撮影機材まで準備しての東京行きとなりました。
心のなかでは、コスタさんやアントニオさんが来日したばかりで、今日はほどほどにいておくかーなんていうことを期待しているわけですが、
僕よりも年上の方々が六本木で朝まで踊るぜ、ということにどうして、いやちょっと、など言えようか。
まぁ、言ってもいいのですが、行った結果わかることもあるよねってことで、今日は覚悟を決めています。
なんだか六本木がメインのような感じになってしまいましたが、今日の楽しみは仮縫いとの対面です。
前回採寸してくれたスーツや靴などが今日姿を現すらしいということで、今日は今朝からウキウキしていました。
不思議なもので、まだ出来上がってもいないのに、それを注文しただけで王族に加わったかのような錯覚は、もちろん僕だけなのかもしれませんが、
オーダーするだけでなんというか、心とか視点に余裕が生まれる商品など、そう記憶にありません。
皆が皆、そう感じるわけではないと思いますが、一度試して欲しいと思います。
仮縫いされた記事をまとう時、ああ、またあのコスタさんとアントニオさんの手のタッチというかしなやかな動きというか、
そういう一流に触れられる場面を想像すると、ますます期待値が上がるわけですが、そんな状況で新たな生地とご対面した自分を想像すると、正気を保っている自分を想像できないことが怖い。
このス・ミズーラの場合、完成までは半年から8ヶ月はかかると前回聞いておりますので、
仮に今日もジャケットとかコートとかを発注する場合、完成は6月とか8月になるわけです。
そんな季節性も考えつつオーダーするという楽しさを味わえるのも、
僕が惹かれる点です。
割と早く安くというものが喜ばれる世の中だとは思いますが、だからこそゆるやかな時間と空間、高価であるに値するものの存在に心が惹かれるのかなぁと思います。
いわゆる便利さの真逆へ行ってこそ、便利さというものがよく見えたりするものですし。
今日の受注会の件は、また明日お知らせできたら書いてみますね。
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