講師に学びに行くことと、講師と肩を並べることの混同。

ビート・ザ・コントロール
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僕が開催する講座、僕が参加する講座、僕がプロジェクトの一員として運営する講座などなど、講座には講師はつきもので、大体においてはその講師から何かを学ぼうとする方々が講座に集います。

私見ではありますが、うまくいく人とそうでない人というのは、講座に参加する姿勢からそれがわかるものでして、

*率先して参加する

姿勢はもちろん大切なのですが、それ以上に大切だと考えているのが、

*講師の話、考え方、在り方に素直であること

だと僕は考えています。

ダイレクト出版のアプレンティスに参加していた時、寺本さんが何度も「スワイプファイルを使ってください」と言っていても、使ってこない人もいたり、

「私はこう思うので、こうしました」と返す人もいたり。

積極的に参加する姿勢を、

*自分の考えを述べ、貫くこと

と考えているような人っていらっしゃると思いますが、そもそも講師側がそれを求めていないのであれば、そうするべきではなく、

自分の考えを述べて貫きたいならば、その講師の講座に参加するよりもむしろ、一緒に仕事をするようアプローチすべきと考えています。

もし一緒に仕事をしたいのだけれども、その機会がないからと言って講座に参加し、自分という存在を伝えたいと考えているのであれば、

その発想は買うけれども、時と場合によってはどうかな、とも思う。

一緒に仕事ができるということは、すでにその講師と肩を並べているはずですから。

ある講師が言っていましたが、そういう損得勘定で動く方々が来ると正直シンドいですよね、と。

何かを奪いに来るわけですから、僕もこの感想には頷くところです。

講座というのは、講師から参加する方々に何かを伝える場であると思いますし、そもそもその講師の考え方や在り方に賛同できないのであれば、参加すべきではない。

なんというか、たった一度その講師の講座に参加しただけで、その講師と肩を並べようという姿勢を見ると、また感じると残念な気持ちになります。

講座に参加して自分をアピールするなら、自分で講座を開催したらいいわけですから、このあたり履き違えている人がいらっしゃるなぁ、と。

僕が講座に参加していても、またスタッフとして眺めていても、そう感じることがあります。

自分自身に正直であること、そして講師の話に素直であることはとても大切ではありますが、

自分自身に正直なんですと言っても、その講師の言っていることに従えないのであれば、素直さが欠けているんじゃないかなと思います。

素直に学ぶ姿勢、って大切だなぁ、と。

講座に参加する時の姿勢って人によって異なると思いますが、参考までに僕の姿勢はどんな感じかというと、

*講師の話に素直であること
*わからぬがよろしいであること
*基本的に、何を差し置いてでも参加すること

たぶんこの3つです。

機会があれば、また書いてみたいと思います。

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コメント

  1. より:

    難しいですねー。何を持って「うまく行った」とするのか。講師の立場から、受講者の立場から。職業柄私も教壇に立ちますが、高校や大学とは違って、それなりのお金を払って参加するような講座、講義、セミナーというのはまた違うかもしれませんが、大学の場合は、よっぽどのクレームが生徒から上がらないか、参加希望者が予定をはるかに下回らない限り、翌年も似たような講義を開催し続けます。評判は学生の口コミで広がり、人気があれば参加希望者が殺到する、というような仕組み。また講義は修士課程、博士課程の学生を募集したり研究の紹介をするような面もあるので、講義の仕方如何では研究室の評判、人気にも影響を与えて今後の研究室運営にも影響が出ます。海外の大学の場合は博士課程の学生にそれなりの給料を支払い、その研究成果を持って次のグラント(研究補助金)の申請を行うので、優秀な学生獲得は将来の研究室経営に大きく影響を与えます。という意味では会社経営に近い部分はある気はします。私もまだ教授に雇われの身なので講義ではとにかく最低限教授の評判を落とさないように、つまりクレームが出ないよう、努力します。今の所私としては、受講生からクレームが出なければ「あー今回もなんとかうまく行ったかなぁ〜」と胸をなでおろしているところです。昨日も博士課程の学生20人相手の講義でかなり緊張しましたがひとまず今の所クレームは出ていないようです…一回機会があれば是非小野くんの講義を聞いてみたいものです。でわまたー

    • ono takamasa より:

      ありがとうございますー

      今度講義の映像教えてくださいー興味ありです。

      コミュニケーションのズレというのは、
      なかなか、面白いテーマなんだなぁ、と感じていますー

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