数年前から歯医者さんの定期健診に通っていたのですが、確か2月か3月にどこかに行っていて定期健診を一度キャンセル連絡して以来、偶然6月に沖縄にいる時に別件で歯医者さんから連絡はあったもののその時予約は取れなかったので、もう1年ほど定期健診に通っておりません。
すると2日前だったと思いますが、被せ物が取れてしまいまして・・・ああ、これは行けってことだなとホントは日曜日にでも行きたかったのですが休診日だったため、本日予約。
それで今、渋谷のビルに入っているスターバックスにいます。
ここ、もともとはマルイで今もマルイの何かだと思うのですが、席数が多くてお昼前でも結構ゆったり。
なんといっても目に飛び込んできたのがオレンジ色のソファー。
このカッチリした座り心地がなかなか良くて、コンセントのある席には行かず、こちらで仕事。
年末年始から進めていたプロモーションも一段落つけて、今週はオウンドメディア記事のレビューやセールスライティングクラス関係の仕事、そして依頼されているセールスレターのライティングと・・・あとはグレートジャーニーやクレイジーパパの集い。そしてタレント化プログラム。
それで、ブログを書いています。
時計を見たら11時30分近くになっており、歯医者さんの予約が12時30分なので、お昼にカレーを食べようと考えていたのですが、すっかりカレーを食べることを失念しておりました。
脳がスッキリしている状態というのは一日の間でもそうあるわけではなく、起床した後にどれだけ不要なものを脳に入れないかで、そのスッキリ度が持続する時間は増減するもの(私見です)。
だからカレーを食べることを失念していたというのは、僕にとって幸い。おなかはすくけど。
いまここでやっていることには必然性があるってことです。
もちろん仕事なのでクライアントさんが満足するように、僕自身にとっても会社の収益が上がるようにしていくわけですが、後々どうなるかなど厳密には計算できるはずもなく、そういう意味では損得ではない。仕事を優先させるというのはほとんどの場合において僕にとって普通のことであり、ここに損得勘定はない。
今この仕事をした方がいいから、とかカレーを食べたほうがいいから、とかで考えてしまうと、短期的な視野角になりがち。
常に望遠レンズで物事をみるというか、そんな感じだと自分が置かれている状況を把握できないので、うまくいかないと僕は思う。
人との関係性も同様で、この人と一緒にいたら奢って貰えそうとか、アドバイスを貰えそうとか、いやいや、それは違うよって。
そういうのは結果的なものであって、まずはこの人となら一緒にいたいとか、この人の生きざまに惹かれるとか、そういうものが先であって、だから一緒にいる、となる。
関係性に損得勘定を入れたら、長続きしないことはもちろん、相手だって「あーオレから何かを奪いに来たな」となるもの。
以前島田さんが、「木坂さんは100万円で夕食を食べてくれ、と言われても断るんですよ」と、これは言葉足らずかもしれませんが、そういうことを言っていました。
あ、これわかるな、と思いまして。
相手だって選びますよ、ってことです。それがお客さんであっても。
だから相手の世界に飛び込むこと。島田さんはこれはという人を知ったら、まずその人の商品とかサービスとか、講座にお金を払って参加する、というようなことを言っていました。
もちろん、お金はすぐ用意できない場合もありますから、大切なのは待ち続けるとか、諦めないとか、そういうところ。
このへんのこと、なかなか繊細な話だと思うんですけれども、できる人とできない人とでは1年後の結果が違ってくる。
ブログでも紹介している後藤さんがいい感じなのは、彼はグッとガマンして時を待ち続けるという、すぐに手放さない根気のようなもの、そしてその時が来たら相手の世界に飛び込むビビったらゴーの精神、を持ち合わせているからなんですよね。
お酒が入ると、女子高生みたいになりますが(私見です)、やっぱり営業とか経営の経験から学ぶのか、体感値としてわかっている。
すぐにオレは変わることができるんだ、なんて幻想は置いておいて、損得勘定ですよね、その結果生まれる判断基準は・・・そうではなくて、自分はどう在るべきで、だからそれを何があってもやり続けるんだ、というコミットの強さが1年後の変化を結果的にもたらす。
短期的に狩猟してしまう方々にとって、参考になれば。
種まき・水やり・刈り取り・再度種まき・・・で豊穣にしていくことが、人付き合いだと思いますし、これがビジネスなんだとも思います。
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