やあやあ、ここにもひとり、奇人がいましたよ。

コピーライティング
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セールスライティングであれコンテンツライティングであれ、というか個人的には、コピーはコピーということで色分けするのはどうなんだろうと思ったりするのですが、まぁ、これはまた別の機会に。

いきなり脱線しましたが、コピーライティングするならばリアリティを感じられる文章を書かないと響きませんよね、ってことで、リサーチって大事だよね、となる。人間が持つ無意識の感覚とはなかなかすばらしいもので、どんなにもっともらしい言葉を並べても「なんかウソっぽいな」と脳は反応するもの(だと僕は考えています)。ウソっぽいと感じてもそのサービスを購入してしまうのはまた別の話で、それは変化を好まない脳の本領発揮というか、ウソっぽいものを買う→変化しない→脳の思惑通り。こんな感じかなあ、と。私見たっぷりですが。

僕がこのコピーいいなぁ、と思うのは、そこに体験が感じられた時。セールスライティングでもコンテンツライティングでも、まとめてコピーライティングスキルを志す人がまず手を抜きがちなのがここです。実際に体験しない。実際に外に出て、それを体験しないってことが割と普通だったりします。

そもそも外に出たくないから、人と話したくないからコピーを勉強するんです、という人もいるかと思いますが、それならそういう人向けのコピーを書くなら、いいでしょう。しかし、服を買ったり釣りに行ったりする人向けの記事を書くなら、彼らがどんな時にうれしいと感じるのか、もう買いたくて買いたくて仕方がない状態になるのかを、経験した方がいいと思うんですよね。レジを鳴らすことが、コピーを担当するものの役割なのですから。

そんなことを考えながら、時には自分への戒めとして、「よし、両極を経験するぞ」と現地での体験を自分に課すわけなのですが、

時に自分が変態なんじゃないか、って思うことって多々あります。わざわざ女性の下着売り場を通って視線を感じてみたり、女性率99%のカフェに行って背筋をピンと伸ばして視線を感じてみたり、『女性自身』や『週刊女性』などの女性誌を女性たちに並んで立ち読みしたり、男心の研究と称してエロ本を立ち読みしたり。

なんというか、見られる快感て言うのがあるんですよね、正直申し上げますと。ふと我に返った時、あ、オレ今、変態扱いされているかもな、っていう。

MはSを兼ねるといいますが、そんな感じでMっ気を発揮していると、メラメラと極を経験したくなるもの。

次は女性用下着の試着とか、ふんどしはいてカフェでスイーツ山盛りとか、化粧して女性誌を立ち読みするとか、ふんどしはいてエロ本購入とか、そんな体験をするときも来るのかもしれないなぁ、と思っています。

実は上記のような告白をするのは初めてなのですが、なんで今日、これをお伝えしようとしたかというと、奇人を発見したからです。

普通、歯医者に行って歯科衛生士さんとのコミュニケーションにハァハァする男性はいても、予防歯科の話を聞いて「ウンウン、今は予防歯科の時代だよね」とか、歯科衛生士さんから歯周ポケットや歯石取りの話を聞いて、「リサーチ通りだ」なんてニヤニヤしている人っていないよなぁ、と。

歯医者に行ったら「痛くないかな」とか「歯を削りたくないな」と思う人がほとんどのなか、喜々として歯医者を予約し、健診の説明を聞いて「うんうん、インフォームド・コンセントだよね」なんていう人はいないでしょう。

しかも、記事のライティング中に気になったから、「健診の予約を入れちゃいました」ですから。

まさにライティング担当の鏡。セールスライティングというスキルを求める者よ、奇人であれ。

フリー画像サイト「ぱくたそ」の河村さん画像使用比率が妙に高い男こそ、京都日々新その人です。

セールスライティングだろうがコンテンツライティングだろうが、コピーライティングに携わる人なら、ぜひ見て欲しいと思います。

コレが、プロフェッショナルだ。

P.S.
というわけで、京都日々新さんの奇人記事はこちら。
http://beatthecontrol.net/l/u/dJHfXRXuT6EyXYT0

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コメント

  1. […] そんな奇人認定を頂いた小野さんのブログ記事に、こんな一説がありました。 […]

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