結局のところ、4連泊で落ち着きそうなのですが、先ほど日曜日分の部屋も予約しておきました。
もはや新宿御苑を眺めることのできるこの部屋が家なんじゃないかってほど、馴染んでいる感覚があります。
そんな馴染み感がある一方で、その実オレは単に変化したくないだけなんじゃないかって声も聞こえてきまして、
いやいや、明日は賢者舎があるし懇親会が何時に終わるかわからないしで、宿泊することを正当化しているんだか変化したくないんだかわからない状態になってきました。
居心地の良いことはうれしいですが、毎日同じではソレに馴染みすぎてしまうというか、個人的にはよろしくない。
月曜日になったら移動しようと心に決め、このブログを書いています。
連泊が延びそうな雰囲気があったので、今回は本を4冊ほど持ってきておりまして、
『知性の正しい導き方』
『ピダハン』
『イェルサレムのアイヒマン』
そしてマイケル・マスターソンの本です。ダイレクト出版さんから出たエライ長いタイトルの本ですが、これ確か、マイケル・マスターソンの初期の本じゃなかったかな・・・ “Seven Years to Seven Figures” 。
読みはじめてみると最初の30ページで結構な学びがありまして、選ぶというか絞るというか、最終的に重要な目標を1つ選ぶこと、優先順位をつけることとも言えるわけなんですけど、これがエライ勉強になりました。
多くの仕事があるのは心に平穏をもたらしますし、また人に感謝する余裕をもたらしてくれます。
しかしだからといって、すべての仕事を同じように扱っていいわけでもなく、これはやや利己的な話になるんですけれども、自分にとって最も大事なことこそまずやるべきで、その他のことはやらなくてもいいという考えも大事。
なぜなら、他のことをやってしまった結果、時間もエネルギーもなくなってしまったら、最も大事なことができなくなってしまうので。
だから、その最も大事なことは何なのかを選んだ上で、一日の使い方を決める。
すると、その最も大事なことを優先しているわけですから、判断基準が明確になります。すなわち、他の仕事をやるかどうかを判断することができる。おそらく、即座に。
こう書いてみると当たり前のことを書いているにすぎないなぁ、と思うのですが、面白いもので人は最も大事なことに手を付けたくないという欲求も持っているもの。
ソレをやってしまうと今の自分が変化してしまうので、実は変化を求めていない場合は特に。そして変化したいけれども、現状からの変化にビビっている時ですね。
一番大事にすべきことが決まると、判断基準が明確になります。たとえば、記事ライティングに関して考えると、
記事品質に関するライティング担当の個人的なこだわりを貫きたいならば、クライアントの希望は置いておいてでも記事の質を高め続けるべきですし、稼ぐことに焦点を当てるならば、クライアントの希望を上回る形での記事を書くべきでしょう。
クライアントの希望というのは、記事の品質という曖昧なものよりもむしろ、アクセスを集めたり、滞在時間を伸ばしたり、はたまた売り上げにつながる記事であることが多いでしょう。それらを満たす記事こそがクライアントにとっての「品質の高さ」であり、文章の質や記事内容の質というのは、その次に大事なものになる。
そもそも、品質の高さというのは評価ですから、自分で判断すべきものではない。
ライティング担当がどこに焦点を当てて仕事をするかで、選択は変わってくるものです。
付き合うべきクライアントさんも、変わってきますよね。
こんな感じで、優先順位を1つに絞り込むというのは、エライ効果があるなぁ、と。
そんなことをマイケル・マスターソンから学んでいます。
人生のゴール、どう生きるのかについては今のところ、ビート・ザ・コントロールですと答える僕ですが、短期的な目標で言えば、かつてのマイケル・マスターソンと同じように、稼ぐこと。
これがすべてではないけれど、多くを実現できる手段であることは、この1年で特に体感することができました。
というわけで、皆さん。
まずは、稼ぎましょう。
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