JAL。小野姓。語り部。神職。八幡宮。

ひとりごと
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エラい盛り上がりました。JAL機内での出来事です。

ストライクゾーンが広いと言われる僕ではありますし、ストライクゾーンがないんじゃないかとも揶揄される僕ではありますが、好みの雰囲気というのはあるようです。

今日の担当フライトアテンダントさんは2名おりまして、1名はたぶんタイの方、もう1名は日本の方でした。

普段はタイの方にグッとくる僕ではありますが、今日は日本の方の雰囲気に気分が盛り上がるのを感じました。

なぜなら、その方の苗字が小野だったからです。

いいサービスを受けた時は名札を確認するようにしています。本当は聴き取れるといいのですが、機内である以前に名前の聴き取りは僕の最も不得意とするところです。

単語レベルの会話は、推測ができないので。

いいサービスにはいいフィードバックを、アンケートなどで行いたいものですから、どうやって苗字を確認しようか考えたところ、名札をつけていることに着目したわけです。

うっかり胸元を凝視していると思われたら、うれしい笑顔が変人を眺めるような視線に変わってしまいます。

ですからさり気なくお名前を確認しようとするのですが、さっと眺める程度だと、なかなか読み取れないわけです。

しかし今日のフライトアテンダントさんは、「小」の字のみ、ハッキリと確認することができました。

だったらたぶん、流れ的に「小野姓」である確率が高いんじゃないかと盛り上がって参りまして、これからグレートジャーニーに行くだけはあるな、と一人勝手に想像していました。

やがてその盛り上がりも機内でMacBookAirを開いてセールスレターのライティングをし、フランクリンプランナーを開いて新月目標を書いていると気分は落ち着いてきまして、いつの間にか間もなく着陸というタイミング。

すると、預けていたツイードのジャケットをそのフライトアテンダントさんが持ってきてくれまして、そこで何やらご挨拶をくださったあとに、胸元の名札に手のひらを添え、「小野様、今日はご搭乗ありがとうございました。同じく小野と申します」と、たぶんこんな感じの言葉をくださったんですね。

この興奮が冷めやらずでして、これから伊丹空港行きの便に乗るのですが、搭乗8分前になってもこの感動というか興奮なのかな、この気持ちを書きたくて書きたくて仕方がありません。

自分の感情の盛り上がりどころってここにあるのかと、あらためて確認した次第です。

小野性といえば、民俗学者の柳田國男さんによると、語り部の姓ではないのかという推察と、そして神職に就くものが多いのだとか(たしか)。

実際、祖父の時から甲浦八幡宮を預かっておりますが、もしかしたら小野姓であることも、祖父が選ばれた理由なのかもしれないと、今となっては聞くことができないけれど、おじいちゃんに話を聞いてみたくて仕方がありません。

どんな経緯で自分が存在しているのか、というのは何モノにも代えがたい、唯一無二のものなのではないかと僕は感じています。

そういう意味ではグレートジャーニーというプロジェクトは、木坂さんがいうところのMSP、島田さんがいうところのMVVを言語化するためのものであったのかもしれません。

明日明後日はグレートジャーニーファイナルです。

JALからここに着地するとは思わなかったな。。。

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