つくり手の人生をまとう。

ビート・ザ・コントロール
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現在、大阪の梅田にいます。

先ほどまでLicense to beatの講座に参加しておりまして、コンテンツライティングクラスとQUESTセールスライティングクラスを終えて、梅田に移動。

暑くなってきたこと、またダブルボランチの國吉さんがつくったジーンズが届いていたということもありまして、最近は毎日そのダブルボランチジーンズを穿いています。

着た感じ、ちょっと大きいかな、とは感じたものの、島田さんに聞いたら「こちらの方が似合っていますよ」と言われ、國吉さんに写真を送ると「似合っていてうれしいです」と返ってきたら、似合うような気がしてくるから不思議なものです。

「また色落ちしたジーパンを穿いた小野さんにお会い出来るのを楽しみにしています」

とメッセージを貰い、こういう楽しみ方、約束の仕方もあるんだなという学びもあり。

ものにもよるのでしょうが、オーダーメイドで仕立てた服というのは大切に扱うゆえに長持ちする印象があり、ジーンズの場合は穿き込むほどに進行していく色落ちがそうなのでしょう。

色落ちした分だけ前回と今回とではジーンズはもちろん、環境だって変わっているかもしれない。

そんな近況報告を兼ねているようなジーンズつくりというのは、なかなかに贅沢で豊かな気持ちにさせてくれるもの。

オーダーのおかげで、身体づくりに興味を持ったのは、個人的には意外でしたけれど、いい効果なんだろうと思います。

さて、ダブルボランチの國吉さんが書いているブログを最近はよく観るのですが、掲載されている写真を眺めると、次はこういうジーンズをつくろうという発想が膨らみやすく、最近はそれらを思い描くことが気分を豊かにする一つの方法になっています。

すると今日たまたま、こんな記事を見かけました。

4月に大阪で行われたdenimba展で知り合った16歳の男の子。

名古屋から新幹線に乗って会場まで足を運び、デニムを食い入るように見ていた姿が印象的で、オーダーまで戴きました。

バイトで必死に貯めたお金で自分にパンツの注文してくれて心が熱くなりました。

学生のバイト代はそんなに高くないの知ってる分、こっちも負けずに仕上げました。

高校を卒業したら服の世界に興味があると言ってましたが、これからもどんどん服にのめり込んで欲しいです。

(中略)

こないだは名古屋の催事にも足を運んでくれてありがとうね。

自分は君のこれからをとても楽しみにしています。

ジーンズの事、知れば知るほどに楽しくなるし、たまには嫌なこともあるはずです。

それでも、今の服を好きな気持ちをこれからも持ち続けて欲しいです。

まだまだ喋り足りないこともありますが、また会えるの楽しみにしています。

これ読んで、なんかジーンとしちゃったわけでして、
誕生日プレゼントのジーンズを用意していること、
ジーンズそのものからメッセージが感じられること、
これら2つですね、会った当日の様子が目に浮かぶようです。

これは想像ですが、少年にとって憧れの人がいて、
その人がその少年への応援歌としてジーンズをプレゼントする。

言葉にしない行間があるというか、
ジーンズでそれを語っているというか、

カッコいいとはこういうことをいうのか、
と思った次第。

そんな國吉さんがつくったジーンズを穿いていると考えるだけで、背筋が伸びるような気持ちになりますし、穿き心地がいい。

つくり手の人生がそこにあるというか・・・大げさかなぁと思うけれど、大切に穿き続けられれば。

いいジーンズ、そしていい話を、ありがとうございます。

P.S.
納品時の手書きメッセージ。仕事が、細やかです。

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