現在、ホテルのラウンジみたいなところにいます。
聴き取りが苦手なんです、という僕の英語を理解したのか無視したのか分かりませんが、「one coffee?」と言った気がしたので、「Yes」と答えて席につき、コーヒーを待ちつつブログを書き始めました。
今日は水曜日だし、旅ネタはあまり読まれないからな・・・ライトな感じで書こうと決め、早々昨日食べた麻婆豆腐について書こうと思います。
最近マーボーくんがエライ勢いでコメントをくれているので、というわけではないですが、なんでか麻婆豆腐が食べたくなり、注文。
今回に限らず、上海に行ったらまず麻婆豆腐を食べないことはないほど、必須メニューになっています。
なぜ麻婆豆腐を食べるのかというと、それが好きだから、というのもあるのですが、
花山椒がエラく利いておりまして、なんだかわからないけれども鼻に抜けるツーンさと辛さと舌のビリビリ感が混じり合い、とてつもなく甘美な刺激を提供してくれるのが麻婆豆腐。
上海で麻婆豆腐を食べた時、日本で食べるそれとの違いに驚いたことを覚えていますが、別物だと僕には思えます。
別物といえば、日本のラーメンと中国のそれ。
これも似て非なるものです。
しかしラーメンの場合はもともとそう聞いていたこともありまして、僕の中では最初から別物イメージでした。
ところが麻婆豆腐の場合、見た目はかなり似ていますから、同じものだろうと。
そして一口食べると・・・口の中がビリビリしてきて、これは何だ、となるわけです。
日本で食べる麻婆豆腐も美味しいですが、僕の場合は一度上海で食べてしまったことから、刺激が足りなくてとても日本では食べる気にはなかなかなりません。
これはタイ料理でも同じでして、辛さがマイルドすぎるというか、食材を変えてしまっているというか、これじゃタイ人は食べに来ないだろうというのが感想です。
日本で食べる中華料理もタイ料理も、「日本人向けに」としてつくられることが多いように思えますが、それぞれの国で食べた僕からすると日本で食べるそれは美味しいとは思えず(雰囲気に左右されることもありますが・・・)、単に料理人とかレストランオーナーとかが手を抜いているとしか思えない。
翻ってタイや中国で食べる日本料理も同じでして、現地の人向けに味を変えているのかもしれませんが、総じて甘かったりコクがなかったりして、やっぱり美味しくない(と思います)。
タイでも中国でも日本食が食べられるお店は、総じて現地の人にも人気なことがみてとれますが、日本人向けの味付けでも人気はあるんじゃないかな、と思ったり。
強引な結論になりますが、その土地の食べものが美味しいんじゃないか、と思うに至りまして、そろそろ締めくくりたいと思います。
日本なら日本料理、中国なら中国料理、タイならタイ料理。
しかし・・・
村上龍が以前どこかで書いていた、
「本当にウマいイタリアンは、ニューヨークと東京にある」
という言葉を見た時、以前ニューヨークで食べたパスタの旨さを超えるものをその当時は知らなかったし、今でも知らないことを考えると、
必ずしもその土地のものが美味しいとはいえないのかもしれないな、なんてこともまた思います。
こういうグレーゾーンを持ち続けることもまた大切ですよね、というわけで、今日はこのへんで
コメント
> 最近マーボーくんがエライ勢いでコメントをくれているので、
本当に申し訳ない。読んで返信コメするのも面倒だろうしなるべくコメントしないようにと思いつつ、ついつい。小野君ブログ読者の方々にも失礼のない範囲でと思いつつ、ついつい。メルマガで生い立ちや起業の苦労を知ったり、youtubdeで泣いている小野君を見たり、旧友がこうして頑張っているというのを知ることができて尊敬と喜びを感じつつ、自分のはげにもなっているのは自分が故郷を離れて生活しているからかもしれません。お互い妻がタイに縁があるというのも何かこう親近感が湧いてきて、ついつい。私のコメントに対する返信は適当で構いませんので、お仕事に家庭に人生に頑張ってください。応援しとります。チーズフォンデュはたしかにスイスで食べた方がおいしい気がするので、こちらに来たときには食べに行きましょう。カツの中にチーズが入っているコルドンブルーも私のお気に入りの一つなのでスイスに来たらぜひ食べてってください。
PS
ぁ、「はげ」ではなくて「はげみ」ね…
笑
コメント、大丈夫ですよー
配慮が垣間見えますし、
自分が書きたいことを書いているわけではないとうかがえますので。
読者さんにとって役立つコメントは、うれしいです。
チーズフォンデュはぜひぜひ!
で、コルドンブルーには興味津々です!
タイに来ることあれば、いいですね!