小野貴正です。
11月24日のウェビナー「時間と場所と仕事を選べるスキルを手に入れよう」に参加してくださった皆さん、お時間くださいまして、ありがとうございました。
収録した映像と音声を共有しますので、ご活用くださればと思います。また、いただいた質問への回答も記します。
【映像(本編から新プログラムの紹介まで)】
【音声1(本編終了まで)】
【音声2(新プログラムの紹介)】
【質問への回答】
Q: 今、吉野家で夕飯食べながら視聴しています。興味深い話ばかりで勉強になりました。今年の夏からセールスライターの勉強を始め、既に仕事をいただきながら実践しながら学んでいます。来年に向けて、もっとスキルを磨くために写経を習慣化したいと思います。やはり、写経は手書きが基本でしょうか?
A: 周囲にタイピングしている方もおりますが、その方はスワイプファイル集の作成が目的なので、その写経をした結果、「速くレジを鳴らすコピーを書けるようになった」とは聞きません。僕のように4年間写経をし続けている人を他に知りませんから、私見として回答します。
写経をする目的にもよりますが、手書きが基本だと僕は考えています。なぜならば、身体性を伴う行動は、脳に作用するからです。ランニングしたり身体を動かすと脳に酸素がいき渡って冴えてくる感覚を持たれたことがあるならば、それがいい例かと思います。
身体に染み込ませること、脳に染み込ませることが目的の一つであれば、手書きをオススメします。
手書きゆえ、そのゆったり書かざるをえない状況から、いろいろと考える隙間が生まれます。例えば、ジーン・シュワルツの5つの気付きレベルでいうと、このセールスレターはどの気付きレベルの人に向けたものなのだろう?マズローの欲求5段階説でいうと、どの欲求レベルに向けたものなのだろう?
セールスレターとは感覚的に書くものではなく、ある悩みや欲求を抱えた人を満たすために論理的に書くものだと僕は考えておりまして、ということはそこには再現性が求められるとも考えています。
同じペルソナ、アバターに向けたサービスならば、ビッグ・アイデア、ビッグ・プロミスなどは参考にすることができます。
それを身体と脳に刻み込むために行うのが写経だと、僕は考えています。
なお僕の場合ですが、写経本来の目的のほか、毎日の日課、仕事を始めるための儀式として行っている側面もあります。
ですから、毎日写経を行いますが、2行や3行だけ写経して終わることもあります。
一方で、たとえばこれから書くセールスレターにはこのスワイプファイルのアイデアが使えそうだとなれば、まるまる1本手書きで写経し、それからセールスレターのライティングに取り掛かることもあります。
レジを鳴らす参考になれば、幸いです。