11月25日ウェビナー映像と音声。

この記事は約4分で読めます。

小野貴正です。

11月25日のウェビナー「時間と場所と仕事を選べるスキルを手に入れよう」に参加してくださった皆さん、お時間くださいまして、ありがとうございました。

収録した映像と音声を共有しますので、ご活用くださればと思います。また、いただいた質問への回答も記します。

【映像1(本編終了まで)】

【映像2(新プログラムの紹介)】

【音声1(本編終了まで)】

【音声2(新プログラムの紹介)】

【質問への回答】

Q: スマホに切り替えてお風呂の中で視聴しています。昨日と今日のお話で現状維持バイアスを外す、という部分で、気になっていることがあります。夏からセールスコピーを学び始めて、下手くそながら今既にセールスコピーを知り合いから請け負って書いています。ですが、まだ自信を持った品質のものが書けてるとは言えません。そんな中で、完全に繋がりのない店舗に営業をかけたいと思っています。その際の心構えが、、、という感じです。

寺本さんいわく、セルフイメージ大事とは言われてますが、やはり報酬を貰わなかったとしても、コピーライターと自称して書かせてもらうとなると、結果が大事だと思いますし、そういう目線でクライアントさんからは見られます(知り合いの仕事でさえ、結果が出て当たり前だろ、とみてきます。)ステップアップのためには新規のコピーをどんどん書いていきたいと思っていますが、いつもここのマインドの部分でモヤモヤしています。

A: ウェビナー中にも回答しましたが、覚書を兼ねて。

自分自身を評価する言葉は使わないほうがいいこと、のお話をしました。なぜなら僕たちは、セールスレターでレジを鳴らすことが存在理由だからです。僕たちを評価するのはクライアントや読み手であって、彼ら彼女たちが僕らにレジの音を聞かせてくれた時、僕らの評価がわかります。レジが鳴れば評価され、鳴らなければ評価されません。

評価するのは自分ではなく他者。この視点を持っておくと、「オレはこんなに頑張っているのに」というむくむく湧いてくる我に打ち克てるようになります。

また、特に自分をオレってスゲーとか言う必要もないですが、上手ではないので、初心者なので、と卑下すると、セルフイメージ上よろしくありません。もちろん、驕り高ぶることもまた同様です。

驕らず卑屈にならず。真ん中のニュートラルな状態で在るよう、セルフマネジメントを意識するといいかと思います。

僕たちの仕事は文章を通して体験が出るものです。ですから、実績がないのに実績があるかのように振る舞い、営業がうまくいったとしても、成果物で正体がわかってしまうものだと考えています。

ですから、今の自分にできる営業をする。

昔の話になりますが、京都に住んでいた時、割と賑やかな地域である木屋町というところに、「らむちゃん」というお店がありました。

名前はスナックとかを思わせるような名称ですが、実は北海道出身のご主人が子羊のお肉をつかったジンギスカンを出してくれる居酒屋でして、とてもおいしいのです(子羊のお肉だからラム、ですね。ちなみに同じビルに入っているスナックに出前もしていました)。

ここのご主人に『ホットペッパー』というクーポン雑誌の広告枠を拡大する提案をしに行ったことがあるのですが、すでにお客さんでしたし、僕やホットペッパーの営業トークなどすでにご存じです。

それで僕がやったことは、ひたすら「お願いします」と頭をカウンター席のテーブルにゴンゴンと打ちつけて、ご主人が「やるよ」と言われるまで帰らない、というものでした。

人情に厚いご主人でしたし、食事で使ったりと懇意にしていましたから、多少の勝算はありました。

しかしやってみなければわかりません。結果は、「やるよ」。

その時自分にできることをただやる。そうすると、いい結果は自ずとやってくるのだと思います。

僕だったらどうするかなと考えてすぐ出てきたのは、「あなたと仕事がしたい。僕は今セールスライティングの勉強をしているが、あなたのお店のこういうところに惹かれている。何かお手伝いできることはありませんか?」というものです。

僕なら、グッときます。ここまで調べてくれて、一緒に仕事をしたいだなんて、うれしくなりますから。

現状維持バイアスを外し続けるほどの負荷がかかるクライアントさんなら、最高ですね。

レジを鳴らす参考になれば、幸いです。

タイトルとURLをコピーしました