小野貴正です。
11月29日のウェビナー「時間と場所と仕事を選べるスキルを手に入れよう」に参加してくださった皆さん、お時間くださいまして、ありがとうございました。
収録した映像と音声を共有しますので、ご活用くださればと思います。また、いただいた質問への回答も記します。
【映像1(本編終了まで)】
【映像2(新プログラムの紹介)】
【音声1(本編最初の60分)】
【音声2(本編最後の20分)】
【音声3(新プログラムの紹介)】
【質問への回答】
Q: また一つ質問をさせてください。写経の話が24日にありましたが、写経をするときに小野さんは、どういう意識で、または何に注意して写経をされているのでしょうか。教えて頂けないでしょうか。
A: ウェビナーの冒頭で「3つあります」と話しておきながら、実は2つ目と3つ目を混同してしまいまして、話しておきたかったことをお伝えしておりませんでした(スミマセン)。
そこであらためて、文章でお伝えします。
僕が写経中に意識していること、また写経の役割として設定していることは全部で3つあります。
1つは、ライティングやプロモーションの仕事をはじめる儀式としての写経。僕はセールスレターでもステップメールでも企画書でもメールでもチャットでもプロモーション一式でも、文字を書くことが目に見える価値となっており、対価としての報酬をいただいています。ですから、ごはんを食べる前にいただきます、食べ終わったあとでごちそうさまというように、文字を書くという儀式を自分に課しています。コレがスイッチとなり、寝起きでも直ぐにライティングをすることができています。ですからこのときは、何も考えていません。ただ手書きで売れたセールスレターを書き写す。これだけですね。
2つ目は、自分が前のめりになる箇所、逆に気分がよろしくなくなる箇所を感じることです。僕のようなペルソナに向けてセールスレターを書く場合、どういう表現が感情を動かすのか。身体を反応させるのか。それを意識するようにしています。
3つ目は、「このセールスレターは誰に何を約束するのだろう」というビッグ・プロミスです。この時、ジーン・シュワルツの5つの気づきレベルと6つのリードタイプ、そして木坂さんの講座で学んだ人間の6タイプ理論を判断基準とし、誰に向けてのセールスレターなのかを考えています。またコレをすることにより、次に書くセールスレターのスワイプファイルを決めることができます。
ウェビナーで話しておりますが、次に書くセールスレターのスワイプファイルを写経する場合に、見分け方が身についていると役立ちます。
あとは毎日書き続けることによって、表現の引き出しが増えていきます。ただし、写経したものを実際のセールスレターで活用することも必要だと思いますが。
ですから、実戦で使うものを写経する、また実戦で書くからこそ写経する。これが大前提として大切な心構えかと思います。
レジを鳴らす参考になれば、幸いです。
Q: 質問です。「一からセールスライティングを学びたい」という人に、小野さんがオススメする書籍・教材はなんですか?2〜3教えていただければ幸いです。(写経題材の構造やトリガーを見抜く目を養いたいという思いがあります。)
※これを訊きたい理由は2点あります。
訊きたい理由1『“今の”小野さんのオススメを知りたいから。』
今までブログ・メルマガ・対面で、多くの書籍を紹介していただきましたが、当時と今の小野さんは経験も違いますし、視点・考えも変化している面があるかと思います。“今の”小野さんがオススメする書籍・教材を知りたいです。
訊きたい理由2『教材をいくつも持っていて、どれも中途半端になっているから』
何冊もコピーやマーケティング関連の本・教材を持っていますが、あれもこれも手を出して、どれも中途半端になっています。
なので、「コレ」と決めた一つを徹底的に繰り返し実践して確実にしたいと考えています。
A: 一晩経ってみてやっぱり思うのは、昔も今も僕のオススメは変わっていない、かもしれません。
『伝説のコピーライティング実践バイブル』
『ハイパワーマーケティング』
『大富豪の仕事術』
加えて、
『大富豪の起業術』
です。
僕はもともとセールスライティングを学ぼう、ではなくて、経営改善を課題としており、セールスライティングを知りました。
ですから、なぜセールスライティングを学ぶのか、への答えは自分の中にあったわけです。
そういう意味では、このなかから一冊を選ぶとすると、『大富豪の起業術』をオススメします。方位磁針のような本かと。他の3冊は割と技術的な本ですね。
・・・とここまで書いてきて思いましたが、イチからセールスライティングを学びたい人向けの回答としてはどうかなぁ、と自分で感じました。
もし、セールスレターの構造を学びたい、ということであれば、
*『Great Leads』
*『伝説のコピーライティング実践バイブル』
*自分が書く、書こうとしているメディアで使われている売れているであろうセールスレター複数
この3つ。コレで構造は学べると思います。そして心理トリガーですが、セールスレターを読んで自分の感情が動いた箇所をチェックし、それはなぜかを考えてください。そのうえで、「心理トリガー」などで検索すると、身につきやすいと思います。
例えば、ウンウンうなずきながらセールスレターを読んでいたら、思わず購入してしまった、買うつもりはなかったのに・・・とアレと思った箇所、感情が動いた箇所があったら、それを調べる、ということです。「一貫性の法則」か、と自分で体感することが、使えるようになるには大切です。
あとは、どれかひとつを集中的にやるのもいいと思いますが、すべてやるのもいいと思います。これから書くセールスレターに必要な教材を選び、それから手を付けていく、というのもありかと思います。
パラパラめくって流し読み、流し聞きするだけでも違うと思いますよ。
レジを鳴らす参考になれば、幸いです。