こんにちは。小野です。
かれこれ7年ぶりとか8年ぶりになると思うのですが、タイに行き始めた頃によく通った「ホイクワン」という場所に行ってきました。
ココは夜になるとタイの方でごった返す「市場」になるのですが、食べ物屋台だけでなく、洋服屋台もズラーっと並び、屋台でなくとも食堂とかネイル屋さんとかマッサージ屋さんとか、もちろん美容院とかありとあらゆるものが揃うんじゃないか(iPhoneもiPhoneケースも)というくらい、エライたくさんのお店が密集します。
夜になると、と書きましたが、昼間に来たことがないので昼はどうなっているのかわかりません。しかし夜は、明け方までやっているんじゃなかったかな、確か。
このホイクワンのそば、空いていればタクシーで5分くらいのところに、巨大なクラブ(体育館のような大きさのディスコです)があり、そこの営業が0時か1時までやっているのですが(今はどうかわかりませんが、たぶんやっているかと)、その営業後に若い人たちがホイクワンに行き、ごはんを食べるとか買い物するとか、そんな感じですので、深夜になればなるほど賑わうという、まさに眠らない街バンコクを体現した場所なんですね。
昨日ですが、タイ式マッサージをやりたいので妻とどこに行こうかと話していたところ、じゃあ久々にホイクワンへ行こうとなり、行ってきました。妻はタイ式マッサージの後でネイルもやりたいというので、じゃあ僕はその店の前にあった「ロティ」というパリっと揚げたクレープのような甘いお菓子を食べようと、1つ注文しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロティ
前々から気づいてはいましたが、このロティを売っているのはタイの方じゃないんですね。なんとなく、宗教が違うというか、そんな感じでした。たぶん、マレーシアとかインドネシアとか、もしかしたら中東の方かな、と。
実際昨日購入した屋台では、タイ語があまり得意じゃなさそうな感じだったので、やっぱり母国語が違うのか、と思ったわけです。しかし屋台でタイ語を母国語としない人がモノを売るとは・・・すごい場所だな、って思いました。
ご覧のように、ロティはクレープ生地のようなものを薄く延ばし、油で揚げます(焼くよりは揚げるがフィットすると思います)。その上に卵を溶いたものとバナナを乗せ、これらを包んで揚げた後は、コンデンスミルクと砂糖をかけて食べる、というものです。
柔らかいクレープも美味しいですが、揚げたクレープのさっくりする歯ざわりと、熱で香ばしくなったバナナと生地の香りで結構食欲が出ます。僕はバンコクに初めて来た時から、辛いのはなかなか怖くて食べられなかったですが、このロティを教えてもらってから安堵した記憶があります。
それで、結構コレ美味しいな、と思ったのですが、どうもあまりお客さんが店に立ち寄ってこないんですよね。誰に売るのかにもよりますが、少なくとも「ココで何を売っているのか?」を屋台の前に貼りつけておくなどしないと、初めてコレを食べる方はわかりませんし(結構欧米とかアジアの観光客も来ます)、
ロティに慣れたタイの方でも「ロティ売っているなら食べてみようかな」とはなりません。
もっと言うと、「このロティであなたの◯◯という悩みを解決できますよ!」とわかればなおいいです。たとえば、
「食事をするまでもないけど、ちょっとなにか食べてお腹を満たしたい・・・」
「タイの甘いモノは甘すぎて苦手・・・でもコレなら甘すぎないので・・・(甘いですが)」
「お子さんのおやつにピッタリ。新鮮なバナナと卵しか使っていないので、安心です」
こんな感じでポスターでも作って貼りつけておくと、もっと売れるんじゃないかな、と思います。
致命的なのは「その他大勢」に紛れ込んでしまい、まさにその他大勢として「飢えた群れ」から認識されてしまうことです。
まさに腹を空かせた群れは目の前をウロウロしているわけですから、彼らが何に困っているのかを読み取り、それを解決してあげると伝えればいい。
ちなみに・・・その後そのロティ屋台ですが、早々にどこかへ移動してしまったようです。あれだけ売れていないと、そうだろうな・・・と思いました。
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