お楽しみ様です。小野貴正です。
英語を勉強しようとなんでか思ったとき、ある本を手に取りました。本の名前は忘れたのですが、その本を僕は10ページほど読んで、コレはいい本を買ったな、と感激したほどの本です。ちなみにその本は英語を勉強するための本でしたが、僕は英語を勉強せずに、つまりその本をその先読まずに放ったらかしにしています。
ではその10ページに何と書いてあったのか?それは、
WIIFM
です。
英語の勉強とかプレゼンテーションの勉強をしたことがあるなら、このWIIFMをご存じかもしれません。これは、
What’s
In
It
For
Me
です。「それってつまり、オレにどんないいことあるの?」「なんかオレに関係あるの?」「オレにどんなメリットあるの?」「つまり、聞く価値あるわけ?」「つまり、なに?」日本語を当てるとこんな感じでしょうか。
このWIIFMが、この本を読んだ時にエライフィットしたのです。
セールスレターを読んでいる時、よく思うことがあります。「え、だからなに?」こんな感じです。言い換えると、「それってどんないいことあるの?」とも言えるわけですから、
セールスレターとかステップメールを読んでいる時に「だからなに?」と思う時って、WIIFMが欠如している状態なのかな、と気づいたってことで。
やたらと冗長になる時とか、文章を書いている時、メールを書いている時にはあると思いますが、この時に「だからなに?」と呟きながら書いていくと、WIIFMの欠如を防ぐことができそうです。
WIIFMを示せない文章や段落は、思い切って削除する。コレはセールスレターの編集段階で有効ですね。
僕の場合、セールスレターを書くときに、このWIIFMが役に立ったのですが(そういえば、確かドルー・エリック・ホイットマンがWIIFMかWIFMとか言っていた気もします)、
英語の本でなぜコレが登場するかというと、英語の構成はコレを意識する必要があるからとか(だったと思います)。そしてプレゼンテーションではなぜコレが必要かというと、
あなたにとってこんなメリットとかベネフィットがあります
コレを伝えることでグッと前のめりになってもらうためだったかな(確か)。
人は自分に関係ないな、と思ってしまうとその場から離れますから(その場にいても居眠りとかしちゃいますから)、常に興味を引き続ける必要があるわけです。そのために、
「だからなに?」と問いかけ続けることによって、読み手のWIIFMに応える
コレを意識するといいと思います。
他にも興味を引き続けるなら、ストーリーです。コレはホントに強力。スワイプファイルで使われている、ピアノのコピーとか怠け者が金持ちになる方法とか。読ませますよね。
セールスレターを読んだり、セールスを受けたり、プレゼンテーションを聞いている時に、「だからなに?」と思ったとしたら、そこにWIIFMがないということです。
常に読み手のWIIFMに応えながらセールスレターを書くって、とても大事です。
P.S.
たしかこの本だったような、、、
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