現在、小田原にいます。
18時過ぎから相模原市の相武台でコピーの打ち合わせがあるので、小田急線一本でアクセスできるということで、新横浜まで行かず、小田原で降りました。
小田原というと、リクルートで学校法人さんへの広告営業をやっていた時、先輩の土門さんに連れられてきた思い出が蘇ります。
学校さんへのプレゼンテーションが終わった後、駅そばにある「万葉の湯」へ。
有無を言わさず入浴料を払い、オフロに入ったあとは宴会場みたいな場所へ移動。
平日の仕事時間中なのにこんなことをしていいのかな・・・なんて当時は思っていましたが、そんな僕のビビリを気にせずに土門さんは「生ビールを大で」と注文。2杯か3杯、飲んだんじゃないかな。
僕はといえば飲めない体質なので、そんな土門さんを横目に、「あのー今日これから会社に帰らないんですか?」と聞くと、土門さんは「帰るよ」と。
え、帰るのに酔っ払って大丈夫なのですか、と間髪入れず質問すると、
「小野、オレたちが今営業しているのはナンだ?」
「あ、わくわくライブですよね」
「オレたちがワクワクしないで高校生やお客さんがワクワクするのか?」
なんというか、ズキュンときましたね、この一言には。
飲みたいことを正当化しているのかどうかはわかりませんが、会社員とはこういうものだ、社会人とはこういうものだという思い込みを、土門さんは外してくれているんだと思います(土門さんが何を考えていたのか、本人にしかわかりませんが)。
そんな思い出が小田原にはあり、奇しくも小田原までの新幹線ではライティングを行っていました。
腰の痛みが緩和されるとともに、というかさすがにビーコンライブセミナーの案内を待たせられないと思ったわけでして、
昨日から今日にかけて、ビーコンライブセミナーのブレット・・・ブレットというよりも僕の経験で読者の皆さんに役立つことを書き出していた次第。
昨日大阪で島田さんに、「これまでに比べて書き出すまでに時間がかかるようになりました」と伝えていたのですが、それは1年前に比べても今のほうが、書く内容に配慮をするというか、どんな風に書けば伝わって、どんな風に書けば伝わらないかを経験しているからなのだと思います。
あまりこの表現を使いませんが、「悩む」ことも増えました。
しかし悩むということは頭のなかに、論理性はともかく何かしらの伝えたいことが在るという証拠ですから、
一旦書き出しては脳を寝かせ、起きてはそれを読んでさらに書き出していく。
だんだんだんだん、書き出した内容にテーマが浮かび上がってきて、
これまでブログでも書いたとおり、それは「Be yourself」であったり、「僕らは何者にもなれない」であったり、「セルフコントロール」であったりするわけなのですが、
これらがひとつの大テーマに収束されていくというか、そういう感覚を持っていきます。
案内状の完成までもう少し時間をいただきますが、11月6日(日)は読者の皆さんにとって、いい日になるといいなぁ、と。
そんなことを考えながら、新幹線の中でライティングしていました。
さて、新幹線の中でライティングをするといえば、MacBookAirの登場を予想する人もいるでしょうが、今日はiPhone6sを使ってのライティングでした。
iPhone6sのメモ帳を使ってライティング。
メモ帳を使う理由は他に選択肢がないということもあるのですが、これはクラウド上でMacBookAirと同期してくれるので使い勝手がいいですし、
メモ以外に(たぶん)できることがないので、書くことに集中できるというのがあります。
京都日々新ことライティングマシーン(注:リサーチが的確で速いという意味であり、冷たいわけではありません)である日比野さんが、「ポメラ」をライティング時に愛用するのは、とてもよくわかるところです(日比野さんからすれば、iPhone6sでライティングなんてよくできますね、と言われそうですが。詳しくはこちら)。
でもなぜ、MacBookAirを広げるに十分なスペースが有るにも関わらず、iPhoneでライティングなのかというと、
「酔う」から、なんですよね。
僕が小学生の頃は新幹線も今ほど早くなく、
「なんて静かに走るんだ」
と感動したものですが、
今では速すぎるのか音も結構響きますが、揺れるんですよね。
僕は割りとバスの中でもライティングとかできる方なのですが、新幹線は、苦手でして。
地上をあんなスピードで走るなんて、ちょっとありえないだろう、という思い込みもありますが(それを言うなら、上海のリニアモーターカーなんて、絶叫モノです。絶叫マシーンは、好きですけどね)、だからかな、酔うんですよね。
だから揺れと脳を一体化させて、例えば背もたれを倒して半ば寝ながらでもライティングができるiPhoneは、新幹線の中ではオススメのライティングツールということです。
そういえば3年前、アプレンティスに通っていた頃も、満員の田園都市線で立ちながら『コンサルタント起業成功法則大全』のライティングを行い、40分で概ね書けたセールスレターがレジを鳴らしたことで、
レジを鳴らせるかとライティングの時間は、必ずしも比例しないんだな、と思ったものです。
どこにでも移動できる生活を営むには、どこででもライティングできることが僕にとっては大切なテーマなのですが、
だからこそ、インターネット回線をどう確保するのか、回線速度が遅かった場合にどう対処するのか、そして飛行機でも電車でもバスでも、歩きながらでも仕事をするということを、常に試しながら、生活しています。
もちろんこれは私見であり、最終的にはMacBookAirで編集しながら誤字脱字などを直し、文章を役に立つように整えていくわけですが、
書く時間がないなぁ、と思っている読者の方にとって、参考になれば、幸いです。
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