卓越性を発揮しよう

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小野です。台北におりまして、これを書いています。

人によってはどーでもいい話を書きますが、このどーでもいい話は木坂さんがいうMSPや理想世界の発見、コミュニティ化、島田さんがいうミッション・ビジョン・バリューに大事だったりするので、起業している人や起業を考えている人、事業を営んでいる人は、お時間あるときに読んでみてください。

先ほどまで恍惚の表情で台北の街を歩いていたせいなのか、原付を運転する台湾の人から道を聞かれました。わからないよ、と伝えると「ニホンジン?」と怪訝な顔で呟きまして去っていきました。

そういえば日本人女性二人にすれちがったのですが、僕が台湾人に見えていたのかもしれません。どこからどう見ても日本人であるという僕の主観は、ホトホトあてになりませんね。

台湾のスターバックス的存在といわれるミスターブラウンコーヒーに入り、Buy 1 get 1 freeキャンペーンでデカいアメリカーノを二杯いただいていました、ええ、ひとりでです。

なぜミスターブラウンに駆けつけたかというと、恍惚の原因、MSPを感じとれる鶏肉飯の存在をすぐにでも伝えたいと思ったからです。

ジーローハン、鶏肉飯、台湾の字では鶏の字が異なりますが、そういう名称の名物料理があります。

日本ではルーローハン、魯肉飯の方が有名ですが、僕は鶏肉のパサパサ感にしっとり染み込んだ旨みを味わうことが好きでして、それは鶏肉文化ともいえそうなタイに縁があるせいかもしれません。

だから同じような南国だし、台湾でも鶏肉が旨いに違いない、そういえばお茶問屋さんで教えてもらった食堂でも、海南チキンライス、タイではカオマンガイに載っかっている鶏肉部分だけをいただきまして、とても美味しかったことを思い出しました。

よーし鶏肉飯を食べちゃうぜ、17時以来のごはんはこれで決まりと鼻息荒く、前日のうちに調べておいた鶏肉飯屋さんにこの日の朝は直行しました。

直行とは書いたものの、どうも嗅覚が働いたというか、小道を歩くとたどり着いたのは朝ごはん食堂が点在するところです。

そういえば肉まんとかニラまんも食べようと探していたんだったと思い出しまして、目の前で二人の女性で切り盛りしている水煎包屋さん、、、

肉まんとかニラまんとかキャベツまんとか、朝食でよく食べられるものを売っているところです、、、

で、葱油餅なのか他の何かなのかまだ僕には見分けがつかないのですが、なにやら鉄板に広げて焼いていたので、これは旨そうだと近寄っていきました。

肉まんとかニラまんじゃねーじゃん、葱油餅に浮気じゃん!と自分で突っ込んだんですけどね。

しかし近づくと、肉まんとニラまん、高麗菜と書いてキャベツまんがケースに陳列されており、またこれがエライ小ぶりだったんです。

うお!キャワゆい!!!

と内またになるのをグッとこらえ、鶏肉飯前に食べるウォーミングアップにちょうどいいだろうという言い訳を繰り出し、しかも1個あたりの価格が15元と安い。

日本円換算で60円くらいかな、今まで僕が見てきた台湾肉まんでは最安値でした。

肉まんとキャベツまん、そして温かい豆乳を頂きまして、結局葱油餅っぽいものは買わずに一途を貫き、そばに荷物を置ける場所があったので、そのままアウトサイドイーティング。

うお!UMAI!!!

お肉やキャベツを包む皮が薄くもなく厚くもなく、程よい厚さで肉汁やキャベツの旨みを封じ込め、齧った瞬間に湯気がふわっと立ち上がり、鼻腔をくすぐる香りが甘くてイキそうになりました。

恍惚ってこういうことを言うんですね、これだからローカルに飛び込んでの出会いはやめられません。

なぜオレはローカルを歩くのか。そこに魂の共鳴があるからなのです。

と独りごちながら、暑いのでTシャツ一枚になり、鶏肉飯屋さんへ。

10時AM開店の5分前には何人か並んでおりまして、地元の人に混ざって日本人も何人かいたようです。

店に入ると日本語メニューがありまして、店員さんがオーダー用紙とメニューとペンを持ってきてくださり、鶏肉飯などをオーダー。

肉まんなどをいただいておなかは実はいっぱいでしたが、一期一会だと自分に言い聞かせて魯肉飯も一人前をオーダー。

メニューには鶏肉飯と魯肉飯のハーフアンドハーフもありましたが、両者の味付けが違ったら味の絶対値がわかんねーじゃねーかと思いとどまり、一人前ずつオーダー。

155元を支払い、1分も経たずして出てきた料理を前に、いただきますと手を合わせまして、お野菜を少々いただき繊維質を胃腸に放り込み、スープで口を潤したあとで、鶏肉飯からパクッと。

!!!!!!!!!!

UMASUGIRU!!!!!

破顔一笑、もう笑うしかありません。

これまで食べた台湾料理でベストです、基準値が高まりました。

食べ物の評価というのは、自分の経験に照らし合わせて感じるものだと僕は考えています。

レビュアーのなかでも、様々な種類の料理を様々なお店で食べた人による評価を読んでしまうのは、多くのデータ量に基づいた相対評価になっていることを、その人の経験値を期待するからです。

絶対値はその人固有の主観でしょうが、相対値ならば絶対値を上限と下限において弾き出すことができる。

コストパフォーマンスがいいというのは、過去の経験から旨さと価格のバランスがいい、それで相対評価が高いってことなんじゃないかと思うのです。

この鶏肉飯は僕の経験上コストパフォーマンスがとてつもなく良く、しかも見た目を上回る驚きがあります。

ごはんに鶏肉のささみをちょびっと載せて、醤油味っぽいややオイリーなタレをかけただけの一品です。

混ぜ合わせてガシガシお箸で口の中へかきこむと旨さが倍増します。

着丼したらまず、鶏肉とタレとごはんをお箸で混ぜ合わせる、コレがローカルルールのようで、店員さんも隣のタクシードライバーもそうしていました。

Googleのレビューによると目玉焼きを載せて食べるといい、と数人が書いていましたが、試したところ個人的には否。

まずは目玉焼きなしでかきこんでほしい。そのままで、なにも足さずなにも引かずに食べてほしい。付け合わせるならば濃ゆい煮卵のほうがいい。そんな食べ方にまで注文つけたくなるほどの驚きがありました。

シンプル イズ ベストとはよく聞きますが、これほどまでにシンプルこそ至高の逸品を体現した一品は、食いトレ部で行くフレンチや京料理以外にありません。

価格帯は全く異なるものの、食べものに求めるものが近い、わかる人にはオススメしたい、そんな逸品でした。

鶏肉飯から感じとったMSP

初めて行ったお店でこんなに感激するなんて、ありそうでありません。

味のストライクゾーンのみならず、美しさや感動へのストライクゾーンも広すぎると言われる僕でさえ、笑うしかないほど感動し、人に勧められるお店は数えるほどしかありません。

美味しいと聞いて訪れたお店は数あれど、全部が全部こんな風にすぐに伝えたくなるものではないのです。

まあ、なんでも美味しいとは感じますけれど、インスタグラムで投稿するようなものでもないというか。

インスタグラムでもFacebookでもそうだと思いますが、アレはファッション、礼儀としての装いだと考えていますので、責任が取れることじゃないと投稿できません。。。

なぜ、この鶏肉飯屋さんを伝えたくなったのか考えてみたところ

  1. 台北という異国の街
  2. ガイドブックには載っていそうもないローカル店
  3. コストパフォーマンスがいい

しかしこれらだけなら、また来たいと僕は思いません。

台北のローカルに飛び込めば、コストパフォーマンスがいいお店などいくらでもありそうだからです。

しかし今日訪問したお店は、今日にでもまた行きたい、ここでごはんを食べるためにまた台北に行きたい、と思えるようなお店です。

ごはん屋さんではないですが、2017年12月に知った梨山高山茶の旨さに感激し、僕は台北でお茶の購入をリピートしているおりまして、今回で3回目の訪台と購入です。

ファンは国境を越え時空間のコストを支払ってやってくる

郵送もしてくれるとは聞いているものの、わざわざ台北まで行きたくなる。

そんなお店がお茶問屋さんであり、お茶問屋さんに教わった食堂であり、Googleマップのおかげで見つけた鶏肉飯屋さんなのです。

60円とか160円、5,000円のモノを味わうために、数万円の航空券と5日間の時間を支払っていますから、

多分コストパフォーマンスとかローカルとかだけじゃない、、、いったい何が僕をお店へと駆り立てるのだろうと、さらに考えてみたところ、

*ひとつにフォーカス

という言葉が出てきました。

確かに、、、こういうお店に僕は惹かれる傾向があります。

オーダースーツを好むのも同様で、ナポリのコスタさんはフィッターにフォーカスしていて、ジャケットやパンツの仕立ては専門の職人に任せ、アンナ・マトッツォ母さんはシャツにフォーカスし、河合さんは男性のスーツ、アウターにフォーカスしている。

職人技を極めるために、ひとつの定義は人それぞれだけれども、彼らは各々がひとつにフォーカスしている。

ここに潔さ、自分自身を全うする、を感じるから、僕は彼らに引き寄せられるのです。

それに、台北はどのお店もスタッフの笑顔がステキではありますが、また行きたくなるお店は決まって、スタッフの気遣いが細やかでお店のファンであることが伝わってきて、そのスタッフがさらにお店のファンを生み出しているように感じます。

スタッフ自身が、お店のMSPに引き寄せられている。

強いMSP、強いコミュニティとはこういうことなのかな、と感じました。

なぜカツカレーはマズイのか?

引き寄せられるといえば僕はカレーが好きで、どこに行ってもカレーを食べていました。

最近、公開したインスタグラムでは、当初はカレーにフォーカスしておりまして、しかしベストパフォーマンスを発揮するために小麦入りのカレーは控えようと判断し、カレーの投稿を断念しました。

とはいえ、JALの羽田と成田国際線サクララウンジで食べることができるカレーは例外で、食べることを自分に認めておりますし、銀座のオマール海老のカレーやバーのカレーも例外として認めています。

かつてはどこに行ってもカレーが第一で、最たる例はスキー場でのカツカレーでした。

スキーをはじめて以来、34年間で何回スキーに行ったか覚えていませんが、カツカレー以外で食べたものを思い出してくださいと言われても、出てくるものはなかなかありません。

それほどカツカレーをスキー場ではもちろん、機会があれば街でも食べ続けていたのです。

しかし、カツカレーが美味しいかというと、美味しくはありません。

僕にとっては相対的に、むしろマズイ料理に属します。

カツカレーの難しいところは、カレーが最高でも、カツが最高でも、最高同士を組み合わせたところでカツカレーとして最高にはならないところにあります。

有名店のカレーとカツがコラボ!

に心が踊り、どこかで食べた記憶はあるのですが、ハッキリ言って美味しくない。

カレーは美味しい、カツも美味しい、でも組み合わせたら美味しくないのです。

なぜ銀座のステーキ屋さんで出すオマール海老のカレーが美味しいのかというと、カレーが引き立つように、またライスが引き立つように、調和しているからなのだと思います。

そしておそらくですが、お肉のあとの締めとして食べることを考えてつくっている。

全体の調和が大事なんです。

和佐さんが部分最適は全体最適になるとは限らないとセミナーで話していましたが、僕にとってカツカレーはまさにその具体的な例でした。

カレーにフォーカスするお店はある、カツにフォーカスするお店はある、しかしカツカレーにフォーカスしたお店はない。

だから、潔くないというか、逃げの姿勢が垣間見える、ついでにメニューに乗っけておこう、カツカレーは売れそうだし、カツがダブルで大盛りなんてきっとYouTuberが目をつけるだろう、広告予算かけずにSNS拡散だ、という浅はかさが感じられる、だからこそカツカレーを食べにリピートしたいお店は、僕にとって未だないのです。

強みにフォーカスするとは何なのか?

飲食店でもなんでも、ビジネスの世界では強みにフォーカスしましょう、という言葉を割とよく耳にします。

では、強みって何なのか?

一般的には競争優位性とか、比較した結果ほかよりも優れた技術やコンセプトとかを指しているように思います。

しかし技術もコンセプトも、ネーミングとか仕組みとかもそうですが、真似されてしまうものです。

バンコクで見かけるのは、現地資本による見事な真似でして、例えば吉野家がナントカ家になっていて、しかも美味しいらしい。

価格競争もはじまりますから、コレは推測ではあるけれど、日本のチェーン店の方が先々においては形成不利なように思います。

なぜなら、日本で食べるそれとは異なり、現地向けに味わいがローカライズされているからです。

吉野家もCoCo壱番屋もやよい軒も、そうです、味付けがタイ人向けなのです。

日本にタイ料理は存在しておらず、、、タイ料理自体が別の何かに変わってタイ料理っぽいものに変わってしまっているように、日本食っぽいけれど日本食ではない何かが、店名は日本と同じだけれどもタイに存在している、そんな感じなのです。

だから、僕がバンコクや台北で残念に思うのは、日本のチェーン店を見かけ、しかも混雑している店内を見たときです。

だってアレは、日本食ではないですから。アレを日本食だと思われるのは、日本の料理人、もっというと職人への敬意を欠いているんじゃないかとさえ思うのです。

私見ですが、ローカライズするなら、真似する現地資本の方に利があるでしょう。

だって一部の人以外、日本のチェーン店名がついたお店に行くのは、そのお店に行きたいのではなく、日本食っぽいものが食べられるからなのですから。

日本食っぽいものは真似できますし、味はタイ人好みを知っています。緑茶に砂糖ガバガバ入れて、コンビニでペットボトルや紙パックに入れられた「OISHI」なんて甘いお茶が人気なのはいい例です。

タイにおける、タイ人好みの味を知っているという土俵ができているので、そこに日本ならではのこだわり(お茶の苦味とかですね)など入る余地がありません。

売れなくなる、と考えているからです。

現地資本が日本企業からライセンスを取得して、日本のチェーン店を現地化、ローカライズしているのかもしれませんが・・・

どんなライセンス契約なのかにもよりますが、そもそも本当に日本が観光立国するなら、飲食の海外進出は日本としてマイナスに振れると個人的には思います。

だって僕のように、60円や160円のモノが食べたくて、台北にやってくる人もいるんですから。

そういう人は、レアかもしれないですけれど、そのお店で食べたいから行くわけです。

お店のファンですよね。

日本食がブームだからバンコクでは混雑するんであって、しかしブームはブームでしかなく、お店のファンではないでしょう。

大多数の日本人が「やっぱり和食がいい」と和食に帰ってくるように、タイ人はタイ料理、台湾人は台湾料理と、育った料理に戻ってくるものだと思います。

僕らの身体は、育った料理でできているのですから。

料理だけじゃなく、育った環境、その料理が生まれた環境と文化背景、そういうもの全体の調和だと思うのです。大事なことは。

株主の利益を追求することが資本主義社会においては大事なのである、おっほん、なんていうもっともらしい言葉を発し、グローバル化というもっともらしい言葉とともに、市場と労働力の安さを求めて規模の拡大に邁進する日本企業に先行きが感じられないのは、かつてはバンコクでも一番人気だった日本の家電メーカーが、今では韓国メーカーや中国メーカーに追いやられていることと無関係には思えません。

機能が同じなら安い方を買う。

売上や拡大に必然性のない進出は、ブームで終わる。

企業文化や理念にフィットしない、進出先の文化背景にフィットしないビジネスは、長続きしないんじゃないかな、と思うのです。

単なるブーム、バブルですよね。

外れてほしいと願いつつ、10年後にどれだけのチェーン店が海外で残って流行っているのか、正直期待できないだろうな、というのが僕の考えです。

僕たちはなぜ起業し商品やサービスを開発して売るのか?

いわゆるよく見聞きする、競争に追われる、大企業的な話になりましたが、Facebook などインターネットで見かける広告や、メルマガで送られてくる情報というのは、そのほとんどが上で書いたような大企業志向によるものだと感じています。

株主を満足させるためなのか、そうでもしなければ売り上げがキープできないのか、一般論的な話で恐縮ですが、必然性がないのにグローバル化して海外進出します。

グローバル化しなくても、国内に多店舗展開します。

多店舗展開しなくても、取扱商品を増やしていきます。

全てのグローバル化や多店舗展開がダメだとは思いませんし、むしろ拡大したほうがいい企業もあるでしょう。

その拡大するビジョンに、その企業らしさ、理念、理想世界、木坂さんがいうところのMSP、島田さんがいうところのミッションがあれば。

しかし、この生まれ育った街を元気にしたいんです!と高らかに叫ぶ人が、生まれも育ちも関係がないのに東京で起業したら、アレって思いませんか?

その会社、その人ならではの必然性を、周囲の人は見たり聞いたり感じたりしているものです。

一貫性はコピーライティングのテクニックだけではありません。

よりよく生きていく上での、全体を調和するための在り方です。

基本僕は、好きにすればいいんじゃないか、それも人生に深みを与えるしいいよね、というスタンスではありますが、必然性がないのに拡大しようとする、必然性がないのに独立起業しようとする人を見かけるたびに、その責任は僕が撒き散らした情報にあるんじゃないかと考えるようになりまして、今の僕にはまだ早いと、僕はブログやメルマガの日刊を、ただ単に考えや意見を述べるだけの情報発信をやめたのです。

自分から人が離れるのは、僕から一貫性が感じられないからだ、と思ったのです。

だから一貫性を考えなくても自然と一貫性を保てることこそが、今、僕自身提供できる何かだと考え、そこにフォーカスしようと思ったのです。

僕は元来、拡大志向こそありますが、そもそも起業したのは拡大したいからではありません。

長男との関係性に後悔すると思ったこと、自分の行いに全ての責任を引き受けてこそ自由な人生だと思ったこと、そのために経済的にも時空間的にも制約がない状態にしたかった。

しがらみとか人の期待とか、そういうものに応えたいという自分を認識しつつも、だからといって自分がやりたくないことまでやるという自分から、自分を解放したかった。

僕という人間を全うしたいと思ったことが、起業した理由なのです。

だから、売上や利益に拡大志向はあれど、まあコレは正直言うと、世界に港を持ちたいという欲求と自家用ジェット機を家にしたいという欲求からくるのですが、、、

実のところ必要十分に売上も利益もあれば、いいんですよね。

自分自身を全うできれば。

そして、やりたくないことをやらない、自分自身を全うするためにこそ、ビジネスをやる、収益を生み出し続ける仕組み化されたビジネスをやる必要があるのです。

そんな僕にとっては、大企業の多店舗展開のようなこと、グローバル化のようなことはそぐわないし、インターネットで見かける、僕も片棒を担いだことありますがゴメンナサイ、悪名高い系のプロダクトローンチ的な、ぺんぺん草も残らないような焼畑農業はやる理由がない。

やるべきことをやるステージなら、かつてセールスレターを毎月10本納品していた時のようにやりますが、

むしろ今はやりたくないことをやらないために、自分を全うするためのビジネスをつくっていくステージなのだという認識です。

だからこそ2017年から、島田さんの助けも借りて、自分のミッションやビジョン、会社のミッションやビジョンを考え続けてきました。

申し訳ないと思いながらも、僕には時期尚早とコピーライティングを教える講座はやめ、自己啓発的なセミナーもやめました。

今の僕は、まだ残ってくれている方々に、ライティングパートナーとして手伝ってもらえるレベルにまでスキルアップをしてもらうこと、そして、起業して事業を運営している人から求められている技術を貸し出して、商品開発やコンセプト開発、セールスライティングを行うこと、が必要なのだと考えました。

だからこそ、今年は事業を営んでいる、コレから営む人向けに、仕事をフォーカスしています。

おそらくではありますが、今これを読んでいる人というのは、僕の状況に近い人、これからその状況を経験しようとしている人、またすでにこの状況を乗り越えた人、これら3つのステージのどれかにいる人なんじゃないかと思っています。

なかでも僕のように、起業や事業経営に必然性を感じている人に、経験や技術を互いに貸し借りすることで、ひとつ上のステージへと一緒に駆け上がることができれば、と思います。

これが2019年と2020年のビジョンを描くための、根幹です。

起業した人事業を運営する人に共通する悩み

一緒に事業を営む、事業を再構築する機会があり、5つのプロジェクトを組み、進めています。

共通するのはどれも、数千万円とか数億円という事業を経験している人たちとのプロジェクトということでして、彼らが抱えている悩み、人によっては売上が半減するという悩みの原因は、同じものでした。

だからこそ僕は、メルマガで『ネットビジネス大百科2』を事業を営む人に観てほしいと伝えています。

パートナーライター養成講座に参加する人たちにも、観て学んでほしい。

なぜなら、僕も経験しているように、プロジェクトのメインとなっているのは、

コミュニティ化、MSPの発見と編集(人から求められる経験がないなら、発見と編集ではなく発見と構築になります)、ミッションの発見、誰をバスに乗せるのかの発見、だからです。

によっては『ネットビジネス大百科2』を観れば自分の課題やステージ、例えばマインドセット×集客に問題があるのか、コピーライティング×コミュニティ化に問題があるのかなどを感じることができるでしょう。

問題が明らかになってはじめて、解決策が必要となり、解決できるものです。

解決策を手にする前に、まずは問題を正しく把握しましょう、特定しましょう、ということですね。

結果、MSPが明確になり、理想とする世界を打ち出せるようになり、強いコンセプトもつくれるようになる。

それで僕にライティングだけ依頼してくれたら、とてもラクですから、、、そんな邪なことも考えてはいるのです。

ひとりで問題の特定ができるのか?

しかし、ひとりでもできるのであれば、きっとすでに解決していると思います。

僕が携わってきた経験の範囲内ですが、ひとりで解決できない人の方が、きっと多いですし普通なのです。

『ネットビジネス大百科2』のレターを見る限り和佐さんもそうでしょう、木坂さんや講座参加者を合わせ鏡にして、問題の特定をしていたと僕は見てとりました。

そこで必要な存在が、コーチだと僕は経験しています。

島田さんにエグゼクティブ・コーチングという名の、僕の自尊心をくすぐるネーミングのコーチングを依頼して2年が過ぎていますが、ここだけの話、収益がない月でも売上の見込みがない月でも、継続して依頼し続けています。

生命保険ビンボーならぬ、エグゼクティブ・コーチングビンボーです。

なぜなら、島田さんの在り方に共感して応援したい、という気持ちもありますが、僕自身の合わせ鏡として、問題が明らかになるからです。

だからこそ、今やるべきこととやるべきでないことを特定でき、講座やセミナー、人に教える事業はやめることにしました。

いわゆるコミュニティのメンバーからの参加費で、1年間につき1千万円は利益として創業時からもたらされていますから、会社の収益的にはよろしくありません。

しかし講座やセミナーに参加するメンバーが望んでいる仕事の提供をし続けることがかつてのようにできません。

ひとつは営業面の問題、もうひとつは半年や1年で僕が望むスキルにまでメンバーのスキルを到達させることができていない問題です。

つくづく、僕の経験は僕の経験に過ぎないと感じています。

しかし、僕にとってライティングパートナーの存在は必要です。

なぜなら今後ますます、コミュニティ化やMSP、ミッションの発見から手がけることができるライターの存在が必要になってくると、今体験しているからです。

いわゆるセールスレターを書く「セールス」ライター需要は、減るでしょう。

コミュニティ化が進めば、木坂さんの言うように、コミュニティのリーダーなら誰もが、コピーライティングする必要、またコピーライティングの役割を代替する何かが必要になるからです。

セールスライティングではなくコミュニティを生み出し育てていくことが必要

何本書いたか覚えていませんが、売れるセールスレターというのはいくつかの条件がありまして、その最上位にくるものは、リストがあるか、です。

しかも開封率が高く、熱意が感じられる。そんなコミュニティ化されたリストが。

コミュニティをリストと呼ぶことに僕自身抵抗ありますが、便宜上そう呼んでおりまして、恐縮です。

だから僕がパートナーライターに求めることは、セールスライティングよりももっと手前の部分、事業をつくるためのスキル、コミュニテイへの理解とコミュニティをつくり育てていく経験なのです。

コピーライティングよりも大事なこと

それはコミュニティと呼ばれるものをつくり、メンバーと共に歩んでいくということです。

このあたり、僕が話すよりも『ネットビジネス大百科2』に学んで欲しいので、割愛します。

『ネットビジネス大百科2』の7本の基本セミナーを学んだ上で、この先を読んでくだされば、よりなるほど感があるのではないか、と思います。

なぜコピーライティングよりもコミュニティが大事かというと、かつてのようにセールスレター一本やステップメールでは売れなくなっているからです。

強い企画や強いコンセプトはもちろんのこと、強いコミュニティでビジネスの成否や安定は決まります。

これはかつてダイレクト出版でコピーを書いていた時にリストが大事と言われていた時よりも、ダン・ケネディがリストが大事と言っていた時よりも、さらに必要条件になっていると感じています。

ビジネスの立ち上げがうまくいかないことも、1億円だった売上が半減していることも、リピートがないことも、強いコミュニティというものが抜け落ちているからだと、僕はコミュニティとともに歩んできた経験から、クライアント、ビジネスパートナーに説明することができます。

だからこそ、僕の提案が受け入れられて、数百万円プラス成果報酬というお金を投資し、共に再構築していこうというクライアントがいるのだと、背筋が伸びる思いを抱くようになりました。

どのようにコミュニティを生み出し、育てていくのか?

世間では木坂さんがいうようなコミュニティを「コミュニティビジネス」とか「コミュニティでサブスクリプション」とか、ビジネスというよりもお金儲けに必要な形式として使っているように、僕は感じておりますが、木坂さんも言うように、コミュニティとビジネスとはイコールではありません。

コミュニティ化に必要な目指す世界、理想世界とでも呼ばれるものがあって、誰かが意志を表明した理想世界に、共感した人がコミュニティのメンバーになる。

理想世界に向かっていくなかで、必要であればマネタイズが発生する。

そんな風に言っていましたね、これには同感です、そうだなぁと。

ここでお金に結びつけるんだと鼻息荒く理想世界を書き出し、コミュニティ化しようとすると、失敗します。

1年目なら収益上はうまくいっているように見えるかもしれませんが、2年目3年目でコミュニティが事実上解散していたら、安定した収益をもたらすことはそもそもできませんし、そのためにまたやりたくないことをやる必要が生じるものです。

コレは、自分自身の経験から、そう痛感しています。

好き勝手生きるために必要なことは、木坂さんがかつて書いたレターによると、正しい知識と善なる思い、そして正しい行動ですが、コミュニティを生み出すに必要なことは、

理想世界を一定以上体現できていて理想世界に向けて歩き続けているリーダー(=強いMSP)

それを適切に伝えきる力(=高いコピーライティング力)

「無数のリーダー候補」の中で埋もれないキャラクター(=ユニークネス)

と言っています。このあたり『ネットビジネス大百科2』の「コミュニティ化」パートで語られていますので、ちょっと思い出せない、というならば復習してみてください。

そして、コミュニティのリーダーに必要な仕事は、

理想世界を見せ続けること

理想世界に向かって歩き続けること

メンバーに更なる歩く力をつけ、共に歩き続けられるようにすること

と出てきます。

しかし多くの人はこれらを理解していません

コミュニティをつくるには、理想世界が必要なんだ、それを発信することが必要なんだ、そのために強いMSPをつくることが必要なんだ、と間違えます。

なぜ間違えるかというと、「理想を一定以上体現していること」、ここを理解していないのです。

頭だけで考えてしまい、身体が伴っていない。

コミュニティとは同志の集まりですから、体現していないことは伝わるものです。

あ、なんか薄いな、薄っぺらいな、って感じちゃう。

カレーが好きなのに市場性を考えたらラーメンが好きと言った方が読者の数を集められそうだから、オレはラーメンを世界一食べるんだ!

と高らかに宣言しても、体現しているかどうかは同志には伝わっちゃいますよね。

一緒にごはん食べにラーメン屋にいったら、え、サイドメニューのカレー食べてる、みたいな 笑。

こういう間違いをしている人、いっぱいいると思います。

もちろんラーメンを世界一食べるんだと宣言して、誰よりも世界のラーメンを食べに移動し、食べているなどし続けたら、その努力は認められるものですが。

壁に耳あり障子に目あり、なのです。

そもそも、ユニークさをつくりだそうとする時点で体現していない

MSPにはユニークさが必要だからと取ってつけたように、ウケがいい言葉を出す人がいますが、コレは捏造であって、体現ではありません。

体現とは経験してきたことであり、それは背中からにじみ出るものなのです。

MSPのつくりかたを見てもつくれない、MSPを感じさせることのできないMSP難民がいる理由は、競争志向のマーケティングから抜け出ていない証拠、比較検討して生み出すUSP信仰から卒業できていない証拠、そして単に様々な経験をしていないだけの証拠だと、僕は考えています。

木坂さんが『ネットビジネス大百科2』でいうまでもなく、島田さんが『ワイルドサイドを歩こうよ』でいうまでもなく、

人は生まれた瞬間に唯一無二の、70億人中ただ一人の、言い過ぎ覚悟で言えば全宇宙でオリジナルの、ユニークな存在です。

だから自分自身を知り、自分自身のコアの声を感じとり、それに従って生きる、自分自身を全うすることが、その人にとっての成功≒幸せなんだと僕は思います。

そんな理想世界とは自分自身の経験から生み出されるものであり、適切なライティングでそれを伝えること、それがコミュニティをつくりだし、コミュニティを強くする。

だからこれらのステージに応じて必要な行動をやっていくことが、コミュニティをつくるために必要なのだと考えるようになりました。

これらのステージとは次の3つです。

  1. 自分を知るステージ
  2. 理想世界を一定以上体現するステージ
    (やるべきことをやるステージ)
  3. コミュニティメンバーと共に歩むステージ
    (やりたくないことをやらないステージ)

順番に書いていきます。

自分を知るステージ

理想世界を発見するステージと言い換えてもいいかもしれません。

ここで必要なのは

*自分の理想世界を知る

ことなのですが、そのためには自分が歩んできた道のり、経験、体現していることを知る必要があります。

オレはラーメンで世界を平和にするんだ、という人が、過去を振り返った時にカレーばかり食べていたら、伝わらないでしょう。

過去と現在、未来は同じものとして他者はあなたを認識します。

理想をきれいな言葉で語っても、それがあなたの見た目や雰囲気から感じられなかったら、それは嘘にしかなりません。

人は見抜くものです。

ですからこのステージでは、理想世界を書き出してみると共に、それはなぜなのかを掘り下げていくこと、WHYが大事です。

あなたという理想世界へと続く物語は、WHYから生まれ、WHYで信じるに値するものになる、と僕は考えています。

理想世界を一定以上体現するステージ

コミュニティのメンバーから見て、同志があなたを見たときに、言葉と行動が一致しているステージです。

ラーメンを食べ続けてきた人なら、ラーメンを世界一食べるんだと宣言し、YouTubeで世界中のラーメン飲食動画を1万杯分発信すれば、ああ確かにと同志なら感じると思います。

理想世界へと歩みながらマネタイズをする必要があるならば、あなたが掲げたことで結果的に収益になっていることが必要でしょう。

上記の場合なら広告収入があるかもしれませんし、ラーメンミーティングなるものを開催して、とっておきのラーメン店をプロデュースするなんてこともして、結果的にマネタイズできているかもしれません。

何にしても必要なことは、言葉と体現の一致です。

このステージでは理想世界を体現するに必要なやるべきことをやるステージでもあります。

仮に伝える力、コピーライティング力が必要であれば、やりたくなくとも身につけるか、人に協力してもらう、という選択が必要です。

使える時間とお金、人脈、リソースによって判断する必要があります。

コミュニティメンバーと共に歩むステージ

ここは僕は現在取り組んでいるステージであることを伝えつつ、今実践していることをお話しします。

それは、やりたくないことをやらないこと、だからこそバスに乗せる人を厳選することです。

理想世界を掲げ、体現している以上、あなたにとって望まれざる人は必ずコミュニティにやってきます。

それは木坂さんもそうでしょうし、島田さんでもそうでしょう。

しかし、共に歩むステージにおいては、理想世界を等しくしている以上、ずっと一緒に歩んでいくという関係性が生まれます。

ある意味結婚のような、いや結婚よりも濃い繋がりかもしれません。

魂が共鳴するというか、そんな関係性が理想です。

では、なんか違うんだよな、という違和感を感じている人、あなたがわかりやすく手取り足取り稼ぎ方を教えてくれるというだけで、本当は理想世界を等しくしていないのに、ベネフィットだけに共感している人が、コミュニティに居続けることは、誰かを幸せにするのでしょうか?

おそらく誰も幸せではありません。お金の関係はお金で終わるといわれるように、ベネフィットの関係性はベネフィットを得たら終わります。

『ネットビジネス大百科2』の「マインドセット」編で木坂さんが引用してくれたように、セリグマンいわく幸せは

幸せ=快楽×意味×没頭

という公式で表すことができ、これらは掛け算ですから、どれか1つでも0になれば、幸せも0になります。

ベネフィットを得たらバイバイなんて、僕としては寂しい。

コレは、コミュニティではない、少なくともあなたと僕が定義するコミュニティ、『ネットビジネス大百科2』で語られているコミュニティでは。

だからこのステージでは、やりたくないことを認め、やらないことが必要だと僕は考えています。

そして、コアメンバーとでも言うような、強固なコミュニティメンバーが集うこと。

やりたくないことは何なのか、自分のコアの声が聴こえなくなっているのではとアドバイスを受け、那覇へ飛んでコザへ行き、燕三条へ行き、台北に行きました。

そして今、台北でiPhoneを使い、コレを書いています。

やりたくないことをやらないと決め、共に歩んで行く人がどんな人なのかを認識し、その人たちが必要とするならば、共に理想世界へと向かうに必要な成長へと導かなくてはなりません。

背中で引っ張るのか、隣で伴走するのか、という違いはありますが、僕はここを歩んでいる最中です。

ここまで読み、もし僕の理想世界のようなものを感じ取り、理想世界を等しくするか近いと感じるようでしたら、僕があなたに貸すことができる経験はこれら3つです。

*自分を知り理想世界を知る

*コミュニティ化に必要な商品などの企画開発

*自分のMSPにフォーカスした商品などの企画開発とコピーライティング

順番にお話しします。

自分を知り理想世界を知る

主観と願望で言葉にしてしまいがちな理想世界をマンツーマンでのミーティングで客観的に判断します。

そしてコミュニティメンバー、同志に響くような理想世界を書き出すようサポートします。

ご存じの方もいるように、僕は難聴です。

そのため、聴覚情報と論理性には疎いのですが、その分体感覚が優位になりました。

違和感を感じやすい、というものです。

MSPや理想世界を語るとき、それってホントなの?と感じることには長けている方でして、あえて言葉にする予想は外れますが、その結果本音を思い出してもらえることがほとんどです。

嫌そうな顔をされることもありますが、嘘ついて誤魔化してもバレますし、一緒に仕事をするということは同じ理想世界を目指す者同士ですから、望むならばコミュニティ化してほしいと思っています。

ですから正直に違和感を伝え、あなたが体現していることから理想世界とMSPを書き出せるよう、少なくともヒントは伝えられるよう努力します。

ただ、ゴメンなさい。

相性もありますし、聴き取りにくい声もあるので、そんな僕でもいいかな、という人にしか提供できない経験であることをお伝えしますね。

コレは、2時間のセッションで1万円、Zoomを使ったミーティングです。

理想とするコミュニティ化に必要な商品などの企画開発

コミュニティはできている、商品も売れている。しかしコミュニティメンバーが入れ替わり立ち替わりだし、経営が苦しい。

こんな人がいます。

なぜ入れ替わり立ち替わりなのかというと、そもそもそういう状態が理想世界として打ち出されている、もしくはそう周囲から認識されているという可能性もありますが、

  • 理想世界が伝わっていない
  • 理想世界を一定以上体現できていない
  • コミュニティのメンバーを見ていない

ということが原因として考えられます。『ネットビジネス大百科2』や木坂さんと島田さんからの受け売りですが、確かに、そうなんですよね。

また、ベネフィットで集客した場合もそうですね、ベネフィットは得ることができれば、そこにいる理由は無くなりますから。

いわゆる稼ぐ系やスキル獲得系のコミュニティが続かないのは、ベネフィットによるものだと考えています。

必要なことは理想世界やMSP、ミッションの確認と再構築です。

そしてコミュニティのメンバーが理想世界に到達するために必要なことを企画し、商品開発やコンセプト開発を行うことです。

広告企画営業やブライダルのプロフィールスライドづくりなどで何百本とやってきた企画開発の経験ですから、このスキルと経験をお貸しすることができます。

すでに事業を運営している、もしくは新しい事業をはじめようとしている人で、もちろん僕の難聴を僕のMSPのひとつとして楽しめる人限定ではありますが。

コレは、6時間のセッションで5万円、対面でホワイトボードを用いたワークショップでして、ここには自分を知り理想世界を知るセッションも含んでいます。会場までの交通費以外、追加料金は不要です。

場所は応相談ですが、タイミングと僕の居場所により、僕の分の交通費と会場費を相談することはあります。

もちろん、いまタイだからといって、タイ日往復チケットと新幹線代を必ず請求しますよ、ということではありません。

どうしてもこの日でなければと日時指定があり、その日僕がタイにいて、一時帰国せざるを得ないならば請求を相談しますが、日本にいるときは居候している実家か宿泊しているホテルを起点に、交通費や会場費を算出します。

どう負担し合うか、相談の上で、決めましょう。

自分のMSPにフォーカスした商品などの企画開発とコピーライティング

もうひとつ、僕がお貸しすることができる経験は、

あなた自身のMSP、ミッション、理想世界、在り方にあなたがフォーカスできるよう、あなたはやるべきことだけをやり、より身軽に軽やかに生きるために、

セールスレターのライティングやステップメールのライティング、プロモーションに必要なライティング、事業や法人WEBサイトのライティングなどを、僕を含めたコピーライターに任せてくださることです。

平たくいえば、プロジェクトをはじめる、ということになります。

コレは、Lighter & Writer、ライターライターというネーミングなのですが、ええと、コレはもちろんハンターハンターから来ています。

ビジネスをはじめる、営む人は理想世界を実現するため、軽やかにMSPにフォーカスしてほしいと思いますし、コピーライター、セールスライターである人にはライターとしての本分、レジを鳴らすことにフォーカスしてほしいと考えていました。

その方がお互いに、軽やかに自分自身を全うすることができるんじゃないかな、と思うのです。

組むコピーライターに関してはパートナーライターに限定するので、この点安心してほしいのですが、僕の力が足りず、まだ各々が力量不足のところもありますので、僕を含めたチームとしての仕事になります。

コレは、セールスレター1本60万円プラス粗利に応じた成果報酬、ここには理想とするコミュニティ化に必要な企画開発も含みます。

この企画開発のためのセッションは日時と場所も相談の上で、交通費は不要です。

ビジネスパートナーとしてプロジェクトを組むようなものですから、必要経費は60万円に含みます。

成果報酬は50%ですが、打ち合わせの上で設定できればと思います。パートナーとして粗利率により、上下させてバランスをとれれば。

まとめると

コミュニティ化Zoomミーティング

  • ゴール:コミュニティをつくるため、自分を知り、理想世界を知る
  • 場所:Zoom
  • 時間:2時間
  • 開催日時:相談の上決定
  • 参加費:1万円(税込み)

マネタイズワークショップ

  • ゴール:コミュニティのメンバーと歩み、必要であれば彼らを引き上げるための商品やコンセプトを企画し、商品化するワークショップ
  • 場所:相談の上決定
  • 時間:6時間
  • 開催日時:相談の上決定
  • 参加費:5万円(税込み)
  • 参加費に含むもの:マネタイズワークショップ
    コミュニティ化Zoomミーティング(必要である場合)
  • 会場費と交通費
    (ただし、会場費と交通費は開催場所と日時により相談の上決定)

LIGHTER & WRITER

  • ゴール:コミュニティにおけるマネタイズをコンセプト開発、商品開発、ライティングで実現する
  • 場所:打ち合わせは相談の上で決定
  • 開催日時:打ち合わせは相談の上で決定し、企画とライティングは打ち合わせで決めた成果が出るまで継続
  • 参加費:60万円(税込み)+プロジェクト粗利益の50%を成果報酬(ただし相談の上で決定。60万円の着手金はセールスレター1本を成果物として書く場合)
  • 参加費に含むもの:LIGHTER & WRITER
    マネタイズワークショップ(必要である場合)
    コミュニティ化Zoomミーティング(必要である場合)
  • 会場費と交通費
    (ただし、会場費と交通費は開催場所と日時、期間、役割分担により、日時を相談の上で決定)

ただし、まだ入金は受け付けていません

難聴ぶりがキャラクターとして定着しているように感じますが、とはいえ皆が皆、僕の難聴度合いをわかってくれるなんて発想は、僕の甘ちゃんぶりが見てとれる甘えです。

僕と一緒に歩んでみたいと感じてくれたとしても、難聴度合いを知ってから、決めてもらった方がお互いにいいかと思います。

それに、難聴はともかく、僕との相性というか、一緒にやっていけそうかを判断する機会があった方がいいでしょうし、人のその感覚は信じたほうがいいと経験しています。

そこで、まずはZoomでのお話、マンツーマンでのミーティングを提案します。もちろんコレは打ち合わせですから、無料でです。

聞きたいことは赤裸々にお話ししますし、お互いに不安を取り除き、一緒にやっていけそうかどうかを感じ取ることが目的です。

そしてあなたに、僕は理想世界に向かっているか、一定以上体現しているかが伝わったのであれば、その時はご一緒しましょう。

しかし、ごめんなさい。

人から求められたことがない、自分で商品やサービスをつくり売れたことがない人には、僕はまだお役に立てないと思います。

想像するに足し算思考でなんでも経験し、スキルとかを磨くステージだと考えるからです。

コミュニティを生み出し、リーダーとして歩んで行く人、すでに歩んでいる人、もしくは期せずして片足突っ込んでしまっている人なら、引き算思考が必要かと思います。

研ぎ澄まし、強いコミュニティのための強いMSP、強いコンセプトを発見しましょう。

軽やかに自分自身を全うする

結局のところ僕は、アルチザンなんだと思います。

アーティストではなく、経営者でもなく、職人のような業、細やかさと実用性を仕事に求めている。

業を磨くために、いろいろな経験をしに外に出て、移動し続けている。

ひとつのところにとどまることができない、職人なのだと思います。

Zoomミーティングやワークショップもエンターテインメントとして楽しんでほしいことはもちろん、実用的なものでありたいと思います。

ライターライターも同様で、ライティングする機会を借りる代わりにライティングスキルをお貸しし、お互いに身軽になる。

クライアントはライティングをすることから解放され、ライターは営業から解放される。

互いの好きなこと、やるべきこと、求められていることにフォーカスするので、

もし結果が出ないならば、コミュニティができていないか、コミュニティを見ていないか。

僕は本当に最近なのですが、そう感じられるようになりました。

あるいは、市場性がないか、、、これはコミュニティを見ていないってことと同義ですね。

お互いに培ってきた経験を使い、お互いに理想世界を掲げ、コミュニティをつくり強くし、リーダーとして背中を見せ、あるいは伴走してコミュニティを引き上げ続ける。

木坂さんや島田さん、僕が理想世界を近くする人たちの言葉を聞き、一緒に体験を重ねてきた結果、こんなことを書いて伝えたいと思い、コレを書きました。

一緒にやってみたい、面白そうだ、小野と話してみたい、と思われましたら、まずはZoomでお会いしましょう。

そしてお互いに成長し、進化し続けましょう。

軽やかに、自分自身を全うする。

そんな人たちが世界に増えていけば、うれしいです。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!

小野

P.S.
無料マンツーマンZoomミーティングはこちらからお知らせください。日時は追って相談しましょう。

 

無料マンツーマンZoomミーティング(引き算の卓越)

ご検討くださいまして、ありがとうございます。











はせがわまさひろさん
はせがわまさひろさん

小野さん、大変ご無沙汰しております。

ビーコンコーチングでは、いろいろとお世話になり、
どうもありがとうございました!

非常に残念で情けない話ですが、せっかく小野さんから
数々の貴重なアドバイスを頂いたのにもかかわらず
僕の現状は当時と殆ど変わっておりません。

今回の「ネットビジネス大百科2」を通して僕が感じたことは、
自分の「Why」を見つけてないまま、的はずれな「What」を求めて「How」を探して、ちょこっと実践しては途中でやめてしまう、
の繰り返しを、ここ数年してきたということでした。

そもそも「Why」が見つかっていない状態で実践しているので、
「How」を続けているうちに違和感が大きくなってきて、
当然のごとく挫折に至っていたのだと思います。

もし仮に「What」を得るに至っていたとしても、
「Why」に基づいた「What」ではないので、
おそらく同じことを繰り返すことになっていたでしょう。

そしてそれは、小野さんのコーチングを受けていた頃から
一貫してアドバイスを頂いていたことです。

小野さんは上記のレポートの中で、
「自分から人が離れるのは、僕から一貫性が感じられないからだ、と思った」とおっしゃられてますが、
僕から見ると、コーチング当時から発信しているメッセージや
体現し続けている姿勢に、十二分に一貫性を感じます。

思えば僕は、「自分の理想世界を知る」
「理想世界を一定以上体現する」フェーズをすっ飛ばして
短期的に「何らかの結果:What」だけを求めていたようです。

特に「理想世界を一定以上体現する」フェーズは
当たり前に考えて、一足飛びに実現できるようなことではない
と思われますが、僕はそれをやろうとしていました。

結果、同じことを繰り返して、ここ数年の貴重な時間を
実りのないものにしてしまったのだと思います。

そこで僕はまず「自分の理想世界を知る」ことから
再スタートし、木坂さんが言われている
「適切なマインドセット」を自分に再教育しつつ
「自分の理想世界を伝えきる力」を獲得するために
コピーライティングを学び直すことにしました。

「自分のWhy」を見つけるために、サイモン・シネック氏の本を
読みましたが、「自分のWhy」を見つけるためには
パートナーが必要だと書かれていました。

さらに、そのパートナーとして、自分のことを知りすぎている
人物(配偶者、近い親戚、親友など)は、客観的になりづらい
ので避けるようにとも書かれていました。

最高のパートナーは、あなたのストーリーを初めて聞く人物で、
個人的な情報や感情を気兼ねなく分かち合える、
あなたのWhy探しを本気で手助けしたい人物であるべき、
といったことも書かれていました。

しかし現実問題として、近親者でも親友でもない人が、
他人のWhy探しに、真剣に長時間(本には少なくとも3時間と書かれています)割いてくれることは、かなり難しく、
そのような人を探すのは大変なことだ、という印象を受けました。

そう思っていた時に、小野さんからのオファーが飛び込んで
きたので、直感的に申し込むことを決めました。

かなり長文になってしまい恐縮です。

本当にお時間が確保できた時で結構でございますので、
ご回答よろしくお願い致します。

(本人の許可をいただきまして、個人情報が特定される箇所以外を掲載しています)

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