こんにちは、小野です。
今、SHINEの出資者と事業マネジメント者を募集し、アニメーションのモニターを募集しはじめたので、前々から考えていたことを記しておこうと考えました。
僕はメールアドレスやLINEアドレス取得用の、いわゆるランディングページと講座や商品の販売ページ、個別相談会の申し込みページ、いわゆるセールスレターをセットで依頼されることがあります。
というよりも、9割の依頼は2本セットで、残りの1割でステップメールもとか、ランディングページはあるのでセールスレターのみとか、という比率です。
ココで僕はいつも悩みます。
ランディングページのファーストビューで、セミナーや講座を運営する人の顔を出すべきなのかどうかと。
Facebook広告や広告にリンクされているランディングページでは「出す」方が多いと感じているのですが、僕はランディングページでは多くの場合出さないほうがいい、と感じています。
データがないので、説得力に欠けるんですけどね。。。
なぜランディングページに自分の顔はNGだと思うのか?
先に自分の顔、講座やセミナーの講師の顔を出したほうがいいと考えているケースを紹介します。
それは、すでにその人が読者にとって知られている人、著名人である場合です。
例えば、江頭2:50さん。
彼がYouTubeチャンネル開設後8日間で、チャンネル登録者数100万人の公約を達成していました。
チャンネル登録している方も、いらっしゃるのでは、と思います。
仮に彼のYouTubeチャンネル登録者数を増やすために、ランディングページをつくるとすると、僕なら、彼の顔をファーストビューに載せると思います。
知名度が高いと思われることと、YouTubeチャンネル開設後間もないなら、彼のファンに向けてエガちゃんの写真付きで、それを伝えたほうが登録者増につながると考えるからです。
でも、、、
仮に彼を知らない人にもYouTubeチャンネルに登録してもらいたい、そのためにランディングページをつくりたい、ということなら、、、
あえて彼の顔写真をつけるバージョンと、つけないバージョンを提案すると思います。
顔写真をつけないバージョンを提案する理由は、顔の好みでページを閉じられないようにするためです。
人により顔の好みは違う
ちょっとばかしこの根拠を探していたところ、高須クリニックの記事に出会いましたので紹介します。
読むと根拠としては十分ではないと思いますが、それでも確かにね、と思ってしまう説得力はありそうです。
ランディングページのヘッドライン、キャッチコピーに、「単身赴任サラリーマンが90日間で独立起業した秘密を知りたい人は、他にいませんか?」、というコピーを載せるとします。
ココに、僕の顔が載っかっていたら、どう思いますか?
僕を知っている人、僕と会っている人なら、ああ小野ならそんなことやりそうだな、と思われるかもしれませんが、僕を知らない人、僕を見たことがない人ならどうでしょう?
このメッセージの前に、「アイキャッチ画像」という名称のごとく、僕の顔写真に目が行きます。
そしてこの顔が好みかどうかをその人の脳は勝手に判断します。
もし好みだったらラッキーですが、好みでなかったらページを閉じるでしょう。
メッセージはその人の悩みを捉えていて、メッセージには興味を持ってもらえたはずなのに、顔写真を見て好みじゃないからと閉じられてしまう。
僕は、コレを危惧しているわけです。
メッセージに共感したあとで顔を見るなら
コレは誰かに根拠があれば教えていただきたいのですが、、、僕は、メッセージに共感したあとであれば、その人の顔を見ても好みで判断されにくくなる、と考えています。
例えば、なんだかスゴく心に響くポエムだな、と感じたあとでその作者が江頭2:50さんだと知っても、彼の顔が好みじゃなくても「意外ー」となって離脱はされないんじゃないかな、、、なぜなら、一度共感しているからです。
こういう場合でも一貫性が働くかどうかは未確認で学んでおりませんが、顔が好みじゃなくても友だちづきあいはするし、交流を楽しんだりはするものだと考えているので、、、
ペルソナ設定はしているとはいえ、不特定多数の人に向けたランディングページの場合は、基本講師や運営者の顔を出さないほうがいいと思うのです。
メッセージに頷いてくれた人を、集めるために。
アニメーションがいいのか、本人登場の動画がいいのか?
だから僕の考えでは、アニメーションを使うべきなのか、本人登場の動画を使うべきなのかも「誰に向けてのものなのか」によって変わってきます。
Facebook広告などで活用する、知らない人に向けてのものなのか、はじめましての挨拶を交わした程度なのか、一緒に食事をしたり歓談をしたり、あるいは商談をしたりした間柄なのか。
見込み客の気づきレベルに応じてヘッドラインやリードを変えると話すのは、ジーン・シュワルツやマイケル・マスターソンですが、読み手と自分(あるいはセミナー講師など)との関係性の遠近によって、アニメーションがいいのか、本人登場の動画がいいのかも違ってくると僕は考えています。
顔の好みがあるので、初対面に近いならアニメーション、関係性が深くなりつつあるなら本人登場の動画がいいのでは、というのが僕の考えです。
世の中的には動画を使ったほうがいいとか、YouTubeを使ったほうがいいとか言われていますし、それはそのとおりだと思います。
ただ、自分の顔を出すべきなのか、講師や運営者の顔を出すべきなのかは、誰に見てほしいのかで決めたほうがいい。
そんな事を考えていると、自分の思考を整理がてら、記しておきます。
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