ワイルドサイドツアーで旧ユーゴスラビア圏に来ています。
ワイルドサイドツアーとは何?と気になったら、、、コメントください、参考資料をお知らせしたいと思いますので。
旧ユーゴスラビア圏で感じる理性と洗練
僕はバンコクのスワンナプーム空港をカタール航空で出発し、ドーハ経由で集合地のスコピエ へ。
スコピエとは2019年に国名が正式に決まったばかりの、北マケドニア共和国の首都です。
首都と言っても、日本での成田や羽田と異なり、イメージ的には岡山空港や徳島空港といった地方都市にある空港のような雰囲気です。
地中海性気候のスコピエは、入国審査を終えて外に出た僕を、透き通った空気と青空で迎えてくれまして、清々しさこそあれど、バンコクやデリー、イスタンブールで感じたカオス感は微塵もありません。
かつてヨーロッパを鉄道で巡った時も感じましたが、穏やかな人の雰囲気からは、歴史と文化を受け入れている、闘いが終わった後の安堵感というか、そういうものを感じとりました。
ツアーテーマが確か、タイ、インド、トルコと来ているので、東から西へ、東洋から西洋へ、そしてワイルドサイドという言葉から喚起される普通は行かない国へ、こんな感じだったと思います。
旧ユーゴスラビア圏はヨーロッパの中でもつい最近まで戦っていた国々ですから、勝手なイメージとしてカオス感が濃いんだろうな、と思っていました。
たとえば16年前にボスポラスエクスプレスでブルガリアとルーマニアに途中停車しただけで、なんか身の危険を感じてしまったような、そんなヤバい感。
フタを開けてみるとかつてないほどの安堵感です。
ガイドさん曰く、ここはスリが多いから、とはいうものの、バンコクのナナプラザ付近やデリーの駅近郊の立ち食いカレー屋台付近に比べると、緊張感は必要ありません。
アレクサンダー大王をはじめとする彫像の数々、マザーテレサの存在感が街の目となり、人々の理性を保たせてくれているのでしょうか。
五感と紐付けられる記憶
かつてのオスマン帝国領土でもあったからか、食べ物からはトルコ料理と近いか同じであるものが多く、お肉料理であるケバブはもちろんのこと、オリーブや山羊のフェタチーズ、胡瓜にトマトといった地中海料理に欠かせない食材が、とても美味しい。
朝食でいただいたフェタチーズと胡瓜の組み合わせは本当に絶品でして、口に含んだだけで、トルコ料理やギリシャ料理を思い出させてくれます。
聴覚や嗅覚は、人の記憶を呼び覚ましてくれる、と聞いたことがあります。
ああ、なるほど。
確かに、20代に聞いたドリカムの『未来予想図』と『未来予想図2』、B’zの『LOVE PHANTOM』、華原朋美の『moonlight』などなどを聴いていると、ちょっぴり切なく、ちょっぴりスゥイートな思い出がよみがえってくるわけですが、コレはそういうことなのですね。
僕にとっては味覚も同じ役割を果たしてくれるようでして、オリーブを食べてはロドス島のタベルナコスタスでいただいた見事なウインクを思い出し、バーガーキングに行くとマルマリスでうまそうにレモンと塩胡椒をふってサラダとパンを食べる、胡散臭いレストランのウェイターを思い出します。
僕が現地通貨を片手に買い食いする理由
スコピエにはじまる旧ユーゴスラビア圏のツアーも、僕の五感に何かを記憶させてくれるのでしょうか?
楽しみでならないな、そんなことを思っていたかはさておき、早速その出会いはやってきました。
オールドタウンを歩いていると出会った屋台風のお店。
そのカラフルなアイスクリームの賑わいに惹かれ、近寄ってみると驚き。
スニッカーズ風味のアイスが、バナナのような黄色味とチョコレートとナッツのディスプレイで鎮座されています。
瞬間、コレくださいとコーンで注文しまして、100マケドニアディナールを渡すとお釣りは80ディナール。
なんと日本円で40円、こ、コレはバンコクよりも物価が安い、、、しかも、美味しい。
この渾身の痛撃で、僕の味覚にはアイスクリームが刻まれました。
スコピエの後は、オフリド、そして国境を越えてアルバニアのティラナにやってきましたが、ティラナでもアイスクリームのディスプレイにヤラレまして、3店舗目のアイスクリームに辛抱たまらず、ピスタチオのアイスクリームをゲット。
ラム入りじゃないとピスタチオじゃないわよ、のようなことを店員さんがいってくれたとツアーメンバーに聞き、お酒は飲めないけどそんなもんかと思い込み、頂いたピスタチオアイスは甘くて後味よし。
味覚とともに刻まれるのが、店員さんの笑顔と雰囲気。
そうそう、コレが楽しみで、僕は街で買い食いするんだよね。。。
コメント
ワイルドサイドツアーとは何?
質問、ありがとうございます。
ワイルドサイドツアーとは、、、
「ワイルドサイドを歩いている者が企画し、
同じくワイルドサイドを歩いている者に参加を募り、
実施するツアー」
という感じでしょうか。
もともとはワイルドサイド部、
という事業プランニングを学ぶメンバーで
毎年開催していましたが、
今では「ワイルドサイド研究会」という
組織(?)に参加しているメンバーが
参加対象です。
1年目はタイ、2年目はインド、3年目はトルコ、
そして4年目と5年目を兼ねた今回は、
旧ユーゴスラビア圏でのツアーでした。
「ワイルドサイドって何?」
という疑問が残ることは至極真っ当ではございますが、
「ワイルドサイドを歩こうよ」
もしくは
「しまだしんすけべ」
あるいは
「記号株式会社」(KIGO INC.)
あたりを検索し、言葉の定義をしてみてください。
参加を希望する場合は、お問い合わせのほど!