その本の名は・・・
『世界一シビアな「社長力」養成講座』
案内をクリックして登場した案内文を
読んでみると衝撃を覚えました。
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あなたは次のうちどちらになることを選びますか?
社員に尊敬され人気もあるけど、儲からない会社の社長
社員には恐れられ嫌われているけど、儲かっている会社の社長
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コレを読んだ瞬間、
僕は「儲かっている会社の社長」がいい!
と叫んでいました。
そして・・・
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社員を雇うのは「利益」を上げるためだけです。
それ以外の目的はありません。
ですから、あなたがまずしなければならないことは、
あなたの知らないところで彼らが会社のもの(時間を含む)を
盗むのを防ぎ、あなたのプランに沿って彼らに仕事をさせ、
そういう仕事をしている従業員に報い、そうでない従業員を
カットすることです。
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ここを見た瞬間、
なんでこの人はオレの悩みを
こんなにわかっているんだろう!、と感嘆しました。
著者を見ると、ダン・ケネディ。
初めて聞く名前です。しかし、
この人ならオレの悩みを
解消できるんじゃないか、
部下と対峙する
勇気を与えてくれるんじゃないか、
と思い・・・購入ボタンを押しました。
価格は3,990円(税込み)です。
かなり高額に分類される本です。
数分迷いましたが・・・
読者レビューを見て勇気づけられ、
購入を決めました。
待つこと1日か2日・・・
到着するやいなや本に引き込まれました。
一晩で本を読み上げ・・・そして、
翌日の午前9時から10時30分まで・・・
部下を叱り飛ばしました。
我ながらよく言ったな、という言葉が
「お前ら、オレの時間を盗むんじゃねーよ。
この時間泥棒!」という言葉。
かなり感情的に部下を叱り飛ばしましたが、
根拠においたのは、
ダン・ケネディが本で述べていた
「壊れ窓理論」という箇所です。
コレは、
あるビルの窓が1枚割れていた場合、
ほうっておくと他の窓も割れてしまう、
という話なのですが、
責任感を持って仕事をしない結果、
その影響が他のスタッフにも出ている。
何よりお前らが仕事をしないせいで、
オレはいつも終電帰りだ。
コレ、おかしくないか?
お前らのような壊れた窓は
他の窓も割ってしまうから、
オレは今日叱り飛ばすことにした。
正直、やめても構わない。
・・・こう叱りながら話しました。
ホントに辞められてもいいと
思ったんですよね。
残ってもらっても勤務態度が変わらなければ、
会社にとっては不利益になるだけだと
気づいたんです。
まさにダン・ケネディに勇気をもらい、
背中を押して貰いました。
叱った結果ですか?
部下は変わりました。
仕事は責任をもって
やり遂げるようになりましたし、
僕に仕事の片付けを
任せないようになりました。
どうしても帰らざるをえない時は、
明日それを実行すれば問題ないように
スケジューリングし、
それを僕に事前相談するようになりました。
(事前の相談もコレまでなかったのです!)
結果、僕は終電帰りが減ったのですが・・・
もちろんそれだけではなく・・・
もう少し後になりますが、
横山さんのセミナーと平野さんのメール営業、
そしてセールスコピーの勉強成果が
同時に出始め、業績も回復し始めます。
部下が変わったことにより、
組織営業をはじめる土壌が整ってきた、
ということです。
たった1冊の本に書かれている内容を
実践したら、その日のうちに効果があり、
しかもそれから2ヶ月のうちに
業績がアップし始めるとは・・・
コレほどの衝撃はなかったです、これまで。
それから僕は、
ダン・ケネディの教えを実践するようになり、
「こんな効果があるのだから」と
ダイレクト出版の案内する本を
他にも購入して試すようになり、
ダン・ケネディの肩書の一つ、
「コピーライター」に興味を持つようになるのです。
次の第4章では、
セールスコピーライティングとの出合いをお話します。
ダン・ケネディのご冥福をお祈りします。
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