続、アプレンティス

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このオファーを受け取った時、
ホントに悩みましたね。

うわ~マジかよ~って感じです。

もう見透かされたように
土曜開講のオファーが来ましたから、

言い訳の1つは通じなくなりました。
後は48万円なんですよね。

別にダイレクト出版さんの誰かに
セールスされたわけではないですが、

スゴく脳と心に侵入される感じがありました。

もうセールスレタースゴイって、
それしか言葉に出ないです。

それで、まさに問われていると思いました。

「金曜は見送ったけど、土曜ならやりますよね?」って。

「お金が手元にないなんて、
やらない理由にならないよね?それはつまり、
時間も収入もコントロールできる、
そういう世界に行きたくないってことだよね?」

と。

目の前に銃が置いてあって、

これまでの自分と決別するか、
理想の自分と決別するか、

どちらかを選んで片方を消せと。

そういう選択を求められているんだと感じました。

事実、手元に48万円はないですが、
カードローンの残高を見たら

300万円の限度額のウチ250万円を
使っていることがわかったので、

50万円は使えるんですよね。

48万円、出せるわけです。

これまでの自分と決別するというのは、
言うなれば

「お世話になった会社に恩返ししよう」

という気持ちと、

そしてその結果得られていた安定・・・

認めたくないですが、
僕自身がどこかで望んでいた
安定した毎月の給料・・・

まさにこういった、

それまでの僕の考えや行動を
捨てるということです。

そしてそれは、

お世話になった会社を捨てる、
ということでもあるわけです。

今思えば、

会社員として会社で働くというのは、
コンフォート・ゾーンなんですよね。

だから、

どちらかというとここから抜けない道も、
模索していたんだと思います。

抜けるとシンドいので。

実際、タイで結婚までできたのは、

当時会社で僕が始めた新事業を代表が認めてくれ、
後押ししてくださったからこそでしたから、

ホントに会社にはお世話になっていました。

ですがまさにその時、

このカードローンの残額を使って、

会社への恩返しをするのか、
それとも自分の思い描くライフスタイルを
獲得するのか、

これを今まさに決めなさいと。

そういう決断を、アプレンティスから
突きつけられていると感じました。

これはホントに悩みました。

これまで僕は、
自分のやりたいこととか欲しいことを
他者に対して主張することは
そんなにありませんでした。

衝突して嫌われるのが怖かったんですよね。
できるだけいい人でいたい。

そういうタイプでした。

しかし

まさにこの二択のウチどちらかを選べという、
グレーゾーンがない選択を前にした時、
自分の人生を振り返ってみました。
(振り返らざるを得なかった、という表現が正解です)

「人から嫌われない選択をし続けた結果、
今のお前は理想の人生を歩んでいると言えるのか?」

と。こんな質問を自分にしました。

答えは、「NO」なんですよね。
コレは即答でした。

会社のためだからと、
タイに行くことを減らして働けども、

会社全体の業績が悪ければ
当然のように自分の給料は減りますし、

他のスタッフの手前、
会社を休んでタイに行くこともできない。

もともとは役員として
関わりはじめた会社なので、

時間の自由は利くかなと思ったら利かず・・・

会社への出資額も代表に比べたら微々たるもので、
それゆえに発言力もないようなもの。

良くも悪くもサラリーマンですから、
会社の都合を優先させねばならない。

いつかは時間も収入も自由になると
自分に言い聞かせ続けて6年か7年。

でも何も変わっていない、

それどころかますます
タイが遠ざかる感覚を抱きました。

スティーブ・ジョブズの、
「朝起きて、今日自分がやろうとしてる
仕事は自分にとって楽しいものか?と、
鏡の前で問いなさい。

もし『いや、そうじゃない』という答えが
何日も続けて返ってくるなら、
それは変えなければならないということだ」、

という話を思い出しました。

これまでは、

「そうは言ってもね・・・」と
斜に構えていたところもありましたが、
自分のことを顧みた時、

長男が3歳になろうというのに、
一緒に過ごした時間は1ヶ月もなく、

初めての寝返りやハイハイ、
つかまり立ちも一人歩きもすべて

見逃してきたことが思い出され、

当時は次男があと1ヶ月か2ヶ月で
産まれるという状況でもありましたから、

「同じことを繰り返すのか?」

という言葉が僕の脳に浮かびました。

また後悔するのか?と。

会社があるから仕方がないと言って、
本当に自分がしたいことから逃げるのかと。

日数にして3日間ほどだったと思いますが、
ずっと考えていました。

それで、決めました。

自分の人生を選ぶ。時間も収入も、
人生を自分でコントロールできる自分になる。

自分の人生に対する責任を自分で
すべて引き受けようと、決断しました。

そう決めた2013年5月28日、

まさにアプレンティスの土曜日開講オファーの
終了日当日、

締め切りの30分前、23時27分20秒に
クレジットカードで1万円の預り金を決済し、

その後、ホントに大丈夫か、オレは?

と更に3日悩みましたが、

5月31日にセブンイレブンに行って
アプレンティスの申込用紙をファックスし、
決済しました。

まさに、ルビコン川を渡った、
退路を断った瞬間でした。

本当に使えるお金目いっぱいまで
投資しましたから、

こういうのを後がない、ってことだな、と。

マイケル・マスターソンがいうところの

グランド・キャニオン・ジャンプでしたね、
これが初めての。

不思議と、やることが明確だったので
静かな感覚でした。

青い火が心に灯っている、という感じです。

誰に相談することもなく密かに、
会社を辞めること選び、

独立して生きていくと自分に誓った日です。

2013年の5月31日は。

次章は、12週間コピーのおかげでお客さんを獲得一歩手前までいった話です。
セールスライターとして仕事を得るヒントになると思います。

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