ダイレクト出版、そして人生を変えた運命の本との出会い

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定時になると仕事が終わっていないのにさっさと帰る部下・・・
部下の仕事の尻拭いは上司として当然と勘違いしていた頃・・・

あまりに溜まったストレスで身体に震えが止まらなくなり、
それでも我慢し続けて・・・

部下の顔を見るのも嫌で
会社に行くことさえしたくないと思い始めた頃・・・

この本に出合い、人生が変わり始めました。

中小企業にありがちな悩みですが、
売上も利益も上がらなければスタッフに対する給料も
上げることができません。

残業代だって払いたくても払えないから、
もっと働いてくれと言いたくても言えない・・・

与えられた仕事はきちんとこなすことは
社会人として当然ですが、

当時の僕はそれよりも従業員の権利を重んじないと
ダメなんじゃないか、って思っていました。

いや、

よく思われたかったんですよね、きっと。

物分りの良い上司でありたいと考えていました。

しかし

部下は口でこそ
「サポートしてくれてありがとうございます!」
と言うものの、

自分の仕事を完全に終わらせていないのに
定時になったら帰り、僕に毎日仕事を押し付ける始末。
(気づいていないんですよね、本人たちは。)

この部下たちの責任感のなさを
自分の時間を使って毎日終電までカバーし続けるというのは、

なにか違うんじゃないか、って思うようにもなりました。

けどコレまでずっと部下の尻拭いをしてきましたから、

一貫性の法則が働くのか
行動を変えることができませんでした。

一方で、

脳が悲鳴を上げているのか
ストレスで身体に震えが来るようになり、

そして怒りっぽくなりました。

母に言わせると、
いつも険しい表情をしていて
口を開くと喧嘩腰だった・・・らしいです。

結構、限界だったんですよね。当時は。

同時に2012年は担当部署の売上が
前年比で20%くらい下がっていたので、

役員会から受けるプレッシャーもありました。
もっとスタッフに働かせなさいと。

まさに上からも下からも色々言われ・・・
中間管理職のキツさがよくわかりました。

会社に行って部下の顔を見るのも嫌な状態が
続いていましたが、

出社はしなければならないので・・・

会社に行っては部下の責任感のなさに
腹を立てるもその場で文句を言えず、
腹に抱え込み・・・

ますますストレスが溜まり震えが止まらない・・・。

しかしこの当時、

すでに横山さんのセミナーには参加して
書籍も読んでいましたから、

部下に対する考えが変化しつつもありました。

やることはやらせないとダメ、
会社として決めたことはやらせきらないとダメ、
いう考えです。

ですからどちらかというと、
結果を出さなきゃ出さなきゃという気持ちのほうが
ストレスを強めていたのかもしれません。

そして、ホントにストレスを自分でも
自覚できてしまうほど追い込まれ・・・2013年2月。

たまたまFacebookを見ていたら、
リクルート社時代の先輩が、

ある本に「いいね!」を押していたため、
その本が僕のニュースフィードに登場しました。

出版社はダイレクト出版という、
聞いたことのない会社です。

しかし、

この人ならと割と安心できる先輩が2名も
この出版社に「いいね!」を押していたこともあり・・・

ダイレクトなんて怪しげな名前だけど、
いい本を出版しているのかもしれないな、
とも思いました。

その本の名は・・・

『世界一シビアな「社長力」養成講座』です。

この本を読んでどんな行動に出たのか?
部下に辞められても構わないという覚悟を持てた理論とはいったい?

続きは、第3章でお話します。

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