経営計画とマスタープラン作成

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アプレンティス1期が終わり、場所を変えて上海のホテルにて…

食事中も『日本人が知らなかったフリーエージェント起業術』を持ち歩き、ひたすらホテルでワークに取り組み・・・しかし、コンサルのコンサル、北岡さんのように3日間じゃ経営計画はできないなコレは・・・と泣きが入りつつも、全ワークをやりきって、12月頭に書き出して終えていた『大富豪の仕事術』のマスタープランを実行していました。当時は気付きませんでしたが、今思えばこの時にコレをやったことが今うまくいっているすべてかもしれないですね。

2013年の上旬で僕は『大富豪の仕事術』を読み終え、そこに書かれているコア・バリューの作成とマスタープランの作成を終えていました。今手元にあるマスタープランはバージョン2なのですが、確かバージョン0とも言えるものが『思考は現実化する』を読んだあとに作ったので、実質、3回アップデートしたマスタープランが現在のもの、というわけです。

当時は今のように、ゴールに到達するためのマスタープランの大切さ、そしてコア・バリューこそがすべて、というか、ゴールまでやり続けることを可能にする、ということに気づいていなかったのですが、

コア・バリューを書きだすのはいい意味で大変だったな、と思います。正直、コレをやろうという人はほとんどいないのでは?コア・バリューを書き出すにあたり、本に書かれていたとおりに自分のお葬式で言ってもらいたい言葉を想像し、それを、「健康」「富」「自己改革」「社会的な幸福」という4つに分類して書き出していくのですが、なかなかコレはジーンとするというか緊張するというか、怖いというか・・・不思議な気分になりました。

まさに自分が死んでいることを想像し、その時に自分の息子とか妻、両親とか知人が僕に対して何か言っているわけです。それを書き出していくというので・・・自分のエゴが見えるというか、恥ずかしい一面が見えるというか、本音が見えるというか・・・で、少し感傷的な気分になっていましたね、確か。

しかし、コレを書きだしたことで、僕が無意識のうちに何を大事にしているかがわかりました。コレはさすがにこの場で書くのも恥ずかしいので省きますが、「家族」とか「社会貢献」とか、「お金を理由にあることを選択しない」とか、こういうものが僕のコア・バリューなんだな、ということに気付いたんですよね。

すると、行動し続ける方向性が指し示されることになるので、迷うことがなくなるんですね。思えば、アプレンティスに投資した時も、息子たちの成長を見守れるようになろうというのが原動力になっていますので、こういう自分自身の価値観、コア・バリューというものに気づけたということは、そのまま選択基準が明確になった、ということでもあります。

ですから、情報も選ぶようになりましたし、付き合う相手も一層選んだほうがいいな、と思うようになったんだと思います。今スケジュール帳を見てビックリしましたが、「付き合う人」「付き合わない人」のようなところにいくつか名前が書いてあり、ホントにその通りになっているので驚きました。

人は自分が望むとおりになる、ということです。コア・バリューを書き出し、マスタープランを書き出して実行しているからこそコレに気付きました。

さて

上海に行く前にマスタープランは書き上げていたので、飛行機の中や上海で『臆病者のための科学的起業法』と『日本人が知らなかったフリーエージェント起業術』を読みつつ、本の中にあるワークをやる予定でした。コンサルのコンサルである北岡さんが言うところの、「一人経営計画合宿」を上海でやろうとしたわけです。

思いのほか、食べ歩きをしたので時間は押してしまいましたが、本は2冊とも確か読み終え、後はワークに取り組むだけ、という状況にはなっていました。

しかし・・・

『日本人が知らなかったフリーエージェント起業術』のワークがエライ多かったんですよね。今ノートを数えてみたら118のワークがありました。A5版のノート15枚使って書き出していたので、結構なボリュームでした。それで、上海にいる時間だけでは終わらなかったのです。半ば徹夜気味でしたが・・・。

結局、日本に戻ってからも継続して書き上げていき、1月の半ば過ぎにすべてやりきりました。コレはコレで達成感がありました。コア・バリュー同様、コレも全部やる人はいないんじゃないかな・・・。

個々のワークについては置いておきますが、コレをやったおかげでコア・バリューに近い自分自身の振り返りができました。それで、気付いんたんですよね。マスタープランにしてもこの本のワークにしても、『7つの習慣』が元になっているんじゃないかな、と。

つまり、いわゆる成功法則というのは『7つの習慣』のような考え方が元になっていて、誤解を恐れず言うと「すべて同じ」何じゃないかって思ったんです。だから、当たり前の行動をしていれば、成功は自ずと手に入りますよ、と。なんとなくですが、こう思いました。

じゃあ当たり前の行動っていったい何なんだろう、と考えると、それはアール・ナイチンゲールの言葉にある通り、「大衆はいつも間違っている」わけですから、多くの人が選ぶ道の反対を選べばいいわけです。当たり前の行動とは、他者の目を気にしたり、失敗したらどうしようと悩んで選ぶものではなく、その時胸を張って選べる行動をすること、なんですよね、たぶん。

言い換えると、自分のルールを持つ、ということです。誰かが作ったルールになんとなく従うのではなく、もちろん誰かが作ったルールに皆が従っているからと従うのでもなく。

こうなると、「自分の人生を自分でコントロールしたい」という僕の欲求と被ってきますから、あ、オレは今スゴイ領域にやってきたな、と気づくわけです。付き合う人々、自分で決めた選択のおかげですね。

マスタープランはもちろん、7年後のゴールを決めて1年後のゴールと毎月の目標、毎週の目標と毎日の課題を書き出し、毎日の課題については必ず前日の夜にすべて書き上げています。

写経といいブログといい、習慣化されると僕は本当に忠実に実行できるんだな、とつくづく思いました。一日たりとも欠かしていませんから。毎晩の日誌も。

よく知人から「小野さんはよくこんなにやれますね」と言われるのですが、僕にしてみたら普通、というか楽しいことばかりなので、やり続けることができるんですよね、実際。

すべてコア・バリューに繋がることばかりだからです。やればやるほど、コア・バリューに近づく、自分が何よりも大事にしていることに近づき、手に入れられるわけですから、やらない理由がないんです。

ここにこそ、僕が「コア・バリューがすべてです」という理由があるのですが・・・

このコア・バリューを発見してマスタープランを書き上げるというのはインフォ・プロダクトにしてそのうちサービス提供するので、ココでは省略しますね。

次章は、できる事1,000個書き出し、です。

増田さんから言われたことを実行したらスゴイことになった、というお話です。

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