バンコク。やればできる!と自画自賛する前に。

引き算の卓越ブログ
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シーロム通りとナラティワート通りの交差点にあるカフェ、KERKにいます。

“me before you” のおかげで知った、Ed Sheeran の “Photograph” が流れておりまして、ん、オレ耳が良くなったのかなと気分がいいロイクラトーンの朝です。

https://goo.gl/maps/bvBnVVKqF86bVFhZ9
(Googleローカルガイドのレベルが7になりました)

このカフェ、近所のスターバックスに比べると3つの利点がありまして、1つはWiFi環境が良好なこと(バンコクのスターバックスでありがちな接続の不安定さがない印象です)、2つ目はアメリカーノが50バーツでいただけること(ショートサイズよりも小ぶりっぽいですが、半額はうれしい)、3つ目は、少し歩くので脳と身体が喜ぶこと。

子どもたちを学校に送ったあとココにやってきまして、ふと思ったわけです。

オレ、やればできるじゃん、と、、、

タイ語が苦手でも次男の忘れ物を学校に届けて自画自賛

今朝は太陽が昇る前に計画していた仕事をしておりまして、一段落ついた頃に長男次男の登校時間になります。

普段妻がやっているように身支度を整えまして、いつものように原付で学校へ。

長男は普段どおりの格好だったのですが、今日の次男はボーイスカウト用の格好。

どうもそういうイベントらしく、鞄を持たずに学校へ行こうDAYらしいです。

今日は灯篭流しのお祭り、ロイクラトーンなのですが、それとは関係ないようでして、ホントかな、と思いながらも鞄を持たずに学校へ、、、しかし、なんか他の子どもたちと次男の格好が違いそうだ、、、と観察すると、ああ、やっぱり、帽子がない。。。

原付でコンドミニアムに戻りながら、まあ見て見ぬ振りをしてもいいんじゃないか、次男もコレで身支度は自分自身でやらないとならないのだと学ぶだろう、、、と思ったのですが、気づいてしまったからには届けようと決意し、部屋に戻って帽子を手に取ると、再び原付に乗って学校へ。

校門付近で学校の先生を見つけると、英語とタイ語で次男が忘れ物をしたと伝え、笑顔で理解していただいてその先生に帽子を手渡し。

その後、クラスのLINEグループを見ると、帽子をかぶっている次男の姿が。

オレ、やればできるじゃないか、、、とはじめてLINEグループに絵文字を投稿し、ニヤッと自画自賛していました。

なんでもできる、がそれって何のため?

妻がお寺でタンブンしに行ったからって、オレがいれば大丈夫、マイペンライだよと言わんばかりに、長男次男の食事をつくり、掃除をして選択をし、次男の靴がないとなればデパートに買い物に行き、映画を観て子どもたちと遊びます。

割となんでもやれてしまうタイプなので、マイペースで自分勝手な妻を見ていたら、僕も自分勝手なんですけど、いやいやもっとできるでしょうと自分本位に思ってしまい、まあいろいろやっちゃうわけです。

でも、、、これって何のためなんだろう?って思うこともしばしば。

それよりは、自分のやるべきこと、自分が卓越性を発揮することだけをやったほうが、子どもたちのためにも家族のためにもなるよね、って。

あえて、やらない、という選択をする

で、、、何でもできる僕にしてみれば何でもやってしまったほうがラクだし妻から感謝されるし、心の平穏が保たれます。

が、、、そういう環境をつくってしまうと、妻はますますやらなくなるでしょうし、長男次男にとっても「お父さんが何でもやってくれるんだぜ」となれば、これまで以上にのんびり屋さんになりそうな予感があります。

「オレの息子をダメにするな」

とは僕の父が母に言った言葉だそうですが、子ども本人が頼みもしないのに、親が勝手にしてあげるなと。

今だからこそ、その言葉の意味が、よくわかるのです。

あえてやらないという選択をして、自分が卓越性を発揮することだけをやる。

自分を全うするというのは、そういうことなんじゃないかと思います。

P.S.
KERKで流れていた、Ed Sheeranの “Photograph”です。

Photograph – Me Before You

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