アプレンティス初日に出された課題はセールスレターの作成。
見よう見まねで生命保険の営業マン用に書いたことはあるものの
初回からいきなりセールスレターが課題とはスゴイなと思いました。
この章ではセールスレターそのものよりも、
どんなふうに時間を使って初回の課題に対応したのかをお話しますね。
あと、レビュー結果も。
次回アプレンティスまで1ヶ月ありましたが、平日の日中9時から20時くらいまでは会社の仕事をする必要が有るため、必然的に使える時間は平日なら21時以降から翌朝8時30分くらいまでです。あとは、土日祝日。
平日使える時間のうち、まず有効に使おうと考えたのが通勤時間でした。この時間は少なく見積もっても往復で2時間30分あるので、本とかリサーチするならこの時間を使おうと決めました。
実はまもなく、通勤電車だと赤鉛筆で書き込みできないので、レネゲイド・ミリオネア・システムのオーディオを聞き続ける時間に変更しました。しかし、通勤時間をコピーとかオーディオ学習、マインドセットとかセルフイメージ向上に使おうと決めたのは良い決断だったと思います。事実、この時レネゲイド・ミリオネア・システムを聞き続けた結果、思考が変わりました。お客さんに値引き要求されようものなら、部下に対して「そのお客さんは切りなさい」って感じです。ダン・ケネディの思考に切り替わっていったのは、レネゲイド・ミリオネア・システムを半年間は毎日聞いていたおかげだと思います。たぶん、300日以上聞いていますので。
通勤時間の2時間30分をコピーのリサーチとかに充てると、他の時間をどう使おうかも考えるようになりました。一番使いたかったのは朝、なんですが・・・ヒラメキました。行きの通勤時間を有効に使え、かつ朝の時間も有効に使える方法。
それは、早起きして早めに会社のそばまで行ってしまい、出社時間ぎりぎりまでコピーの時間に充てる、というものです。
なぜ早起きして会社のそばに行ってしまうのがいいかというと、
まず通勤ラッシュを避ける事ができるので、電車の中でコピーのリサーチをするストレスが軽減されます。そして、会社のそばまで行ってしまうと「遅刻するかもしれない」というプレッシャーからも解放されるので、さらにストレスが減ります。
いかに脳からストレスというモヤモヤしてムキーッとなるようなモノを取り去るかが、短い時間を有効に活用できるかどうかを決める、ってなんとなく思ったんですね、この時は。
初めてのセールスレターを書く場合、リサーチとかブレットを書き出すとか、ヘッドラインのアイデアを考えて書きだすとかにどれくらい時間が必要なのか見当もつきませんから。
しかしそのおかげで、時間の確保方法といかに集中する環境にするかを考える力が、鍛えられたのではないかなと思っています。
それで、大体6時前の電車に乗り、7時前に渋谷(東京の渋谷です。会社が渋谷だったのです)に到着し、ちょうど7時からオープンするファミレスのガストが渋谷の公園通りにあるのですが(NHKのそばです)、7時から8時45分までをコピーの時間に充てることにしました。
夜は20時とか21時に会社が終わると、どうしても帰宅が22時から23時にはなるので、何かしらか23時から1時までコピーの勉強したり本をリサーチしたりしていました。
ですから大体、少なくとも平日1日あたり4時間はコピーに使えていたと思います。土日祝日は役員会がない限り、10時間から14時間はコピーの勉強をしていました。
アプレンティスの課題ですが、正直どうやってやったらいいかわからず、最初はいろいろ試したことを覚えています。FABのリサーチを本の頭からなんとなくでも書き出していき・・・寺本さんがやっていたからとマインドマップも書いてみたり・・・正直今となってはおかしな時間の使い方だったと思いますが、この時に試行錯誤して試してみたからこそ、今の自分の型があると思うので。
いい経験をした時間だったな、と思います。
アプレンティスのいいところはセオリーやパターンは教えるけれども、カッチリと当てはめないことだと思っています。スワイプファイルやテンプレートの大切さは教えるけれども、結局のところは成果主義、「レジを鳴らす」ことありきなんですよね。
だから、自分の創意工夫が認められるので、コレはかなりありがたかったです。僕はカッチリ決まった型にはめられてしまうと、ホントにアイデアも型にはまってしまうというか・・・たぶん、性格が生真面目なんですね。
それで、そのアプレンティスの僕が感じたいいところは、そのままダイレクト出版さんの社風にもでているな、と思います。ゆるい感じがするけれども、成果を出すために相当皆さん創意工夫して働いているみたいなので。
話がそれまくりですね。
課題を作成して提出するために、1日の時間の使い方を考え、1週間単位での時間の使い方を考え、このスケジュールを習慣化するようにしました。実際この習慣化はかなり役に立ったと思います。ガストに通わなくなっても、似たような時間の使い方は継続していましたし、今でもそれは行っているので。
ちなみに写経を始めたのもこの頃です。これは又の機会に記しますね。
アプレンティス2回目までを1週間毎にスケジュールし、セールスレターを書き上げました。そして、アプレンティス用WEBサイトから初めての課題提出。
迎えたレビューですが・・・この時はエライ緊張しましたね。他の方々のレビューを聞きながらメモをとっていたのですが、
「うわ、こんな質問されるんだ!」と思いながら、他のレビューをメモしながらも、自分の提出物に関する質問対策でブツブツやっていた記憶があります。
確か休憩時間の前に、寺本さんから「次は小野さん行きましょうか」と言われていたので、突然指名されるよりは心の準備ができていたのですが・・・お手洗いに行って席に戻り、緊張を紛らわすように自分が書いたセールスレターを読み直していました。そして・・・レビューです。
正直、何を言われたかは全体として覚えていないのですが・・・張り切って考えたヘッドライン、というか僕が考えたのはリフトレター+セールスレターという2本組だったので、レビューされたのはリフトレターの見出しだったのですが・・・
確か
「これは独りよがりですね」
的な・・・
レビューをされた記憶があります。。。
結構、自信あったんですけどね、、、他の受講生の方々同様に。
基本的に皆さんこてんぱんにレビューされていたので、そう甘いもんでもないよな~とは思いましたが、寺本さん、スゲーまじめにレビューしている!って体感しました。当たり前ですけどね、パートナー養成講座なので。
この時あらためて、「誰がセールスレターを読むのか?」を意識するようになりました。自分にとって面白いとかではなく、「誰が悩みを解消できるのか?」という視点です。
初めてのセールスレターから絶賛とはなりませんでしたし、しばらく絶賛されないのですが・・・まずは、寺本さんに認められるセールスレターを書こう、と決めたのはこのアプレンティス2回目のレビューがキッカケだったと思います。
次章は、セールスコピーライティングのスキルアップを約束する土台をつくった写経について、お届けします。
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