お金が集まる人、お金が逃げる人。

引き算の卓越ブログ
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起業してからの5年を振り返ってみると、お金が集まるときもあれば、お金が逃げるときもありました。

どうすれば、お金が集まり続けるのか?

世界に家族をつくる、会いたい人に会うために世界を闊歩する、行く先々でファミリービジネスのようなものをたくさんつくっていく、、そんなコトを考えている僕にとって、お金が集まり続ける人へと変化することは、大事なことのように思います。

周囲を見てみると、お金が集まる人もいれば、お金が逃げる人もいる。

なぜ違いが生まれるのか?お金が集まる人はどんな共通点を持っているのか?

思い浮かぶ人たちから、共通点を抜き出してみたいと思います。

お金が集まり続ける3人の共通点:自律している

この5年間で出会った人たちのなかで、ずっとうまくいき続けているように見える人は誰かなと考えてみると、3人の顔が浮かびました。

彼らのやっている仕事はそれぞれ、講師(のようなもの)、マネージングディレクター(のようなもの)、事業家(のようなもの)、、、に見えます。

目に見える仕事はそれぞれ異なる3人ですが、パッと思い浮かんだ共通点の1つは、お金が十分にある、ということです。

お金が集まるのだからそれは当たり前か、、、と思考を止める前に考えてみると、どうやら借金をしない、という共通点もありそうです。

1人からは、「資金繰りで悩むのは経営者の宿命です」と言われましたが、そうはいってもその人は起業以来一度もお金を借りたことがないそうです。

週1日の営業で1億円を売る人ですし、勝敗にこだわる人のように思えるので、、、妙に納得です。

別の1人からは、コレまでお金で悩んだことはない、と聞きました。

最後の1人からはお金の話を直接聞いたことはなかったのですが、、、こんな言葉をどこかで言っていたように思います。

(お金の使い方についての考え方を話したあとで)お金がいくらかかるかは関係ありません。だから、例えば長く付き合っている職人からスーツをオーダーするときは、価格を確かめることはありません。もちろん、聞けば教えてくれますが。いいクオリティのものをまたつくってくれる、買う価値があると思うから、購入を決める。後日請求書が送られてきます。ここでもしお金がなければ、仕方がないとキャンセルするだけです。

(意訳です)

これらから見えてきたのは、お金を借りないということは結果に過ぎず、他人に依存しない、自律している、という共通点です。

誰々もやっているからと他人に依存することなく、自らの責任で思考して行動する。

自律、、、確かに大事です。

お金が集まり続ける3人の共通点:自分を知っている

3人が営む事業であったり、話であったりを思い出してみると、3人ともその人にフィットしたことをやっていたり、話していたりしているように感じます。

◯◯さんなら、そういうコト言いそうだよね、とか、◯◯さんならそれやりそうだよね、とか、妙に納得してしまう。

具体的な言葉、、、例えば数字や名詞で聞くことはないものの、抽象度がちょっと高い言葉からは、目指している世界を垣間見ることができます。

軽やかに自由に生きてほしい、こんな言葉からです。

自分にフィットしない言葉を発することがないのは、自分を知っているからでしょうし、自分を律しているからなのかな、と思います。

お金が集まり続ける3人の共通点:たったひとつにフォーカスしている

お金を稼ぐなら、誰かに頼まれたことは何でもやったほうがいいのではないか、と僕は考えていました。

「できることは何でもやったほうがいい」はその通りだと思うのですが、できることは何でもって本当のところはどういう意味なのだろう、とよく考えます。

なぜなら、できることは何でもやった結果、お客さんにも自分にも良い結果をもたらしかというと、、、そうではないからです。

どちらかというと、できないこともできるようにすることが美徳だと考えて行動した結果、「できないことでも何でもやったほうがいい」というように解釈していたのかなと思います。

エゴというか虚栄心というか、、、見え隠れします、、、反省です。

3人を眺めてみると、自分が得意なこと、自然とやってしまっていることにフォーカスしているように見えます。

そこでふと思い出したのは、自分でもできるだろうけれども、サービス販売の決済周りは自分ではやっていない1人についてです。

自分が最も高いパフォーマンスを発揮できる、たったひとつを世の中に提供することにフォーカスし、それ以外は別の誰かに委ねる。

自分が得意でないことを得意とする誰かに委ねるということも、できることは何でも、になるのだと思います。

「できることは何でもやる」を僕の解釈で言い換えると、「最高のパフォーマンスを発揮するために、自分でやることとそうでないことを判断し、そうでないことは得意な人に相談して委ねる。コレができることは何でもやること」、こんな感じかな。

お金が集まる人は引き算で考え行動している

お金が集まる3人の共通点を考えみたところ、何でもやろうとするのではなく、取捨選択していることに気づきます。

自分を知っているから自分がやるべきことを選べるし、最高のパフォーマンスを発揮できるようにたったひとつのコト…講師(のようなもの)とか、マネージングディレクター(のようなもの)とか、事業家(のようなもの)とかにフォーカスしている(抽象度を高めることがポイント)。

そして、自律。

逆にお金が逃げる人というのは、何でもかんでも手を出してしまうようなイメージが、コレまで付き合ってきた人たちから浮かび上がってきます。

引き算で、強みというか世界観というか、自分自身にフォーカスする。

お金に限らず、いい人生を送るための共通点かもしれません。

早速今日から、実践です。

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