カズミ!
その日、イスタンブルはやや雲があった。朝、ユーヌスエムレの玄関口に出てみると・・・。「オノさん?」カズミとの再開だ。
その日、イスタンブルはやや雲があった。朝、ユーヌスエムレの玄関口に出てみると・・・。「オノさん?」カズミとの再開だ。
ついにイスタンブルに到着。例によって、バス折場からどう地下鉄に行けばいいのかわからず、うろうろと。フスヌやファチフの警告が頭をよぎる。
再び、フスヌの店に行こうとすると。「君のつけているトルコ石は、俺の親父の店なんだよ。」「へー。これ気に入っちゃって。」「そうだろう。ところで、シルバーはどうだい?」「トルコ石のあるの?」「もちろんだよ。どうぞ。おーい、チャイ2つ!」
アンカラからバスを乗り継ぎ、サフランボルへ。世界遺産にも登録された街並みは、石畳の路にぴったりフィットして、とても居心地よさそうな空間。シノくんと、ギョレメのオクトイに紹介してもらった、「バストンジュ」というペンションへ。
朝食時に5人集合して、ウチヒサルまで行くことに。バスを手配する関係でヨシくんと私だけ、遅れて3人を追う。しばらく歩いたところのお店で、トルコ人の方から声をかけられ、ちょっと歓談。すると、チャイを飲んでいけ、という。
昨日の夜はギョレメで出会った仲間と星空を見に。吸い込まれそうな程の星空の下で、4人が思い思いに夜空を眺める様子は、日本人的感性の素晴らしさを感じさせてくれるものでした。
夕べ早く寝たせいか、6時に目覚める。朝日を見ようと、外に出てみると、ちょうど上の部屋から、一人の日本人が。
アンカラからカッパドキアはギョレメに向かうバス。ここで、とても素敵な体験をしました。私の席の横はトルコ人男性。通路を挟んだ席にはトルコ人家庭が乗ったのです。お父さんはとても優しそうな、ひげをたくわえた紳士風。お母さんは頭にスカーフを巻き、肌の露出を押さえたムスリム風。そして、3歳くらいのかわいらしい、ちょっと金髪の女の子。
夕べのロドスの夜は、楽しかったなぁ。「タベルナ コスタス」というお店に行き、ギリシャ料理の「ムサカ」をいただく。これは、えーと、挽き肉とかジャガイモなんかが層重ねになっている、煮込み兼ラザニアといったところでしょうか。
船で迎えた朝の光は、エーゲ海の青い海を鮮やかに照らし、とてもやわらかく私を包み込んでくれるようでした。ここで、アルバニアのおじさんと出会います。最初、「コス島」というところについて、そこが何島だか分からなかったので、質問したんですね。