アットホーム? そして、ケイタとの再会。

一人旅のススメ
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なぜ、このB&Bに泊まったのか?

それは、ホームページを覗いたときに、
オーナー夫妻に興味を持ったからなのですね。

2人とも私と同じ歳で、奥さんは日本人。

これは、お話するしかないでしょ!というノリで、
この宿を予約したのですが・・・。

私が玄関開けても、振り向きもしない。
朝食は私一人。
話しかけても、会話が続かない。

彼らがいう、「アットホーム」って、
もしかしたらヨーロッパ的な、個人のプライベートを
最大限大切にする、というようなことなのかなぁ。

確かに、何も干渉されないので気楽ですが。

でも、私には物足りないなぁ。
絶対、ターゲット設定間違っているよなぁ。

と思いながら、ゲスト帳をみてみると、
若い女性ばっかり。
学生さんが特に多い。

つまり、私の勘違いでした(笑)。
勝手に思い込んではマズイですね!

・・・でもさ、ゲスト帳に
「だんなさんの手作りクッキーが美味しかった!」
「だんなさんの手作りレーズンパンが美味しかった!」
と書いてあったのですが、
朝食になかったんだよなぁ。

まぁ、あのベッドだけで十分満足ですが。

さて、いよいよケイタに会いに行きます。
12月に成田で見送って以来。
ちゃんと料理人やっているのかなぁ。

びっくりさせてやろうと思って、
ブリュッセルのお店まで行く。
ちょうどランチタイムだったので食べてみることに。

「ランチがございます。」
「じゃあ、それで。」
「かしこまりました。」
「ところで、こちらにヤギケイタという男がいると思うのですが。」
「ございます。お呼びしましょうか?」
「では、食べてから。よろしく。」

その日のランチは、
サケカマと白菜と豚肉の煮込みとワカメの酢の物と、
ご飯と味噌汁に漬物。

「・・・うまい。」

実は、ヨーロッパに入ってからというもの、
チーズとハムを食べ続けたせいか、
胃がもたれてしまっていて。
洋子さんのおにぎりでも感じたのですが、
やっぱり日本食が日本人には合うんだなぁ。

「食事はお済みですか?」
「はい。ごちそう様です。」
「では、ケイタくんを呼んでまいります。」

久しぶりに会うケイタは、
調理師の白衣と帽子、エプロンに身を固めていて、
「働いている雰囲気」を持っていました。

「よう。」
「すごいね、そのひげ。」
「元気?」
「元気だよ。オノクンは?」
「俺は、体調崩しちゃってね。もう終わるの?」
「後、30分くらいかな。」
「じゃあ、店の前でまってるよ。」

素っ気無い再会です(笑)。

でも同じ地球上にいるわけだから、
会おうと思えば会えるのは当然なわけで、
そう考えると、結構かっこいい。

カフェで歓談した後、日曜に遊ぶ約束を。

・・・が、せっかくベルギーに来たので、
夜に電話して明日の夜、飲むことに。

・・・ケイタ、元気そうだけど、パワーないぞ。
これは・・・、まぁ明日話すればいいか!

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