チャイとのひと時 そして、ディープアカネ!

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朝早く旅立つクマさんと荒木君、桐野さんを待つために、
徹夜。

玄関ロビー前のハンモックで揺られていると、
チャイがちょこんとそばに座る。

チャイはチェンラで働く運転手。
吸い込まれそうなほどの深い瞳を持つ21歳。

「何してるの?」
「いや、友人を待ってるんだよ。見送ろうと思って。」
「あなたは、何時に出発ですか?」
「俺は、9時だよ。タクシーが迎えに来る。」

「ここに来て、いろいろ考えたな。
俺さ、1974年生まれなんだけど、
カンボジアの1975年から1979年って、
ポル・ポトの時代だろ?だからさ、もしここで
生まれていたら・・・。」
「危ない。」
「そうなんだよ。でもさ、君たちはここで生まれて、
今も地雷に囲まれて生活している。
もちろん地雷の危険性は昔ほどではないけれども、
そんなことを考えているとさ、こう悲しくなってきて・・・。」

ちょっとだけ、涙ぐんでしまいましたが、
チャイの姿を見ていると、ありのままを
受け止めている生きていく、という姿勢を
感じて、余計に涙ぐんでくる。

5時30分にクマさんが出てくる。

「ふあー。眠いよ。まったくサ、誰のせいだろうね。」
「スンマセン・・・。」
「はは。でもさ、本当に楽しかったよ。
いい出会いができた。また、会おう。」

そう言って、バスに乗り込むクマさんと握手。
色々なものが手を通して伝わってくる感じが
しました。

荒木くんと桐野さんからメールアドレスを聞いて、
朝ご飯。

そして、いよいよ出発。

眠い目をこすりながら、ママさんにあいさつして、
ヨートのバイクに座る。

ヨートからの贈り物をもらい、
ヨート式握手を。

「バイ!」

また、カンボジアに来たいな、
とか考えながら飛行時間を確認すると・・・。

「なんだよ。12時30分発じゃん。」

リコンファームの時に、11時に変更になったと
いっていたのです。

眠ってしまうのを我慢しながら、しばらく待つ。

で、いよいよ出国準備。

エアチケットカウンターで並んでいると、
日本人の子がこんにちは、と言ってくる。
アカネさんとの出会いです。
後ろから見ると大人びていて、とても20歳には
みえないなぁ。

現在はサムイ島のホテルで研修中。
カンボジアにはビザの関係で来た模様。
結構、ディープな体験をしているんですよ。

バイクタクシーの運転手に誘われて、
彼の友人たちのところに行ったそうです。
食卓を見ると、蛇やらこおろぎやら。
で、お決まり(笑)の告白を受ける。
その時、彼女の頭は冷静にフル回転。
部屋に行ったら危険だから・・・、
とかいろいろ考えながら行動していたようです。

空港に来る前は、フランスパンをかじりながら、
川辺を歩いていたようで、感性豊かな女性。

「パリに行ったときは、どうしても街中を
フランスパン食べながら歩きたくて、
周囲の目は冷たかったんですが、やっちゃいましたよ。」

いや、エネルギーあります(笑)。

たまたま飛行機も隣り合わせだったので、
色々とお話。
離陸時に水が頭上のエアコン噴出し口から
漏れてきたりと、面白いハプニングもありましたが(笑)。

入国審査カードを書いている姿を見て思ったのですが、
こう、向こう見ずにどこでも突進していくような雰囲気を感じて、
これはほっとけないタイプだな、と(笑)。

家族のお写真を見せていただいたのですが、
写真を持ち歩く女性って、なかなかいいですね。
だって、私なんて恥ずかしくて持ち歩けないし(笑)。

無事に着陸した後、飲み物飲んで、
再び彼女は飛行機に。

そして、わたしはみみさんのところに。

帰ったとたんに爆睡してしまったのですが、
きょんちさんに起こしてもらって、
寝ぼけたまま食事へ。

みみさんの会社の社長さんたちとの食事。
社長さんのお話に耳を傾けていたのですが、
いや、やはり懐深いです。
知識もさることながら、話に深さを感じます。
経験のなせる業なのでしょうか?

やはりいるのですね。素敵な日本人おじさんも(笑)。

この後はみみさん・きょんちさんと会話。
続きは、明日!

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