ヨートの生き方

この記事は約3分で読めます。

10時にヨートと待ち合わせて、この日は
「東メボン」方面へ。

最初に彼が案内してくれた場所は、
なんと彼の家。
細々と果物や飲料を販売しています。

お父さんが朝ご飯を食べていたのですが、
私が行くとそれを食べなさいと勧める。
頂いたのですが、美味しかった!
冷麦のような麺に、柑橘類一杯のスープ。
もてなしして頂いて、とてもうれしい。

写真を一緒に撮った後で、遺跡見学へ。
桐野さんが「ラピュタや」と絶賛していた、
「東メボン」。
青空と入道雲を背景にたたずむその姿は、
まさにラピュタでした。

シェムリアプの空は本当にきれいです。
もともとこの地域はジャングル地帯だったせいもあり、
空と緑で形成する地平線には心を奪われます。

遺跡でであった管理人の方々としばらく談笑。
その後、ディープ体験を匂わせるお誘いを。

「私の家に食事しにこない?」
「!!!行きたい!!・・・けど、バイクタクシーの
運転手待たせてるんです。すいません!」

微笑みながら彼女たちは帰っていきましたが、
彼女たちの瞳もまた、とても心に残っています。

その後、オールドマーケットで買い物。

私が入ったお店は、女の子が店番をしていました。

「君、何歳?」
「15歳だよ。」
「何!ってことは、学校いっているんだ。」

カンボジアでは子供たちも店の手伝いをしています。
そのため学校には午前だけとか行っているようです。

このお店で「クロマー」という頭とかに巻く布地を
買ったのですが、1時間30分くらい話してました。
いすを女の子が持ってきてくれるので、
気になったクロマーを見つけては、思いついた質問を
する。その繰り返し。楽しかったなぁ。

ヨートとアンコール・ワット前で写真を撮ろうと思い、
再び遺跡方面へ移動。

「俺さ、最近寝てないんだよね。」
「私もです。4時間眠るのが普通。でも、
寝ない日もある。仕事の関係で。」

写真を撮った後、マッサージに行くことを約束。

「今行こうよ。」
「いや。シャワー浴びてから。えへへ。」

足つぼマッサージに行くのに、何考えてんだ(笑)。
いや、私じゃなくてヨートですよ。

20時にヨートが迎えに来て、マッサージへ。
なんかヨートがおどおどしているんですよ。
マッサージを受けている間、
「ちょっと、いたい。」
とか日本語で言ったりしていて、楽しかったなぁ。

指差し会話帳と私のキャラが爆発して、
周囲の視線を独占。ひたすら私がしゃべりまくり、
ヨートがそれをマッサージ師にクメール語で通訳。
いやー、ナイスコンビ。

その後は、クラブへ(笑)。
ヨートに誘われて踊ったのですが、恥ずかしかった(笑)。
で、怪しげな女の人が来るわけですよ。
なにやらヨートに話して、私を誘う誘う(笑)。
胸とかもまれちゃったりして、
「うん。悪くない(笑)。」

誘いを何とか断って(本当ですよ。)。
ヨートの寝床へ行くことに。

この部屋がすごいんです!
壁のいたるところに、
日本語やら中国語やら英語が記されている。
勉強しているんです。生きるために。

彼はタクシーのほかにホテルの従業員を
しているのですが、その給料は一月40ドル。
彼らは日本に行きたくても、行けないんです。
そんな生活レベルの国があることは知っていたのだけれど、
目の当たりにすると、その衝撃は大きすぎる。

これはね、思いました。
「俺は、金使うぞ!」って(笑)。

ヨートにホテルの友達をたくさん紹介してもらった後、
チェンラに。

クマさんを待たせてしまって、怒られてしまいました(笑)。

その後、横田さんと鶴目さんとクマさんでしばらく談笑。
チェンラでは毎晩、こんな感じです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました