ケイタと飲む。

一人旅のススメ
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朝食後、コインランドリーへ。

実は、生まれて初めてのコインランドリー体験。
カズミサンからもらった、洗剤が役にたちました。

最初、使い方が分からなかったのですが、
係りのおじさんが丁寧に説明してくれる。
監視カメラで私を見て、
困ってそうな素振りをすると、助けに来てくれる。

その後、昼食。
初日に食べたレストランで、
ボロネーゼを頼む。

「付け合わせだけど、パンからフリッツに変えてよ。」
「オーケー。フリッツだね。 」

やったよ、言ってみるもんだな、
と喜んでいると、しっかり追加料金を取られました(笑)。

ここのボロネーゼ!まずい!
が、量が半端じゃない。
インスタントラーメンを作るときに使うような鍋、
あれいっぱいに入っている!
しかも、これで普通サイズ。
大盛りもメニューにあったので、ぞっとするなぁ。

気持ち悪さを我慢して、ブルージュへ。
そこでちょっと散歩。

そして再びブリュッセル。
待ち合わせ時間が23時だったので、2時間くらいまた散歩。

本当によく歩くなぁ。

それにしても、美術館とか行っていないよ。
ただ、食べ物とかは現地のものを食べているので、
現地の生活を経験することはできているかな。

今回の旅は、本当に観光していないなぁ。
でも、楽しいからいいや、ん、待てよ。
・・・アンコールワット、どうしよう。
まぁ、タイに戻ってから考えよう。

ケイタとの話。

「人に影響を与えられるような、大きな人間になりたいよ。」

そう語るケイタはどこか小さく感じました。
言葉に力が感じられない。
本人でもそれは感じていたらしく、
トイレに入っているときに、
「俺、このままでいいのか?」
とかビビっときたらしいのですね。
毎日の忙しさに追われて、
自分の世界が広がっていない。
何の為に、ベルギーに来たんだろう。
結構悩んでるようです。

生まれて初めての海外と仕事で、
精神的に弱るのは当たり前。
ただ、それを自覚しているあたりが、
この男の面白いところで、これからがますます楽しみです。

それにしても、こいつ太ったなぁ。
高校時代の松坂がプロに入って太ったような感じ。
まぁ、もともと細いから、男っぽくなったけどね。

日本にいるケイタの友人たちの話をした後、
ケイタの家に行くことに。
彼女といっしょに生活しているのですが、
この部屋が!天井が高い!素敵だ!

彼女はミホさんといって、ケイタより年上。
酔っ払ってガーガー寝てしまうケイタを見守るようなまなざしが、
とても優しいものであったような気がして、
なんか、安心。

大学を出た後にケイタと同じ専門学校に入学したらしく、
ベルギーには4年住んでいるそうです。
日曜にはいろいろと話できるといいなぁ。

それにしても、ケイタ。
周りに恵まれているやつです。

ベルギーに行く前にみなからもらった色紙を見せてもらったのですが、
あれだけの言葉をもらえるやつって、そういないだろうなぁ。

ケイタがはっきりと「恩師」だと自覚している、
トシ先生の言葉。

「0から出発するということ
裸で出発するということ
(間、忘れました。)
そんな中でなければ、志は見つからない。」

ケイタに塾のコンセプトを話した後で、
この色紙を見せてもらったのですが、
今のケイタに、私の話は結構フィットしたようです。

明け方の4時ごろ、ミホさんの家を出て、
歩いてブリュッセル中央駅へ。
週末に飲んだくれたベルギー人の群れに紛れて、
眠い目をこすりながら、無事に宿にたどり着くことが
できました。

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