12週間コピーで生命保険の営業マンに逆セールス

レジを鳴らせ!
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12週間コピーライティング実践プログラムを学び、もう終わりに近づいた頃。
セルフバックでお金を稼ごうと生命保険のセールスを受けている時
目に飛び込んだチラシについて「こうしたほうがいいですね、なぜなら」
と話した結果、業務提携を持ちかけられた話です。

確か2013年の6月だったと思いますが、アプレンティスに申し込んだ後でお金を稼ぐ方法はないかと考え、アフィリエイトの勉強をしていたことがあります。

このアフィリエイトの仕組み自体よくわからなかったのですが、インターネットで調べた情報を頼りに、色々と試したことは記憶にあります。

そういえばこの時に、ダイレクト出版さんがアフィリエイターさんに協力を仰いでいると知ったんですよね。それで、ダイレクト出版さんのアフィリエイトプログラムにも加入したんです。

もともとアフィリエイトに興味をもったのは、セルフバックという仕組みでして、

言うなれば、自分で生命保険のセールスを受けるとか、クレジットカードを申し込むとかすると、結構高額の報酬がもらえるという・・・

当時はフロントエンドで赤字を出してでも集客するというような、今となっては当たり前の知識などなかったものですから、

よくわからないけどすごい仕組みがあるもんだな~って思っていました。今思えば、生命保険とかクレジットカードというのは継続的に課金される、使用するものですし、

他社に乗り換えるコスト、いわゆるスイッチング・コストが高いため、フロントエンドで赤字でも後々利益が出るんですよね。なるほど。

それで、セルフバックで10万円くらい稼いでみようと思い、何に申し込もうかなとセルフバック商品を見てみたら、もう100円とか数十円とか、そういうのが結構あるわけです。

コレだと10万円まで結構キツイな、と思い、高額商品はなにかないかな、と探したら・・・生命保険とクレジットカードだったんですよね。

しかしクレジットカードをそうたくさんつくれるのかとビビリ・・・むしろつくってしまったら今持っているクレジットカードの信用度が落ちるんじゃないかと考え、

クレジットカードは1枚だけ申し込み、後は生命保険の営業を4社ほど受けることにしました。

当時の僕は生命保険に加入していなかったので(昔は積立型の生命保険に加入していたのですが、会社への出資金を出すためにやめていたのです)、誰か良いプランをだしてくれる人がいたら加入すれば一石二鳥だな、と思っていましたから、

割と気軽に営業を受けていました。

でもまぁ、当たり前といえば当たり前ですが、どの営業マンも同じ商品を扱っているので、

ある程度ヒアリングしたら似たような商品が出てくるわけです。ですから、差をつけようと思ったらセールスレターと同じように、視点を変えた提案をするか、パーソナリティで売る、つまりこの人からなら買いたい、と思わせるかどうかなんですよね。

一人スゴイ営業マンがいました。こちらの話を聞く前に商品案内を始めてしまい、結局こちらのことをヒアリングせずに商品提案をしてくるという・・・まさにセールスマインドのかけらもない営業マンです。

セールスもセールスレターも基本は同じで、見込み客の悩みの解決ありきなのですけどね・・・セールスマインドを身につければどんなところででも重宝されると僕が思うのは、つまりはそういうことです。

それで、ある営業マンが一人いたんですけど、この人は割と僕の事情をヒアリング後に察してくれて、「あ、コレいいな」と思える提案をしてきました。

他にももう一人、多分億を超える保険商品を売っている人も安心感があってよかったのですが、この方からは一番最後に案内をもらったので、早い者勝ちじゃないですけど、一番最初に良い提案をしてくれた方の生命保険に加入することにしたわけです。

契約前に会った時のことなのですが、

その人がチラシを僕に見せてきたんですよね。多分、どんな仕事で独立するのかをこの人に話していたからだったと思います。それで、「こうしたほうがいい、というアドバイスってありますか?」

と聞いてくるわけです。

この頃僕はすでに12週間コピーを修了し、アプレンティスも1回目の講義が終わっていましたから、ひと通りのセールスコピーに関する知識を持っていました。

それで

自分でもビックリしたのですが、「こうしたほうがいいです、なぜなら・・・」と口から次々に12週間コピーとかアプレンティスとか、12週間コピーの課題図書として読んだ本の知識や根拠が飛び出てくるわけですよ。

まさに、ホットなセールスになったんですよね、コレが。自分で言うのもなんですが、セールスコピーが好きなんだな~と思います、僕自身。

だって、喋り出したらホントに止まらないので。特に今なら、ジョン・カールトンの話をしだしたら、3日間喋り続けても止まらないんじゃないですかね。

好きなことを仕事にした方がいいとか、イヤイヤ!好きなことは仕事にしないほうがいいとかよく聞きますが、

その好きなことを求める市場があって、その市場に対して価値を提供して喜んでもらえるのであれば、

好きなことを仕事にしたほうがいいと思います、僕は。

ホントに好きなことっていうのは、やっていて楽しいので(当たり前ですが)、

なんていうか、ストレスがないんですよね。もちろん、お客さんを選ぶ必要はありますが。

多分本当に好きなことを話す時って、聞く相手からしてみたら、「ああ、彼は本当にコレが好きなんだな。だから熱を込めて喋っているんだな」というのが伝わりますから、

セールスしているんだけどセールスしていません。まさに自分が好きなことで目の前にいる人の役に立ちたいと、そういう気持ちだけで喋り続けることができるわけです。

だからこそ、セールスも成立しやすいわけです。「売ろう」とすると人は基本的に逃げますが、それがないんですよね。だから、逆に向こうから「ぜひ買いたい」となるわけです。

それで実際にコレを体験しました。僕がひと通り喋り終わるのを待ち、その営業マンはぜひ業務提携をお願いします、ときましたので。ビックリしましたね、まだセールスレターも書いたことなかったのに。ある意味、「セールスライターは天職に違いない」って思った瞬間でした。

結局のところ、ダイレクトメール用に3点セット(新規開拓用のセールスレターと自己紹介レター、そしてお客さんの声)を仮で作成し、ターゲットとなる方にヒアリングをお願いしますねと、ダイレクト出版さんの15ステップリサーチを渡し、回答を待っていたのですが・・・

待てども待てども「回答できずにスミマセン・・・」という連絡が数回来るのみだったので・・・僕は受けるのを辞めた次第です。

ちなみにこの時、営業マンから提示された条件は成果報酬だったので、

この経験から、成果報酬は基本的によろしくないやり方だな、と思いました。なぜなら、リスクがないので気軽に頼みやすいゆえ、本気にならないという・・・。もちろん、相手次第ですけどね。

本気度を試すという意味でも、成果報酬でやるなら着手金を払える方がいいと思います。そして、役割と責任を明確にできる方。

結構多いんじゃないかな、と思うのは、役割を分担できない方です。コレはそもそも、ビジネスマンとしてどうなのかな、と思うので、こういう方とは組まないことが正解だと思いますが・・・

ある意味、早めに成果報酬の危険度とか、組むべき相手像がわかったというのは、エライ報酬だと思います。

ちなみにこの営業マンのおかげで生命保険には加入できたので、それは感謝です。家族に対して安心を提供することができました。

次章は、アプレンティス初日についてお伝えしますね。
寺本さんとの初めての会話です。

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