2014年1月半ばころに…
12週間コピーライティング実践プログラムを購入した方々向けに東京の三田で「セールスライターズ・リトリート」というイベントが開催され、参加したところ・・・おそらくアプレンティス2期のセールスを兼ねていたと思うのですが、ココに参加されていたスーパースター製造請負人の増田さんからエライ宿題を勝手にもらいました。コレ、オススメです。
アプレンティス1期が終わり、僕の人生を変えた2013年が2014年に変わって早々、ダイレクト出版さんのイベントである「セールスライターズ・リトリート」に参加しました。コレは「12週間コピーライティング実践プログラム」購入者に向けられたイベントだったと思うのですが、寺本さんとスーパースター製造請負人の治療家増田さん、そして認定セールスライターの方々が、セールスライターの質問などに答えるという企画だったような気がします。
内容そのものは・・・難聴のせいかよく覚えていないのですが・・・ココで初めてセールスプラットフォームを作ろうと思った時に師事した松本さんと出会いました。なんでも寺本さんから受けたインタビューを聞き、僕に会ってみたかったとか(違ったかな・・・)。
その後アプレンティス2期に参加されていたので、コレはエライ責任重大なインタビューだったな、とその後2ヶ月か3ヶ月後くらいに思いましたが。この時はむしろライターとして仕事になりそうな人を紹介したほうがいいのかな、と思ったので、あまり話をせずに「あ、こちらご挨拶されましたか?」とか言って、するっと僕は他に行ってしまったのですが。
このイベントでよく覚えているのは、増田さんが話していた「できる事1000個書き出しなさい」という内容のことなのですが、
なんでも「できる事100個ならだれでも書き出せるんですけど、1000個になると書き出せないわけです。まずは1000個書き出せるようになってから悩みなさい」みたいな話をしていたんだっけな・・・確か。
専門性を決めるとか、どの分野でライターとしてやっていこうか迷っているとか、高額請求できなくて悩んでいるとか、そんな話に対する回答だったかもしれません。
なぜ1000個なのかは僕もよく覚えていないのですが、この時ちょうど経営計画として『日本人が知らなかったフリーエージェント起業術』のワークをやっていたので、できる事1000個書きだすのはコレに近いものがあるな、と思ったんですよね。それで、コレに取り組んでみることにしました。
鍼灸師の先生でもありセールスライターでもある深山さんの好意で、2月か3月に増田さんと会う機会があったのですが、確かソレまでに1000個書き出した記憶があります。
実際、どうやって1000個書き出したかといいますと、とにかく普通に書いたら1000個どころか100個もいかないんですよね。それで、自分では「ズルいな、コレは」と思ったのですが、ものすごく具体的に描写する作戦をとりました。たとえば
「セールスレターを書くことができる」
を
「自己啓発系書籍のセールスレターを書くことができる」
「自己啓発系DVDのセールスレターを書くことができる」
「自己啓発系書籍のセールスレターを書いてCV率を◯%獲得することができる」
「自己啓発系DVDのセールスレターを書いてCV率を◯%獲得することができる」
こんな感じで、書き出していきました。実際とは違いますが、こんな感じです。
それで、最初は「オレ、ズルいな・・・」と思ったのですが、実はこの具体的に明確に書き出していくことに1000個書き出す意図があったのかな、と気づきました。
というのも普通、「野球ができる」とか「サッカーができる」、せいぜい「ピッチャーができる」とか「フォワードができる」でできる事を考えなくなると思うのですが、コレだと自分の強みを他者と比較することができないんですよね。
当たり前ですが、「野球ができる」人よりも「ピッチャーができる」人のほうが少ないわけです。さらに絞り込んでいくと、「フォークを投げることができる」「10種類の変化球を投げることができる」「150キロのスライダーを投げることができる」など、より具体的にすることが可能なわけです。
絞って絞って絞り切ると、自分の強みがたくさんあることに気付きます。その中には他者と同じものももちろんありますが、単独でも、もしくは組み合わせることで、自分という「特長」に気づくわけですね。他者よりも長所となるものに。
すると、どの市場、マーケットを狙えばいいのか、自分に見合うマーケットがどこなのかがわかるようになります。
コレに気付いた時(もちろんこの時は推測なのですが)、増田さんはスゲーな、って思いました。できる事1000個書きだすということは、自分の過去、経験を振り返るってことです。じゃないと「できる事」は書き出せませんから。この経験を振り返るってなかなかやりませんよね。面倒くさいというか、シンドいというか、自分と向き合うのがイヤというか。
でも、経験を振り返ることで自分がどこで勝負できるのか、自分はどこでなら受け入れられるのかがわかるわけです。
コア・バリューの発見やマスタープラン作成(この時は既にかきだしてあったので改良ですね)、そして『日本人が知らなかったフリーエージェント起業術』のワークをやるのに、この気付きはエライ役に立ちました。
それで、深山さんと増田さんと食事をした時、確か二次会的に行ったシガーバーでだったと思いますが、増田さんに聞きました。
「できる事1000個書き出しましたが、コレは自分の得意なことを発見させる、自分が勝負できるスキルとか分野を発見させるという意図があったのですか?」
すると増田さんは、
「実はそれだけではないんです。それだけで考えるのをやめたらダメです。もう一つ意図があって、自分の得意なことがわかった、じゃあその得意なことで稼げるだけのマーケットが存在するかどうかを確かめるためでもあるんですね」
と回答してくださいました。なるほど~という感じです。よく得意なことでメシを食いたい!って方はいらっしゃいますが、増田さんはそれだけだと厳しいかも、と考えているんですね。だからこそ、その得意なことをより明確にさせて、かつその得意なことが受け入れられるだけのマーケットが存在するかどうかを確かめなさい、というワケです。
増田さんの言葉の節々に、増田塾をはじめとする方々が「ちゃんと稼げているか?」と心配する雰囲気を感じ取れるのですが、自分がお金でかつて苦労しただけあって、エライ優しいんですね。
言動は過激に思える方もいらっしゃるみたいですが、ファンになったらもう一生付いて行きたくなるような、そんな人です、増田さんは。
自分の脳を整理するためにも、できる事1000個書き出しはオススメです。ちなみにコーチングプログラムでは、このできる事1000個書き出しは、必須プログラムになっています。
次章は、アプレンティス2期のスタートをお伝えします。
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