非日常から日常へ
今日帰国する、という現実を感じられぬまま、みみさんの家で物思いに耽る。6時。みみさんが眠い目をこすりながら、見送ってくれる。そして、握手を交わした時に一言。
今日帰国する、という現実を感じられぬまま、みみさんの家で物思いに耽る。6時。みみさんが眠い目をこすりながら、見送ってくれる。そして、握手を交わした時に一言。
私が旅で出会った人達。他の旅人が出会った人達。それらの人々は、皆違う人々だ。本人の持つ性格や置かれた状況に応じて、たとえ別の旅人が同一人物と出会ったとしても、その旅人に与える影響は、違うものだろう。実は普段の生活においても言えることだ。
エーとですね。あらかじめ伝えておきたいことがあるんですが、私はそんなに気が多いほうではないと思っています。皆さんは、こんなこと考えたことありますか?他愛もないコミュニケーションをとるなら、異性の方が楽しいと。
日本に帰る準備を始めています。自業自得というか荷物は当初より増えてしまい、こりゃパッキングが大変だなぁ。
みみさんからの紹介で知り合った、クソンとトゥックと夕食を。華僑の方なので、見た目はタイ人に見えない、だけど、タイ人なんだよなぁ。
携帯の番号が書かれた一枚の紙。それをベッドで横になって眺める。彼女のメールは友人も知らないと言う。メールならば、気が楽だった。英語で筆談ができる女性だったから。しかし、手元にあるのは携帯番号。私に残された連絡手段は、電話しかない。
意を決して、お店の人に彼女のことを聞いてみることに。「Can you speak English?」「A little bit.」「Me too. Is here Nam?」「・・・!O.K!」
腹を壊すこともなく、無事にチェンマイへ。トゥクトゥクの運転手との値段交渉に懐かしさを覚える。
再び、チェンマイに行って来ます。ドキドキ。
音楽が盛り上がるにつれて、私の脳裏に浮かぶシーン。「絶対ここで、何かある!」