オペラ。そしてサウンドオブミュージックの世界へ。

一人旅のススメ
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夕べは、オペラに。

時間があったので開演4時間前から並んでしまいました。

洋子さんの指示どおり、「ガレリー」という立ち見席の
チケットを2ユーロで買ったのですが、
なぜか、ステージ目の前(といっても距離はありますが)の
立ち見席へ!

肝心要の洋子さんを発見することはできなかったのですが、
ヨーロッパ社会の一端に触れた気はしました。

オペラ会場はとにかくでかいんです。
そこにあらゆる階層の人がいる。

立ち見席でラフな格好をしている人もいれば、
立ち見席でも正装をしている人もいる。
そして、ボックス席やステージ前でオペラを楽しむ、
ダンディズムあふれる人。

ここでは、目にみえるはっきりとした違いがあって、
それを気にしている人はいないのだろうけれども、
それこそがヨーロッパという地域を特色づけているのかも
しれないなぁ。

「階級」が存在している、ということ。

同じ芸術を楽しめるのだけれども、
空間が違う。

とても、面白い会場、そして舞台でした。

ところで、その後は?

体調がやはりすぐれないので、
スウェーデン行きは断念しました。
で、明け方発の列車で「ザルツカンマーグート」へ
行くことに。

ところが!
この日はホテルに泊まらなかったので、
当然どこかで時間を調整しないといけないのですが、
ウィーン西駅は閉まってしまうのですね。
駅員さんに追い出されてしまったので、
駅そばのベンチでホームレス体験。

自分と同じような人もいたので、ちょっと安心。
こうしてみると、新宿とかと変わらないなぁ。

ザルツカンマーグート。
空気がきれいで、美しい!
サウンドオブミュージックの舞台なのですが、
私はそこでは登場しなかったかもしれない、
「ハルシュタット」という町へ。

ここは湖の上に家が建っている!
というと言い過ぎですが、
湖際は本当にそんな感じです。
確かここも、世界遺産に登録されていたかな。

駅から船で、町に渡るのですが、
駅を降りたときの感動で、一本船を逃してしまったのは痛かった。
結局1時間、何もない駅で時間をつぶさなければならなかったので。

韓国のバックバッカーとおしゃべりした後、
ハルシュタットを後にすることに。

いっしょに船に乗り合わせた少年が、
スナフキンのような格好をしていて、
「ああ、素敵だ。」
とかつぶやいていたのですが、
その子はいじめられっこのようで、
いじめって、どこにでもあるんだなぁ、と。

さて、明日はどこにいるんだろう?

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