ウィーンのかっこいい日本人。

一人旅のススメ
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いましたよ!ウィーンにもかっこいい日本人が!

夕べはかねてからの予定通り、
上野洋子さんとお会いできました。
荒木さんの彼女ですね。

洋子さんがあらかじめ下見に行ってくださった、
料理屋で念願のヴィーナーシュニッツエル(確か)という、
カツレツを食べることができ、とりあえず、
ウィーンを感じることができました。

どのくらいかな?お店で3時間くらい話し込んだかな。
ウィーンでの文化から、旧東ヨーロッパのご友人の話、
ポルトガルがお気に入りなこと、そしてプラハを
絶賛していたこと。
本当に多岐に渡るいろいろな話を聞かせていただきました。

話を聞いていて、
プラハは今回は無理そうだけど、ポルトガルにはいけるかなぁ、
とか思っちゃいましたね。
そうそう。この日記でラピュタのことを2回くらい引用していますが、
どうもそのモデルとなる島がフランスのどこかにあるらしいのです。
荒木さんが行ったことあるらしいので、聞いてみなくては。

宗教に関する洋子さんの見聞談はとても勉強になりました。

オーストリアではカトリック教徒が全体の90%を
占めているとのこと。
彼らはとにかく神を信じる。
自分自身では解決できない問題に出くわすと、
「神が与えた試練だ」
とかいう感じで、とにかく神を信じている。

でも、それは言い方をかえると、
自分で考えることをある意味放棄している気もして、
他者に責任を転嫁しているんじゃないかと思う。

イスラム世界でもそれは同じことで、
キリスト教とイスラム教が世界の中で大きな力を持っているのは、
彼らが信じる神の、
そのあまりに強大な力にすがったほうが、
人間としての生活が楽になるからこそ、
それを信仰する人が多いから、なのかもしれませんね。

民主主義も資本主義も、
キリスト教がなければ、生まれなかった体制だといいます。

私はキリスト教徒ではないけれど、
彼らが生み出した社会に生きている。

私はキリスト教徒ではないから、
悩みが生じたときに自分自身で解決しようと試みる。

自己の中に悩みが生じたときに、
それを自分で考え、時には本当に精神が滅入ってしまう
日本人はとても多いけれども、
彼らの、自分の中に救いを求める思考は、
私はとても好きだ。

・・・もっと、宗教を知ろうと、改めて思いました。

洋子さんの、特に印象的だったこと。

このセリフかな。

「歌を歌うことで、お金がもらえて、
本当に、幸せだと感じたんだ。」

そう話す洋子さんは、
とてもエネルギッシュで、でも謙虚で、
体中から「歌でメシ食えて幸せだ!」と
いう信号が発せられていて、
その瞬間の素敵な笑顔は、
タダモノジャナイな、と感じましたよ!

楽しく生きている人は、
皆が素敵な雰囲気を持っています。
それに触れると、
周りが元気になってくる。

洋子さんは、そんなパワーをもった方でした。

ところで!
今日の予定はどうなったのかって?

実は、オペラを観に行くことにしました!
本日、洋子さんが出る本番があって、
それが悲劇で面白そうなのですね。

ウィーンに来て、音楽に接さないのもさびしいので、
ちょっと行ってきますね!

そうそう!
洋子さん!おにぎりご馳走様でした!
一個食べて眠るつもりが、
思わず全部食べちゃいましたよ(笑)。
あの三角形と大きさは、芸術でした!
とても、おいしかったです!

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